4月18日の深夜に放送されたCSチャンネル・パラダイステレビの生放送番組『脱衣麻雀』に、元俳優の黒田勇樹が出演した。この番組は収監される前の堀江貴文（ホリエモン）氏が出演するなど、ワケあり著名人が登場することで知られている。
黒田勇樹は日本アカデミー賞新人賞も受賞したことのある元俳優で、昨年7月に歌手の中村瑠衣と結婚したものの、DV（家庭内暴力）などが原因で、現在は離婚調停中だ。フリーランスになって以降は“ハイパーメディアフリーター”というよくわからない肩書きで、活動の場を主にネットに移している。
打ち合わせのときからビールを飲み、放送開始のときにはすっかりできあがっていた様子の黒田。放送中もアルコール片手に麻雀を楽しんでいた。「酒、オンナ、カネの順番でだらしないんだよ～」と自嘲気味に語っていたが、なるほどという感じである。
『脱衣麻雀』は、脱衣麻雀ゲーム同様に画面の正面には視聴者の手配が表示され、座卓に黒田とAV女優・小滝みい菜ちゃん、まりあちゃん、りさちゃんが鎮座する形でスタート。一般視聴者は生放送中に電話で直接指示を出し、それに応じてスタッフが牌を打ち、アガリを目指していく。
参加者たちは、持ち点30000でスタートし、女の子は点数が25000点、20000点など5000点単位で下回るごとに1枚ずつ服を脱いでいく。最終的に脱げなくなった状態（生放送なのでパンツが脱げない）で更に負けた女性雀士は、エロ罰ゲームを科せられるのだ。
しかし黒田だけは負けても脱がない。男に脱がれても視聴者が困る。彼が規定の点数を下回った場合は、タッグを組んでいるAV女優の小滝みい菜ちゃんが代わりに脱ぐ。ホリエモンは出演時に美女のオッパイをうれしそうに揉んでいたが、黒田は「裁判中じゃなければ、オッパイ触るのに～」と最後までオッパイに触れることはなかった。もしかしたら、俳優だった最後のプライドが残っていたのかもしれない。とはいえ、負けるたびにみい菜ちゃんのブラジャーのホックを外してあげたり、ローターのスイッチを持って強弱をコントロールするなど、積極的に番組には参加していた。
みい菜ちゃんとリサちゃんは早々と脱がされてしまったが、もうひとりの女性雀士・まりあちゃんはスタッフも驚くほど強く、放送開始2時間半経っても服を着ている状態だった。まりあちゃんを脱がすべく張り切っていた黒田もすっかりあきらめモードに入り、「オレが勝ったら飲みに行く？」とパートナーであるみい菜ちゃんをクドきに入る始末。
しかし、何が起こるかわからないのが麻雀というもの。放送終了時間が迫るなか、立て続けにまりあちゃんが点数を失い、ついに3人のオッパイが拝める状態となった。黒田はというと、「毎週参加してもいいかも」「こんなに長時間オッパイに囲まれたのは初めて」などと終始ご機嫌だった。また、リサちゃんのきれいなピンクの乳首に対して「感度は、小学生高学年クラスでは？」と不思議な問い掛けをするなど、オンナ好きの本性を隠すことはなかった。
（文＝上条泡介）
