松嶋菜々子、竹内結子、紗栄子…セレブ過ぎるママタレたちの教育事情

matunana0308.jpg※イメージ画像:『Grazia 2009年8月号』講談社

 ママタレが大繁殖した昨今、芸能活動をしながら子どもの教育に熱を入れるタレントが増えている。巷では長引く不況の影響もあってお受験ブームや教育ママは衰退傾向にあるようだが、やはり芸能界は別格。子どもの教育に対するおカネの使い方はハンパではないようだ。

 「週刊女性」(主婦と生活社)が報じたところによると、松嶋菜々子・反町隆史夫妻は松嶋の強い意向により、子どもが小学校に上がる前からお受験を開始し、名門・慶應義塾幼稚舎に多くの合格者を出している“伝説のお受験教室”に通わせていたという。この教室はカリスマ校長が子どもの個性に合わせて指導することで有名だが、週2回の指導と補習で授業料は年間300万ほど。恐ろしい額に仰天してしまうが、楽天の三木谷浩史社長や清原和博もこの教室に子どもを通わせていたという。残念ながら、松嶋・反町夫婦の長女は慶應には合格できなかったが、某名門女子校に合格。07年に生まれた次女も、とっくにお受験を始めており、名門小学校への入学を目指しているという。

 このような松嶋の教育ママぶりは業界でも有名のようだが、同じ女優では竹内結子も教育熱心で知られる。元夫・中村獅童との間にもうけた長男は小学生になったが、塾には行かせておらず、代わりに月60万円で個人指導を受けさせているという。年間で720万円の計算になる破格の指導料であり、子どもの教育に並々ならぬ情熱を傾けていることがうかがえる。

 教育ママとは正反対のヤンチャなイメージが強い土屋アンナも、実は素顔はセレブ志向で教育熱心。2010年に生まれた次男は東京・西麻布にある個別指導の幼稚園に通っており、授業料は年間200万円といわれる。ネット上では、長男・澄海(スカイ)くん、次男・心羽(シンバ)くんの名前が“DQNネーム”とも揶揄されていた土屋だが、子育てに懸ける情熱は相当なものであるようだ。

 また、子どもの進学先にインターナショナルスクールを選ぶ芸能人も増えている。英会話が身に着くのはもちろん、外国籍の親が多いため芸能人でもあまり気を使う必要がなく、一度入れば中学校まで進学できる場合が多いためお受験からも解放されるというメリットがあるようだ。

 セレブママの代表ともいえる紗栄子も、2人の息子を某有名インターナショナルスクールに通わせているという。この学校は年間200万円以上という高額の授業料が掛かるそうだが、元夫・ダルビッシュ有から月約200万円、年間にして2400万円の養育費を受け取っている紗栄子ならば十分に支払えるというワケだ。木村拓哉・工藤静香夫妻も、娘2人をそろって「A」というインターナショナルスクールに通わせている。この学校は先生の多くが外国人で園児も半分近くが外国人、学内に一歩入ったら日本語禁止という徹底した教育ぶり。セレブ学校としても知られ、宇多田ヒカルが通った母校でもあるが、授業料は年間300万円近くと高額だ。

 自分が芸能という不安定な仕事で勝負してきたからこそ、タレントたちは子どもが生まれるとカネに糸目を付けずに教育熱心になるのだろうか。いい学校に入れば必ず成功するという時代ではないが、自身が多忙なだけに教育環境だけは整えてあげたいという親心もあるだろう。その期待を背負った子どもたちが、のびのびと立派に育ってくれることを願いたい。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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