ダンスボーカルユニット「GENERATIONS」のパフォーマー・白濱亜嵐(19)とのお泊まり愛を「週刊文春」(文藝春秋)に報じられ、衝撃的な丸坊主姿で謝罪したAKB48の峯岸みなみ(20)。丸刈り謝罪は海外でも話題になり、謝罪の模様を収めたYoutube動画は、公開された先月31日から削除されるまでの3日間で700万回以上も再生された。
同時に研究生への降格処分を受けた峯岸は、今月5日に東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた研究生公演にカツラ着用で初出演。ファンの前で一連の騒動を「すみませんでした」と謝罪し、研究生として公演をこなした。その後も研究生公演に出演している峯岸だが、公演を配信しているサイトに掲載された手書きメッセージが「病んでいる」とファンの間で心配されている。
それは17日の研究生公演後のメッセージとして掲載されたもので、峯岸は「いろいろなことを考えすぎて うまく身体や顔が動かなくなることがあります。とにかくひたむきに…精一杯取りくみます。」と書かれている。一生懸命さが伝われるメッセージではあるが、「うまく身体が顔が動かない」という部分が少し気になるところだ。
これを見たネットユーザーからは「うつ病なんじゃ…」「精神的にヤバそう」「休んで病院に行った方がいい」などと彼女の精神状態を心配する声が上がっている。また、熱心なファンからは「うつ病に『がんばれ』は禁物。みぃちゃんに言ったらアンチ判定するからな」「坊主にしてケジメをつけたのにまだ批判されるなんて…世界中が敵になっても俺はみぃちゃんを応援する!」といった熱いコメントも書き込まれている。
その一方で、AKBファンの間では「峯岸がいると研究生公演のバランスがおかしくなる」」「配信のカメラが峯岸を抜き過ぎ」「研究生公演に峯岸いらない」などといった批判も噴出。いまだに「恋愛禁止ルールを破ったんだから丸刈りじゃなくAKBを辞めろよ」といった声も収まっていない。丸刈り謝罪そのものに関しても「やり過ぎ」「海外に紹介されて恥ずかしい」などという批判があり、彼女の立場は非常に微妙なものになっているようだ。20歳という若さでこのような批判を受け続ければ、精神的にバランスを崩してしまう可能性も十分にあるだろう。
こういった時にメンバーをかばってきたのは、AKBメンバーの父親代わりともいえる総合プロデューサーの秋元康氏。現HKT48の指原莉乃が過去の恋愛をスッパ抜かれ窮地に陥った時には、ラジオの生番組でHKT行きを発表し、新たな役目を背負わせることで彼女を救った。また、3年前の秋元才加の“自宅お泊りデート騒動”の際には、チームKのキャプテンを辞任させ、東京マラソン完走をみそぎにしてキャプテンに復帰させるという道筋をつくった。昨年9月に起きた前田敦子のケツ出し泥酔騒動では、インタビュー記事で「普通の大学生にありがちなこと」「普通はあんなにいいカットは撮れない。それも含めて(前田は)すごいと思う」と全面擁護している。
だが、峯岸のスキャンダルに関して秋元氏はほとんどノータッチを貫いている。一部ファンの間では「秋元は相当怒ってるんじゃ…」との推測もされているようだ。
「秋元氏は『イエローカード』という言葉をよく使い、それまでスキャンダルの影がなかった指原や秋元才加に関しては、イエローカード1枚目だったのでセーフという判断をしていました。しかし、峯岸はAKBの合コン仕切り役として有名であり、今までも記事にならなかっただけで男遊びが激しかった。秋元氏としては、かばい切れないということでしょう。ワタナベエンターテインメントで大事にされている柏木由紀を合コンに誘って、それがスクープされてしまったことも大きなマイナスになっています」(芸能関係者)
今までのスキャンダルがあった有力メンバーとは明らかに扱いが違っている峯岸。研究生降格や丸刈りよりも、秋元氏に見放されたことの方が精神的ダメージが大きかった!?
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)