AV撮影現場にリムジンでやってくる本物セレブお嬢様がまさかのAVデビュー!!

eichi_san_0104_fin.jpgおっとりした性格はお嬢様ならでは? 天然M素材っぽい(笑)

──初撮影の前日は眠れましたか?

「眠れませんでしたね。身を任せようとは思っていたんですけど、ドキドキしてしまって。でも、知らないことに挑戦するのが好きなので、いい意味でのドキドキですね」

──度胸があるんですね。これまでAVを観た経験は?

「あまりないんです。でも、以前お付き合いしていた男性の中に1人だけAVが好きな方がいまして、その方が持っていた作品をこっそり観たことがあります。吉沢明歩さんという女優さんが好きだったようで、結構持っていたんです」

──嫉妬心から見てしまったの?

「その逆で、そんなに素敵な女性ならマネしてみようと思ったんです。でも、とっても過激な内容で、とても私がマネできるレベルのものではありませんでした。テクニックや体位の凄さに圧倒もされましたし、途中から恥ずかしくってなってしまって、それ以来観ていないんです(苦笑)」

──そんな『AV女優』にご自分もなられたわけですが、プロ意識は湧いてきました?

「いえいえ。今でも、同じ次元の方々とは思えないし、まだまだ肩を並べることはできないと思っています」

──謙虚なんですね。

「私の場合はAV女優さんになりたいというより、自分の知らなことを知りたいという意識の方が強かったんです。だから、初撮影の前日も緊張ではなく期待の方が強かったんですよね。でも、いざ当日を迎えたら自分でもビックリするくらい緊張してしまったんですけど…うふふ」

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──何に一番緊張したの?

「それまで皆さん笑っていたのに、急にシーンとしてしまって、空気感が変わったんですよね。本番なので当たり前なんですけど、その時はとても驚いてしまって、急に緊張してしまったんです」

──デビュー作の撮影で、一番緊張するのがオナニーだと聞いていますが、英智ちゃんはどうでした?

「緊張しましたね。こんなに人に見られながらしたことがありませんので。他は男優さんにリードしていただけたんですけど、何をしていいのか分からなくって…。プライベートでもしませんし、オモチャの迫力にビックリしてしまって上手くできませんでした」

──何に驚いたの?

「見た目がグロテスクですし、音も凄くって。いっぱいいっぱいになってしまったんです。でも、使っているうちに気持ちよくなってきて…うふふ…はまりそうです」

──フェラのテクニックを披露するコーナーもありますが、フェラは好きですか?

「ご奉仕は好きです。初体験から少し経って初フェラをしたんですけど、最初はためらってしまってできなかったんです。薄暗くしてもらっていたんですけど、目の前にでてきたらどまどってしまって、30分くらい迷ってました」

──その間、彼はどうしてたの?

「辛抱強く待ってくれていました。初めて同士だったので、お互いにどうしたらいいのか分からなくって、どうしたらいいとか教えてくれなかったんです。でも、頑張ってしてみたら彼がとっても気持ちよさそうな顔をしたので、2回目からは進んでするようになりました…うふふ」

──テクニックも自信がある?

「いいえ、自己流ですから。撮影で初めてフェラだけで発射までしたんですけど、怖くって目を瞑ってしまいました。それ(精子)自体じっくり見たこともなかったのに、いきなり顔の上に乗ってきたので余計に驚いてしまって。匂いも初めて知りました」

──どんな匂いだった?

「タンパク質の匂い…なのでしょうか? 独特な匂いですよね。この時はいい匂いとは感じませんでしたね」

──期待していた男優さんのセックスはどうだった?

「これまでお付き合いした人と違って、女性の気持ちいい場所を知っているんだろうなと感じられる、とても素晴らしいセックスでした。挿入も強弱があって、当たる場所も違っていましたし、気持いいと思った瞬間に、さらに奥までぎゅっときてくれたんです。途中から放心状態になっていましたね」

──我を失って逃げたくならなかった?

「そこまでは思いませんでした。これも人生経験かなって思っていたので。でも、プライベートでは思ってもみなかったことばかりで、本当にみんなこんなことしてるのかなって驚いてしまいましたね。今、思い返すとず~っと驚いてばかりだったと思います」

──何に一番驚いたの?

「顔射です。初めてでしたし、したいと言った人もいなかったので。しかも、この男優さん。凄い出る人って聞いていたんですけど、まさかこんなにもだなんて思ってなくて。顏にかかった時、とても熱くってそれも驚きました」

──改めてAV界とはどんなものだと感じましたか?

「ただ興奮に身を任せているだけではいけないと知りましたし、女優さんたちはみなさん見えない苦労をされていたんだなと思いました。撮影自体も時間をかけて丁寧に撮っていますし、台本まであって驚くことばかりでしたね。2日間、あっという間に終わっていました」

──そんな衝撃的な2日間を終えた翌日はどうやって過ごしたの?

「全身が筋肉痛になってしまったので、マッサージに行きました。まさかセックスしてこんな風になるとは思っていなかったので、とても反省しました。今は、セックスの前には準備運動をして体をほぐしてから臨むようにしています(笑)」

──さて、今回のデビューは花嫁修業の一部ということですが、ある程度まで撮影を済ませたら結婚する予定ですか?

「いえいえ、まだ結婚は現実的には考えられませんね。まだまだ修業を続けたいと思っています」

──では、今後はどんな修業をしていきたいですか?

「ソフトSMです。口を押えられたことがあって、それが凄く興奮したんです。これまで手首すら縛られた経験がないので、凄く興奮しちゃうんじゃないかなって思うんです。詳しくありませんので、具体的にどうして欲しいというのはこれ以上は分からないんですけど、たくさんの人に応援して貰えるようにマイペースながらも頑張っていけたらいいなと思います」

──最後にメッセージをどうぞ!

「そうですね…。撮影をしてみてAV女優というお仕事にも興味が湧いてきたんです。ですので『女優として成長していく過程を見守っていて下さい』と、お伝えください」

──お伝えくださいって、一体誰に?

「あ、この記事を読んで下さっている読者さんに…です。本当に何もわかっていなくってごめんなさい(照)」

 最後の最後まで、一般的な新人AV女優っぽさを感じさせなかった英智ちゃん。AVのジャンルの一つにドラマものがあることを伝えると「滅相もございません。私なんかに演技はできないと思います。ドラマや映画は見るものであって、もし、私が演じることになるならレッスンから始めないといけません」との事。やることも考えていることも、スケールの大きなお嬢様が、今後、AV界の荒波にもまれどう変わっていくのか。それとも、案外あっさりと波を乗りこなしてしまうのか? 一体、どんな進化を遂げるのだろうと、期待に胸が高鳴るばかりである。
(取材・文=文月みほ/写真=渡部幸和)

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