※イメージ画像 photo by Save Britain Money from flickr数年前は、何カ月に一度行われていた「街コン」も、いまや毎週のように様々な地域で行われるようになった。それも、横浜や池袋などの大都市だけかと思いきや、筆者トビタの地元（駅前にはチェーン居酒屋が2つというド田舎）でも開催されているのだから驚き。これから数年は、男女の出会いにおけるスタンダードとして街コンが幅を利かせることは間違いない。
だからこそ、「女の子と出会いたいがチャンスがない」と嘆く男子にとって、街コンはこれ以上にないイベント。婚活パーティよりずっと間口が広く、世間的な認知度も高いため、極めて参加しやすいはずだ。
しかし、いや、だからこそ街コンでは気を引き締めなければならない。街コンに行けば色々な女性に出会え、アドレス交換も容易に行える。が、参加している女性の中には、手を出さない方がいい「地雷女」も多数存在するのだ。今回は、そんな地雷女の行動パターンを例に挙げ、見極め方を考えたい。
そもそも、街コンにおける地雷女とはどんな人物か。それは決して、男からお金をふんだくる、詐欺に引っ掛ける、売名行為に利用する、なんて女のことではない。街コンに潜む地雷女とは、「街コンでの出会いにすがらなければならないほど、問題あり」あるいは「友達のサポートで来ている（＝街コンで出会う気は更々ない）」人物のことだ。
これほどまでに街コンが盛り上がるのは、日頃から出会いの無さを嘆く女子たちが気軽に参加できる点にある。しかも、街コンは労せず出会えるよう、スタッフが自動で男女を引き合わせてくれる。声をかける緊張や誰とも話せないリスクが存在しないことこそ街コンのメリット。だがそれゆえに、「街コンでの出会いにすがらなければならないほど、問題あり」な女性が参加するのだ。
そしてもうひとつ。そのような、恋愛に苦しむ女性は当然ながら単独参加はできない。必ず他の女友達を誘う。だが、もし複数で参加する場合、一緒に参加する女性が「彼氏と別れて3カ月の恋愛経験豊富。容姿はまあまあ」な女性だったらどうだろう。恋愛に苦しむ女性は自ら連れて来た友達のせいで、まったく無意味な時間を過ごすことになる。また、2人とも彼氏が欲しいと獲り合いになってしまう可能性もある。
となると、そこで考えるのは「彼氏あり」の女性や「好きな人がいるため、出会いに興味のない」女性に参加してもらうこと。もちろん、街コンに誘う際に「お願い、一緒に来て～」といえば、女友達も自分の役割をしっかり理解してくれる。さらに、女友達の外見が低レベルだと男性から注目されないが、1人でも可愛い子（しかも出会いに興味なし）を連れていけば、話す機会は増え、さらに友達に邪魔されることもない。
このようなことから、街コンには地雷女がたくさんいるのだ。しかし、今まで挙げた内容をしっかり心に留めておけば、地雷女を見抜くことは決して不可能ではない。
地雷女のパターンとして、まず、容姿はきれいなのに、執拗に自分を卑下する女。「全然モテないですよ」とか「彼氏はもう何年もいないです」なんていう場合は、可能性が高い。これはおそらく「理想が相当高い」タイプで、自分の好む男性とまったく出会えないため、街コンの出会いにすがっている。男たちはラッキーだと考えて軒並みアプローチするが、このような女性はそう簡単になびかない。
また、上の女性も含まれるが、彼氏歴を聞いた時、「もうずっといないよ」と言ってくる女性。続けて「え、『ずっと』ってどのくらい？」と聞くと「えー、もう分かんないな」とか「言いたくないよー」なんてごまかしてきたら、これは完全な地雷女。おそらくまったく交際経験のない処女か、かろうじて手を握ったことがある程度だろう。たとえ街コンで手軽に女の子と出会おうと思っていても、こういう人に手を出せば、結果的にベッドインまでは半年以上かかることになる。
この2つは、「街コンの出会いにすがらなければならないほど、問題あり」な地雷女のパターンだ。
やや難しいのは、友人のサポート役で参加してる場合。つまり「街コンで出会う気など更々ない」地雷女。このタイプを見極めるには細かな観察が必要で、たとえば喋るごとに「ね？」と友達に同意を求めたり、席に座る際、もう1人の友達に「奥行きなよ」と促したりするような女性。さらに、趣味などの話で「私はスポーツ得意じゃないけど○○はよくやるよね？」なんて矛先を友達に向ける女性。これらは地雷女のサインといえる。
いずれにせよ、街コンのような出会い系イベントは、容易に出会いやすい半面、恋愛弱者が多数参加しているということを肝に銘じておくことが大切。よく見極めないと、地雷女に引っ掛かる可能性があるのだ。
（文＝トビタシンイチ／ブログ「トビタシンイチのエロ探検記」）
トビタシンイチ（とびた・しんいち）
日夜エロネタを求めて風俗・合コン・ナンパに挑むエロ探検家であり、ライターとしてさまざまな失敗エピソードを紹介している。国内有数の早漏男子という顔も持つ。
