フィリピン在住・ことぶき太郎が綴る、フィリピーナの魅力発見
「快感体験観察日記第15弾!」
フィリピンの文化は、ハロハロ文化だという。ハロハロ、つまり混ぜ合わせということだ。700以上の島からなり、多民族がそれぞれの言葉を持つ。そこに、マレー民族・スペイン・アメリカ・中国・日本の影響があるのだから、ハロハロになるのも当然である。
性文化に関しても、ハロハロのような気がする。
民族の血を残すという意識の生殖活動に、スペイン風の快楽を楽しむことが加わり、中国風の独占性欲や日本の表に現さない性生活、あけっぴろげなアメリカ風が混ざっている。そこに、古イスラム文化の一夫多妻的な考えと、ローマンカトリックの影響が入っている。ハロハロの二乗・三乗だ。
某国のカトリック系神父さんが、某新聞の日曜版でとてもいいことを毎週掲載していた。読むのが楽しみでもあった。ところが、知人の神父さんに聞いたところ、その神父さんは、夜になると置屋の経営者に早変わりし、女の子の斡旋をしていたのだという。知人の神父さん曰く、貧しい女性を助けているという点では、善を施しているという。そうしなければならないのも、フィリピンの文化なのですよ、と。
文化か?…なんだか、よく分からない。
快感体験家としてはありがたい話であるが、心の内面や生活の影響などを考えてしまう観察家としては、納得いかない面がある。
スペイン系のお姉ちゃんとやったことがある。
納得いかなくても、やっちゃうことによって納得する場合があるのだが…オレのせがれにも困ったものだ。
一昨年のクリスマスパーティーの日だった。友人知人そのまた知人と、大勢集まったパーティーであった。
そのお姉ちゃんは、司会兼歌手ということでパーティーを盛り上げた。
スレンダーな身体に紫色のミニワンピースをまとい、綺麗な脚を惜しげもなく出していた。
パーティーが終わった後、誘われて飲みに行き、そのまんまお姉ちゃんの泊まっていたホテルで一緒にお寝んねしてしまったのだ。
シャワーを浴びた後も、根っからのエンターテイナーなのか、タオル一枚でダンスを披露してくれた。
漆黒の髪の毛とはこのことだろうか。ややカールした長い髪が、背骨の浮き出た背中や肩にくっついている。
眼は二重か三重か、大きくて瞳が黒く光っている。鼻筋が長く整い、口はやや大きめで、あごがすーっと尖っている。本人も言っていた通り、あきらかにスペイン系と分かる。
踊りながら、タオルを広げて見せるおっぱいは、ツンと上を向き、やせて引き締まった身体には不釣合いなくらいに大きい。腰骨の位置が高いからか、ウエストからヒップにかけて大きく張り出していた。
長い脚が形良くのび、脚の付け根の黒い茂みは、形良く手入れがされているようだ。
これもスペイン文化の創造物か、などと考えながら鑑賞していると、大きな声で笑いながら、オレの座っていたベッドに飛び込んできた。
日本対スペイン文化セックス一回戦、スタートだ!