愛情はあるのに…あびる優が結婚できないワケ

※イメージ画像:『NAIL VENUS 2012年10月号』
実業之日本社

 今年、結婚が期待されていたカップルのひとつ、F1レーサーの小林可夢偉とタレント・あびる優。交際が発覚した当初は「仲のいいお友達のひとり」とされていたが、あびるがイベントなどでたびたび交際順調をアピールし、可夢偉のレースの応援に駆けつけるなど、いつの間にか周知のカップルになっていった。

 だが、プライベートの順調ぶりとはうってかわって、可夢偉はレーサーとして窮地に立たされている。F1に日本人としてただ一人参戦していた可夢偉だが、18日に来年のF1参戦を断念したと発表。3年間所属していたザウバーから10億円の“持参金”を求められたが、資金が思うように集まらなかったようだ。

 F1はチーム運営に年間で数十億円という莫大な費用が掛かるスポーツであり、チームが十分な資金を集められない時は、ドライバーがお金やスポンサーを集めなくてはならない。F1ドライバーはただ速ければいいというわけではなく、運転技術と同等に資金集めの能力も求められるのだ。可夢偉は募金サイト『KAMUI SUPPORT』を立ち上げ、ファンからの募金で1億円を超えるお金が集まったが、それでも遠く及ばなかった。

 「勝てるチーム」にこわだっている可夢偉は、他のトップチームへの移籍も模索したが手は上がらず、このまま浪人すると見られている。あびるは恋人のピンチに甲斐甲斐しく立ち回り、自分も募金した上で知り合いの社長らに声をかけまくっていたという。あびるの愛情が感じられるエピソードだが、スポンサーが集まらなかった原因は彼女にもあるとも指摘されている。

「2010年にあびるとの交際が報じられて以降、可夢偉は単独インタビューなどの取材をほとんど受けなくなった。交際について触れられたくないという気持ちがあるのかもしれませんが、メディアに露出して認知度を上げなければスポンサーはつきません。相手が芸能人でなければ、こんなことにはならなかったでしょう」(スポーツジャーナリスト)

 とはいえ、可夢偉のサポートのために必死に動いたあびるの気持ちは本物だろう。この愛情にほだされて結婚ということも考えられるが、一部週刊誌はそれを否定する記事を掲載。可夢偉の友人のコメントとして「可夢偉は友達には『結婚は絶対ない』と言っています。優ちゃんは結婚したそうだけど、可夢偉は“デキ婚”にならないように気をつけているみたい」と記されている。

 これを気にしてか、あびるは14日に出席したイベントで取材陣から結婚について聞かれると「今の形は今の形で幸せ」とコメントし、結婚は当面考えていないことをアピールした。来年はスポンサー探しに奔走しなくてはならず、F1に復帰したらしたで多忙になる可夢偉。このまま長い春が続きそうな気配だが、結婚願望が強いといわれるあびるはガマンできるのだろうか。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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