賞味期限切れ!? 芦田愛菜の潜在視聴率が急降下

asimana1226.jpg※画像:芦田愛菜ちゃん

 先日発売された「アサヒ芸能」(徳間書店)の「2012年芸能人ギャラ泥棒」という記事の中で、潜在視聴率が急降下した女優として子役の芦田愛菜の名前が挙がっている。記事によると、昨年末から今年にかけて、各メディアで報道された“高額ギャラ”イメージが、その要因のひとつだという。夕刊紙記者はそんな芦田を「完全に賞味期限切れ」と指摘し、先日発表された、来夏公開予定のハリウッド映画『パシフィック・リム』(ワーナー・ブラザーズ)への出演も、これまで多くの女優たちがハリウッドに挑戦してきたが、「成功劇はほとんどないのが現実」「前途は多難」だと分析する。

 さらに今年、芦田が唯一主演した豊川悦司との連続ドラマ『ビューティフルレイン』(フジテレビ系)も、「内容的に失敗」と言い切り、夕刊紙記者が「周りにチヤホヤされすぎて、自分の言うことは何でも聞いてくれると勘違いしている売れっ子子役にありがちな“天狗病”にもかかりました」と断言。芦田の人気急落を「周囲の大人たちの責任」ではないかと指摘しているが……。

「現在、愛菜ちゃんのレギュラー番組といえば『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)くらいなもの。確かに今でもCMでは見かけますが、一時期に比べてテレビやイベントでの露出は確実に減っています。とはいえ、まだ愛菜ちゃんは小学二年生ですから、これくらいの露出でも十分売れっ子と言えますよ。一時の人気が異常だっただけで、こうして落ち着いたのは本人にとっても良かったんじゃないでしょうか」(業界関係者)

 2009年『ABCショートムービー2“だいぼーけんまま”』で子役としてデビューした芦田。翌年には大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』(NHK)に出演し、着実にステップアップした彼女は、11年の主演ドラマ『マルモのおきて』で一躍スターへと駆け上がることになった。ブレイクを果たしたその年には、数々の賞を受賞。1億9,000万円を稼いだといわれ、並み居る大人の女優陣の中で堂々のギャラランキング第3位に輝くほどだった。

 加えて、芦田はテレビCMにも引っ張りだこだった。11年には15社以上の企業に起用され、それだけでもゆうに数億は稼いでいる計算になる。しかし、これだけ一般社会が不況にあえぐ中、あんな小さな子どもがいとも簡単に生涯賃金を稼がれては反発もあるだろう。ブレイクの反動はすぐに現れ、12年は鈴木福との不仲説や露出過多によるバッシングが相次ぎ、人気を急落させてしまった。

 ゲスト出演なども含めて11年はドラマに8本出演した芦田も、今年はSPドラマ1本と、連ドラ1本にゲスト出演が1本だけ。もちろんこれだけでも十分な売れっ子子役といえるが、あまりにも露出の多かった11年に比べると激減というイメージは否めない。しかし、前出の業界関係者が指摘するように、まだ小学生の芦田にとっては、撮影現場などより学校での勉強の方が大切ともいえる。

 「外国でも活躍できる女優」が夢だという芦田。子役から大成した俳優はいないというジンクスに加えて、ハリウッド帰りの女優もイマイチパッとしないというダブルジンクスをすでに背負ってしまった彼女。だが、持ち前の愛くるしい笑顔でジンクスなど吹き飛ばし、夢を叶えてもらいたい。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
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