先月末、長く交際が伝えられていたTOKIO・長瀬智也と女優・相武紗季の破局が各スポーツ紙で報じられた。2人はこれまで何度も破局や結婚のウワサが流れていたが、今回は各紙が一斉に報じたため、事務所サイドが提供した情報には間違いないようだ。相武と長瀬は2007年のドラマ『歌姫』(TBS系)で共演したことをきっかけに交際をスタート。長瀬はその直前に歌手の浜崎あゆみと別れており、その後長瀬の自宅に相武が行き来する様子などが写真誌に報じられていた。
5年にわたる“長い春”が終わりを迎えたわけだが、実は報道よりもかなり前に2人は別れていたという見方もある。発表されたのはなぜこの時期だったのだろうか。
「各紙が足並みを揃えた破局報道には今さら感がありあり。大人の事情がからんでいるといわれていますが、長瀬は来年1月のドラマ『泣くな、はらちゃん』(日本テレビ系)に主演することが決まっていて、相武の方も『おトメさん』(テレビ朝日系)で黒木瞳と嫁姑対決を演じることが決まっていますからね。その前に関係が精算したことを印象づけたかったのでしょう」(芸能ライター)
さらに相武の方は、来年夏に演技と語学を勉強するためにアメリカに留学するという話も浮上している。デビュー以来、数多くのドラマや映画、CMに出演してきた相武だが、それゆえ休暇はほとんどなし。リフレッシュの意味も込めて、また30歳を迎える前に「これまでとは違った何かを手に入れたい」という本人の強い希望もあって決まったという。
「来年でデビュー10周年を迎えるので、それをひとつの節目ととらえているのでしょう。同年代には長澤まさみや沢尻エリカ、宮崎あおいといったひとクセもふたクセもある女優たちがズラリ。さわやかで好感度は高いけど、今いち“はじけない”自分の立ち位置を理解したうえで、女優としてステップアップしたいという思いが強いのでは。出演本数は多いものの、代表作といえるような作品にもまだめぐりあえていませんしね。活動休止前には、相武の印象を強く残すような作品にチャレンジするかもしれません。『週刊実話』(日本ジャーナル出版)は、映画やドラマでオールヌードを披露し、激しい濡れ場を演じるプランがあると報じていますが……」(同)
清純派としてこれまでセクシーな場面にはほとんど縁のなかった相武だけに、スクリーンでの濡れ場が実現すれば話題になることは間違いない。しかし、一時は「新CM女王」とも呼ばれるほどのクライアントを抱えていた相武。帰国後も当然CMを仕事の軸のひとつにすると考えれば、できれば元気でさわやか、健康的というイメージは保っておきたいはずだ。ヌードになること自体がマイナスイメージでしか語られない時代ではないものの、濡れ場となれば、また話は変わってくる。そう考えれば、芸能生活10周年を記念した、大人の色香を全面に出したフォトエッセイ辺りが現実的なところなのかもしれない。もちろん、それがヌードであれば、置き土産としては最高なのだが…。