究極の2択? 無反応な名器VS感度良好な粗マン!!

※イメージ画像 photo by Administrador Galeria Uninter from flickr

 貴方は「名器」に出会ったことがあるだろうか? ゴルフのクラブやヴァイオリンのことではない。女性器のことだ。

 顔やスタイルは洋服を脱がせる前から確認できるが、膣の具合はセックスしてみないことにはわからない。よって、名器との出会いは「運」が大きく関わってくる。宝くじのようなものだ。何百枚と買ってもいっこうに当たらない人もいれば、たまたま買った1枚が当たることもある。名器女性との出会いも、経験人数に必ずしも比例するわけではないだろう。

 ところで、名器の定義について。一般的に有名なのは、「ミミズ千匹」や「カズノコ天井」といったところか。それらの言葉を聞いたことがあっても、実際にどういう状態の膣を指すのか、はっきりわからない人もいるだろう。

 ミミズ千匹は、その名の通り千匹のミミズが蠢くごとく、ペニスに絡みついてくるような膣のこと。女性の膣壁にはヒダが連なっているのだが、そのヒダの長さが長く、数も一般女性より多いと、ミミズ千匹状態になるらしい。数百人に1人の名器……と言われている。日本人のセックス経験人数は生涯で平均12.7人。ミミズ千匹女性が数百人に1人では、滅多にお目にかかれないであろう。

 もっと希少価値の高いのがカズノコ天井。上記で延べたヒダがイボイボ状になっており、ペニスを挿入するとカズノコのようなザラッとした肌触りが堪能できる、こちらは、一説によると千人に1人の割合なのだとか。いかに経験人数の多い男性でも、カズノコ天井女性に出会えるのは、運次第だろう。

 ほか、よく聞くのが「タコツボ名器」。膣口及び膣内が全体的に狭く、ペニスが締めつけられるような感覚を与えてくれる女性器のことだ。タコツボの発展型で、膣口と奥に起伏があり、亀頭と根元の二箇所を締めつけるのが「俵締め」。さらに、三箇所で締めつける女性器を「三段締め」と呼ぶ。

 尚、膣の奥は緩くとも入口が締まっている女性器は「キンチャク」という。わかりやすい例えだ。これなら、いま流行りの膣圧UPトレーニングでなんとでもなりそうだ(※)
※https://www.menscyzo.com/2011/05/post_2566.html

 名前は似ているが、全く逆の意味を持つのが「イソギンチャク」。膣口は緩いが、奥が締まるタイプだ。亀頭が感じやすい男性にぴったりだろうが、滅多にお目にかかれないであろう。

 このように、女性の膣が秀逸である状態を表す言葉は、実にバリエーション豊か。だが、いかに名器といえども、女性自身がマグロ状態で、愛撫しようとクンニしようといっこうに無反応なままでは、オトコとしては萎えてしまう。反対に、打てば響くかの如く感じやすい女性でも、膣の具合があまりにもお粗末というのもいただけない。

 感じやすく名器であるに越したことはないのだが、世の中そううまくはいかないものだ。

 そこで、一般男性を対象に、「無反応な名器女性VS感度良好な粗マン女性」という2択を迫ってみた。結果は、8割の男性が「感度良好な粗マン女性」を選ぶとのことだった。

「女性が感じてくれれば、その反応で自分も盛り上がることができる」「オナニーではなくセックスでは、肉体的快楽よりも精神的快楽を重視したい」「挿入だけがセックスではないので、感じやすい女性のほうが絶対にいい」「無反応な名器女性とセックスするくらいなら、TENGAでことたりる」などの意見は確かにうなずける。

 一方で、「無反応な名器女性」を選んだ男性の意見もご紹介しよう。

「本物の名器に一度でも出会ったことがあれば、感度良好な粗マン女性を選ぶ気にはなれないはず」と断言する者もいれば、「粗マンは開発のしようがないが、感度の鈍い女性なら開発していく楽しみがある」というポジティブシンキングな者も。

 さて、貴方ならどちらを選ぶだろうか? 

 無反応な名器女性にあたっても、感度良好な粗マン女性にあたっても、無反応な粗マン女性じゃないだけありがたいと思って、黙々と腰を振るのが一流のセックス紳士である。
(文=菊池 美佳子)

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