女優の深田恭子が主演するドラマ『TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~』(フジテレビ系)が初回の視聴率14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマーク。好調なスタートを切った。放送されている日曜21時の「ドラマチック・サンデー」では、前々作の『家族のうた』が最低視聴率3.1%を記録し打ち切り、前作の『ビューティフルレイン』も芦田愛菜を起用したにもかかわらず平均視聴率10.1%と低調に終わっただけに、局内はホッと一安心というところだろう。そして、今後さらに視聴率を伸ばしていくために深田の演技にも期待がかかる。
深田が演じているのは、空港のグランドスタッフから転職した新人管制官。製作発表では、「管制用語、飛行機のこと、滑走路のこと、学ばなければいけないことが多すぎて、新しい台本をいただくたびに必死に読み込んでいます」と苦戦している様子を見せていたが、まずはその努力が数字に結び付いたかたちだ。
「地上波の連続ドラマで航空管制官がテーマになるのは初めてのことだし、職業柄英語のセリフも多いですからね。簡単ではないですが、これを乗り切れば新たな女性像の獲得にもなります。舌足らずでゆるい雰囲気が魅力の深田も、11月で30歳。女優として、これからは大人の女性もしっかり演じていかなくてはなりません。20代中盤の年下女優たちの追い上げもあるし、本人もそのへんは自覚しているでしょう」(芸能ライター)
「週刊実話」(日本ジャーナル出版)でも、役作りに悩む深田とその“異変”が伝えられている。セリフの中の数字や英語が示す危険性や緊張感をちゃんと理解しなくてはならないため「恭子、わかんな~い」とキレることもあるようで、悩みのためか、自慢の巨乳もしぼみがちに見えるという。また、年齢的にこれからオファーされる役柄もどんどん難しくなってくることから、体調面にも気をつけているようだ。食事は脂っこいものは避けて薬膳鍋中心で、睡眠時間は最低でも8時間以上、入浴は半身浴で1時間程度。お酒も控えて男も絶っていることから、体調面は万全だという。
以前から、その酒豪っぷりと夜遊びの激しさは有名だったが、今回は久々に正統派路線の作品なので、節制しているのかもしれない。とはいえ、深田の魅力は「若手からオジサンまで見境なく」といわれるほどの肉食っぷりと、そのむっちりボディが醸し出すエロさだったはずだが……。
「ブレイクのきっかけとなったドラマ『神様、もう少しだけ』(フジテレビ系)での“倒立パンチラ”や濃厚なキスシーンに始まり、最近では映画『ヤッターマン』のドロンジョ役で見せたハイレグボンテージファッションなど、エロ要素を前面に出してこその深キョンですからね。私生活の方も東山紀之や脚本家の野島伸司、玉木宏、くりぃむしちゅー・有田哲平らと浮き名を流す奔放ぶりで、俳優の伊藤高史に至っては「自分が押し倒す前に押し倒された」と逆レイプを告白したエピソードもあるぐらい。性欲の強さはハンパじゃないと思いますから、無理に抑えこんでいたら一気に爆発してしまう可能性も……」(同)
以前、激ヤセした際にはネット上で『こんなの深キョンじゃない』『ムチムチしてた方がよかった』など惜しむ声が多発した深田。年相応の落ち着きは必要だが、私生活も体型も“優等生化”してしまっては、せっかくの魅力も半減だろう。一部では、30代突入を機に映画でヌードを披露して「脱げる女優」への道を進むのでは、ともウワサされている。ぜひ、それを決断する前にむっちりした肉感的な体つきと、酒と男から醸し出されるムンムンなフェロモンを取り戻してほしいものである。
(文=津本ひろとし)