※イメージ画像：『女優美学2』東京カレンダー
V6の岡田准一（31）が、2014年放送のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』の主演を務めることが発表された。歴史好きで知られる岡田が、豊臣秀吉に天下を取らせたといわれる戦国時代の希代の軍師・黒田官兵衛（如水）を演じる。
岡田といえば、昨年末に女優・宮崎あおい（26）との不倫騒動が報じられ、一大スキャンダルとして一部の週刊誌やスポーツ紙を騒がせた。さらに、宮崎の元夫・高岡蒼佑（30）が今年に入ってからTwitterで不倫騒動を蒸し返し、イメージの悪化は避けられないと思われていた。
ところが、岡田と宮崎の“不倫カップル”が共演した時代劇映画『天地明察』は興行収入ランキング3週連続TOP5入りを果たすスマッシュヒットを記録。公開前には、何事もなかったように二人はプロモーションや取材をこなしている。スキャンダルの影響は全くないようだ。
「結局、あのスキャンダルはテレビなど大手メディアで報じられることはありませんでした。すでに宮崎と高岡は離婚していますし、一部メディアの報道と高岡のTwitter発言だけがソースでは決め手に欠ける。さらに岡田が所属するジャニーズ事務所が必死に火消しをしたため、業界的には完全に『なかったこと』になっています」（芸能プロ関係者）
スキャンダルを嫌うことで知られるNHKだが、岡田の一件に関しては黙殺するということだろうか。だが今後、高岡が週刊誌などで不倫騒動の内幕をブチ撒ければ、大きなトラブルになる可能性はある。大手事務所をクビになった高岡は仕事が全くない状態で自暴自棄になっているとも伝えられているだけに、彼の動向次第では騒動に再び火がつきそうだが……。
「高岡が現在交際している鈴木亜美は、大手プロのエイベックス所属。高岡が再びトラブルを起こせば、鈴木にも迷惑が掛かり交際できなくなる。鈴木と付き合っている限りは、ヘタなことは言わないでしょう。それに、Twitterで愚痴ったところで、ゴシップメディアを喜ばせるだけで何の影響力もないことも分かったはず。芸能界に反旗を翻した高岡ですが、結局は彼も業界の力に取り込まれたのです」（前同）
不倫した岡田が大河の主演に抜擢され、妻を寝取られた高岡は業界追放状態とは、いまだに芸能界はモラルが通じない特殊な世界のようだ。
（文＝佐藤勇馬／Yellow Tear Drops）
