右『スギちゃん 「ワイルドだろ~」』アニプレックス
ジーンズが最も似合う有名人を選ぶ「ベストジーニスト2012」が4日に発表され、投票による一般選出部門で嵐の相葉雅紀(29)と女優の黒木メイサ(24)が二年連続の受賞を果たした。相葉は7,125票を獲得し、5,763票を集めた2位のJYJ・ジェジュン(26)に約1,500票の差をつける余裕の勝利。黒木は5,468票で、2,672票を獲得した2位の香里奈(28)にダブルスコアの大差をつけるブッチギリの圧勝だった。
ところが、ネット上では「またヤラセか」「相葉はまだしも、デキ婚でイメージが落ちたメイサが受賞するのはおかしい」といった批判的な声が上がっている。メイサは妊娠・出産によって露出も激減しており、これだけの票数が集まったことに違和感があるのは当然だ。
かねてから同賞は、大手事務所の思惑が絡んだ“デキレース”といわれており、男性は殿堂入りを果たしたSMAPの木村拓哉(39)や草なぎ剛(38)、KAT-TUNの亀梨和也(26)らジャニーズ勢が毎年受賞し、女性はエイベックス所属タレントが受賞するのがお約束となっていた。メイサはエイベックス所属ではない“新顔”だが、彼女はジャニーズタレントの相手役を務めた女優を多数擁する芸能事務所「スウィートパワー」の所属であり、メイサ自身も木村や草なぎらと共演している。本来ならば公正な結果が求められる一般選出部門だが、事務所の思惑を感じずにはいられない状態になっているようだ。
「一般選出部門は公正な投票とうたっていますが、あまり宣伝はしておらず、組織票で簡単に順位が入れ替わるようになっています。熱狂的ファンが多いジャニーズタレントが組織票で受賞するのは納得できないことはないが、メイサにそういったファンがいるとは思えない。それなのにブッチギリの一位なんておかしいでしょう。関係者による大量投票で票の操作が行われているのでは? と以前から指摘されています」(週刊誌記者)
相葉やメイサの昨年の初受賞は「一昨年の段階で決定していた」(芸能関係者)という情報もあるほどで、露骨すぎるデキレースだった可能性がありそうだ。とはいえ、本当に公正な投票にしてしまったら、今年はデニムベストとハーフデニムがトレードマークのスギちゃん(39)が受賞する可能性が高かっただけに、ジーンズの「オシャレでカッコイイ」イメージを高めたい運営側としては、少々困ってしまうのかも……。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)