──このワンマンライブも、見つけてもらうきっかけになればいいですよね。あとは、AeLL.でテレビにどんどん出るとか。最初は篠崎さんがきっかけでも、そこからAeLL.の活動に興味を持ってくれたら結果的にはよしですよね。
篠崎「実際に、私がテレビのモノマネ番組とかで歌ってるのを見て好きになってくれたり、AeLL.のファンになってくれる方もいたりするので」
西「愛ちゃんが出たときに『AeLL.』っていう言葉をくっつけてくれるだけでもいいんですよ」
篠崎「『AeLL.の篠崎愛』とか、『篠崎愛(AeLL.)』みたいな感じで紹介してほしいです」
西「愛ちゃんがアイドルユニットをやってること自体、まだまだ知らない方が多いですからね。でも、愛ちゃんがテレビに出たときにファミリーの方々が『この篠崎愛はAeLL.っていうアイドルグループに所属してます』とか、Twitterでつぶやいてくれるんですよ。それはすごいうれしいです」
篠崎「それで、ブログのURLを貼ってくれたり、PVのリンクを貼ってくれたりね」
──ファンの方たちはリアルにファミリーですね(笑)。素晴らしい団結力です。
西「私たち3人にしてみれば、そういうのがすごいうれしいんですよ。ファンの方が、愛ちゃんがAeLL.の一員であることを認めてくれてるというか……。最初の頃は『なんで篠崎愛がグループに入るんだ』っていう声もあったぐらいですから。それが、2年近く経ってようやくAeLL.として見守ってくれる方が増えたのは、すごいありがたいですね」
──でも、篠崎愛を一番よくわかってるのがAeLL.のメンバーなわけで、篠崎愛の良さを一番出せるのもAeLL.だとしたら、当然AeLL.の活動も見逃せないですよね。それはみんな自信を持っていいところだと思いますよ。
一同「ありがとうございます!」
──ところで、気になる内緒の演出ですが、空を飛んだりとかはしないですよね?
西「飛んでみたいですけどね(笑)」
篠崎「私は、トロッコではじっこまで行きたい。台車でもいいからやってほしいぐらいです」
──さすがに危なくないですか、ちょっと(笑)。
篠崎「本当は、客席の中に入って歌ったりしたいんですよね」
──危ない、危ない(笑)。それは、篠崎さんが思ってる以上に危険ですよ。みんな興奮してるし、篠崎愛が目の前に来たら、つい魔が差しちゃうかもしれないじゃないですか(笑)。
西「でも、後ろの方のお客さんにまで会いきたいですよね。少しでもみんなと距離が近くなるライブになればいいなって思ってます」
──そういうのってすごく重要ですよね。あっ、鷹那さんはなんで今泣きそうになってるんですか?
鷹那「すいません、あくびしちゃいました(笑)」
石條「うわー」
篠崎「自由人」
鷹那「この部屋の温度がちょうどよくて……。本当すいません」
──このゆるい雰囲気がAeLL.の魅力ですよね。みんなキャラが立ってるし……。
篠崎「でも最近、私と鷹那の立ち位置が逆になったんですよ。担当も少し変わって。“やんちゃな末っ子”担当の鷹那が、やんちゃ感よりも笑顔の方が印象的なんで、笑顔担当に」
鷹那「他にいい担当ないかなって、ひそかに探ってるんですけど」
──そう言われてみると、鷹那さんはこの中で一番ギャルっぽいですよね。ギャル担当とかは?
篠崎「この人、黒髪だったのに全部染めてますからね。いつの間にか」
西「ただのギャルですよ、もう」
鷹那(ぺろっと舌を出す)
石條「ほら、ベロ出すんじゃないよ! おい。ペコちゃんかよ~」
西「ほら、黒髪が怒ってる!」
──ボケ担当の石條さんは、ツッコミもできるようになってきましたね。
石條「最近、西さんにたてつくのが好きなんですよ」
西「もう、本当にイライラしますからね」
篠崎「だいたい、たてつくのが私と石條なんです。それで、鷹那ちゃんは笑顔で『ははは』って見守ってる感じで」
鷹那「私、人をいじれないんですよ、かわいそうになっちゃって」
西「同情して、本当に。私、家で泣いてるから」
──えっと、ライブの方に話を戻していいですか(笑)。メンバーが個性的なように、それぞれのファン層にも特徴とかあるんですか?
篠崎「西さんのファンは、西さんを『女神』って崇拝してる感じですね」
西「それぞれのファンもちょっと個性的だよね。石條のファンも変わった人が多くない?」
石條「見た目はみんな普通なんですよ。でも、しゃべると『ん?』みたいな(笑)」
西「それに、若い方が多いよね」
篠崎「私はけっこう家庭を持ったお父さん的な方が多いかも。けっこうおじさまに好かれます(笑)」
──そうすると、鷹那さんのファンはやっぱりヤンキーとかが多いんですか?
鷹那「違いますよ」
篠崎「猿顔が集まっちゃったり……(笑)」
石條「仲間? ウキーッって感じ?」
西「最近は、若い人だけじゃなく年配の方も来てくれてるよね。」
──そういうバラバラのファンが一堂に会するわけですから、やっぱりライブって貴重な場ですよね。
西「ライブで集まってファミリーになるっていうのは、本当にいい光景だなって思いますね」
篠崎「本当に仲がいいんですよ。AeLL.を理由にして、ファン同士で会うのが目的なんじゃないかって思うくらいで」
西「でも、皆さんを結びつけてる、接点になってるっていうのはすごいうれしいですよ」
鷹那「ファン同士でカラオケに行ったりしてるんですけど、むしろ、そこに参加したいです。こないだも、ファン同士で生誕祭をやってて、お祝いされたファンが泣いてたりするんですよ」
──AeLL.がファンの潤滑油でありカンフル剤になってるんですね。みんなをつないでいると同時に、パワーにもなってる。それは「AeLL.を好きになってよかった」っていう思いつながりますよ。逆にいえば、AeLL.がいなかったら出会ってないわけですから。
鷹那「AeLL.ファミリーはちゃんと常識のある人が多いかもしれないですね。『自分が、自分が』じゃなくて、まわりのことに気を配れる。親切な方が多いんだと思います」
篠崎「ライブでは後ろの人も見えるように配慮してあげたり、初見の人を真ん中にしてあげたりしてますよね」
石條「奥さんやお子さんを連れてくる人も多いです。家族で楽しんでもらえているのも、そういう点が安心できるのかな」
西「本当は、もっと女子のファンを増やしたいんですよ。それで“AeLL.女子会”とかやりたいんです。AeLL.とファミリーの女の子たちだけで集まってお茶するとか……」
──最後に、そんなファンの皆さんへ向けての意気込みや見所を改めて聞かせてください!
西「AeLL.はライブアイドルだと思っているので、AeLL.の良さはライブで体感してほしいです! こないだも『AeLL.の良さはスチールだと伝わらない』『でも、ライブとかで実際に会うとすごく好きになる』って言われたので」
鷹那「生で見るとかわいいんですよ(笑)。だから、ぜひ動いているところを見てほしいですね」
西「今までの活動の集大成というか、アルバム「with AeLL.」の魅力を最大限に伝えられるような演出にしたいと思ってます。アルバムを出して終わりではなくて、このワンマンライブに向けてのアルバムでもあったと思ってもらえるように、精一杯頑張ります。初出しのものもあるし、ワンマンだから、ファミリーの前だからこそできることをやるので、期待していてください!」
──ありがとうございました! では、ワンマンライブ頑張ってください!
一同「ぜひ、気軽に会いにきてください! 一人でも多くの方と会えますように、ワンマンライブお待ちしています!」
“アイドル戦国時代”といわれる中で「私を見て!」とガツガツしたアイドルが多い中、なんともアットホームな空気感を漂わせるAeLL.は貴重な存在だろう。ファーストアルバム『with AeLL.』は過去のシングルから6曲、新曲が5曲、さらにライブ限定で音源化されていなかった2曲を収録した全13曲。「アイドルグループらしからぬ」と評される彼女たちの歌唱力を十分に堪能できる一枚だ。等身大の応援ソングが多いのは、そのユニット名があるからこそだが、逆にどこか応援したくなるアイドルであることも間違いない。これからますます注目を浴びる彼女たちのパフォーマンスを、ぜひ生で体験してみてはどうだろうか。
(取材・文=編集部)
☆「AeLL.3rdワンマンライブ ~with AeLL.~」
日時:10月20日 16:45開場/17:30開演
場所:Shibuya O-EAST
料金:3,000円(前売)/3500円(当日)※ドリンク別
プレイガイド:チケットぴあ(182-208)/ローソンチケット(73913)/イープラス
☆「東京ラーメンショー2012」スペシャルサポーターに就任決定!!
【AeLL.コラボレーションライブ in 東京ラーメンショー2012】
オフィシャルHPはこちら→http://www.ramenshow.com/index.html
☆1STアルバム『with AeLL.』絶賛発売中!!
「AeLL.オフィシャルブログ」 http://ameblo.jp/aell-aell/
「AeLL.オフィシャルTwitter」 @AeLL_AeLL
「AeLL.オフィシャルfacebook」 http://www.facebook.com/HSD.EIEI.AeLL
「AeLL.オフィシャルGoogle+」 https://plus.google.com/b/111233079515973666315/111233079515973666315/posts