癒やし系アイドルユニット「AeLL．」。左から鷹那空実、西恵利香、篠崎愛、石條遥梨（敬称略）グラビア界を席巻している篠崎愛（20）、西恵利香（23）、石條遥梨（19）、鷹那空実（18）の4人によるアイドルユニット「AeLL．」。「Activity eco Life with Love」をコンセプトに、健康、エコ、環境問題に取り組む異色のアイドルユニットとして、昨年の元旦に活動をスタートした。デビュー当日には多摩川元旦マラソン（10キロ）、同年2月の赤羽ハーフマラソン（20キロ）に出場し、いずれも完走。富士山のゴミ拾い活動や山梨県南アルプス市に「AeLL．村」を作るべく、ファンと共に現地で開墾作業を展開するなど、幅広い活動を展開している。
そんな新機軸のアイドルグループAeLL．が9月にファーストアルバム『with AeLL.』を発売。10月20日には3rdワンマンライブ「～with AeLL．～」をShibuya O-EASTで開催する。普段から週にライブを3本以上こなすなど、その精力的な活動はファンの間でも話題となっているが、今回は初アルバムを引っさげてのワンマンライブだけに、期待が集まるところ。
ファーストアルバム『with AeLL.』 絶賛発売中！そんな、ライブ直前の彼女たちの意気込みやライブの内容について直撃してみた。
──いよいよ3回目のワンマンライブが迫ってきましたが、今の心境は？
西恵利香（以下、西）「いや、不安しかないですね。もう、超不安」
鷹那空実（以下、鷹那）「やってみないとわかんないっていう感じですね」
──逆に、楽しみだったりワクワクする気持ちはないんですか？ 決まって「やったー」みたいな感じとか……。
西「もちろん楽しみな面もありますけど、会場が埋まるかどうかが一番心配ですね。できることはすべてやろうと思ってるので、来てくれた方を楽しませる自信はあるんですけど」
篠崎愛（以下、篠崎）「まだ、どうなるか予想できないっていうのが本音です」
西「O-EASTでは、風男塾さんのライブをデビュー前に見に行ったことがあって、そのステージを踏めるっていうことはすごくうれしいんですけど……」
篠崎「これが成功して初めて『やったー！』っていう感じですかね」
──そもそも、今回のワンマンライブはどんな経緯で決まったんですか？
篠崎「とりあえず『初アルバムが出たからワンマンやりたいね』っていう話はしてたんですよ。そうしたら、ライブ中に社長がオリコンの順位を発表するときに『ワンマンライブ決まったぞ、O-EASTだから。じゃあ』って言われて。みんな『えっ』て(笑)」
──サプライズだったんですね。ステージ上で聞かされた、そのときのメンバーの反応は？
鷹那「本当にやれるのかな、ですよ。もう不安だらけで」
篠崎「この前も下見に行ったんですけど、すごい広いじゃないですか。2階席もあるし、過去のワンマンライブと比べるとキャパシティの差が激しすぎますよ」
──他のアーティストのライブを見たことあるけど、客席が埋まらないとスカスカ感が出ちゃうから、けっこうきついですよ。
篠崎「いやー！」
西「ですよね……。こわいな」
──あっ、いま地味にプレッシャーかけちゃいましたね。
篠崎「そういうの、やめてもらっていいですか（笑）」
──でも、そんないい会場でできるのも一つのチャンスですよね。今回はどんなライブになるんですか？ ここを見てほしいっていうポイントとかがあれば。
篠崎「とりあえずいろいろ考えてるんですけど……ちょっとまだ話せない（笑）。サプライズなので、来ればわかります」
西「とにかく、歌を聴かせることがメインです！ 今までは映像とかに頼ってきた部分もありましたが、今回はアルバムをひっさげてのワンマンなので、MCは抑え目に。AeLL．は歌唱力を買っていただいてることもあって、今回は歌で魅せるライブにしようと思ってます」
──それはチャレンジですね。今まではMCも魅力の一つでしたけど、今回はあえてそれを封印するという決断をしたっていうことですね。
西「もしかしたら、それぞれの自己紹介ぐらいしかないかもしれないですね」
石條遥梨（以下、石條）「そのぶん、曲をたくさん聞いてほしいんですよ。歌、歌、歌で休む暇もないぐらいの感じにしたいですね。」
篠崎「って言っても、正式にはまだ何も決まってないんですけどね……」
──新曲も増えていると思いますが、歌う楽曲の中身はどんな感じになるんですか？
西「アルバムの収録曲はもちろん全部歌う予定ですし、それ以外の曲も聞きたいって言ってくれる方が多いので、おそらく最大の楽曲数になると思います。せっかくなら、AeLL．の曲を全部やりたいと思ったんですけど、それはさすがに時間が足りないので。あと、過去のシングル曲たちはそのままではつまらないので、ちょっと仕掛けがあります」
篠崎「あれは言わないほうがいいよね？」
西「どれ？」
篠崎「二人が……」
西「あっ、言わない方がいいよ」
──あっさり止められた（笑）。歌がメインっていう以外、超シークレットじゃないですか。
篠崎「全部ダメです、もう来てもらってのお楽しみですから」
西「期待してほしいのは、演出に凝ってること。今までとは一味違う演出をしたいなと思っています。映像もあると思いますけど、それとはまた違う部分で魅せようと狙ってますから。純粋に歌を聞いてほしいライブなので、楽曲が引き立つような演出ですね」
──なるほど。秘密の部分も多いけど、それも来れば全部分かるっていうことですね。
西「来てもらえれば、満足させる自信はあります！ 絶対に後悔させないライブにしたいと思っているので。でも、10月20日って他のアイドルさんたちのライブとかぶってるんですよね。それがちょっと心配な部分なんですけど……」
篠崎「でも、絶対AeLL．の方が楽しいと思うな」
──いいこと言った！ その意気ですね。今回のライブでAeLL．の魅力に触れるファンも多いでしょうから。
西「まだ見つかってないアイドルグループだと思ってます、AeLL．は」
鷹那「そうだね。原石、原石！」
