──自身の「変態さ」を物心ついた時から自覚していれば、AVデビュー作『神崎かおり AV解禁』の撮影前夜は遠足の前日の様な気分だったのでは?
「あはは、たしかに。台本とかスケジュール表をみてワクワクしながら、明日はこの人とエッチしちゃうんだなとか想像しながら寝ましたね」
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──AVデビュー作の中身も過激だね。セックスの前にいきなりぶっかけをしたとか?
「そうなんです。初顔射だったんですけど、でも怖くはなかったですね。いままで『顔射したい』っていう彼氏は山のようにいたんですよ。でも、化粧が崩れるからやめてって断っていたんですね。でも、撮影はメイクさんがいますからね。いいかなって」
──ザーメンが嫌いなわけではないのね?
「そう。物理的な問題。メンタルな問題じゃないです。だから口の中ならいいよって言ってたんです。それとノーメイクの日なら。でも、実際に彼氏と会う時にノーメイクなんてありえませんけど(笑)」
──ザーメンがかかってきたときの感想は?
「生ぬるかった(笑)。お相手の男優はムーミンさんだったんですけど、凄く飛んできたので驚きました。あのね、この日のメンバー凄いんですよ。フェラがムーミンさんで、初セックスがしみけんさんで、二穴責めが阿川さんで、野獣系セックスが花岡じったさん」
──おぉ~、AVマニアなら誰もが知ってる超有名男優ばっかり。でも、なんでそんなに男優に詳しいの?
「えへへ……大好きなので(笑)。ムーミンさんがちょこんっと扉から出てきたときは、『うわぁぁ、本物だぁ』って叫びそうになりましたもん。ほかもゴールデンメンバーでしょ。特に3本目の相手は鈴木一徹さんだったので、ニヤニヤしっぱなしでした。実は某女性向けAVメーカーにハガキを送ってしまうくらい大好きなんです(照)」
──アナルの中にバイブを挿入する場面などもありましたが、あれは初体験?
「はい。アナルにバイブ入れたのも初めてですけど、本番前に丁寧に浣腸してくれて、それも気持ちよかったんですよ。本当に、やりたかったことが一気に出せましたね。皆さんトップ男優ですし、いろいろ引きだしてもらえたので、何も考えずにカラダを任せられました」
──最後はデビュー作とは思えない野獣系セックスを披露。初撮りでここまでするって凄いよね。
「プロデューサーさんに『本能剥き出しの猛獣だった』と言われました(笑)。でも、私は最初に5分くらい見つめ合ったことは覚えてるんですけど、そこからの記憶がないんですよね…あはは。その3日後にラブホでAVを観てたら、たまたまじったさんが出てきて『うわっ』って恥ずかしさがこみ上げてきました」
──ちなみに、プライベートでは、アブノーマルなプレイはどこまでやってたの?
「縛りが好きですね、玩具も。一番は、手錠で拘束されて玩具突っ込まれたままで、相手がタバコ吸いながら放置。私はドMなので、放置されて『もう焦らさないで、お願いだから』って頼みこんでる自分が好きなんですよ。追い込まれて追い込まれてがまんできない~ってとこまでギリギリの状況になるほどいいんです。自意識過剰なのかも」
──セックスはいつも暴走してしまうの?
「ん~、そうですね。本格的な亀甲縛りとかはないんですけど、激しい方なのかも。コスプレは少しあるかな。私、普段は真面目ってよく言われるんですよ。自分ではそういう意識はないし、ピンとこないんですけどね。だから、日常生活の反動でセックスの時は弾けてしまうらしいです」
──経験人数は?
「9人です。そのうち彼氏は4人で、他はちょっとしたお友達(笑)。12歳上の人とシタこともありますね。すんごい大人の濃厚なセックスをしてもらいました」
──どんな時にセックスしたくなるの?
「常に!! 今もシタいです。エッチな話ばっかりしてるんで(笑)」
──さて、今回の再デビューに関して、すでにネットでもかなりの反響がありますよね。サンプル動画がDMM.R18サイトにアップされた日には検索ワードランキング2位になったそうですよ。ちなみに1位はパイレーツ。
「うわっ。かぶせてくんなよ~(笑)。でも、『だっちゅ~の』に次いで2位ならいいや。いや、こんな私がここまで注目されていいんですかね。嬉しいです」
──その上、「ダスッ」のファーストイメージDVDのサンプル閲覧数が、2週間で15万回あったみたい。パッケージでは例のごとくイジられているけど、内容は絶賛されていますよね?
「15万回のうちの30回は私です(笑)。いや~、本当に信じられないですね。1本目でここまで注目されるとは思ってもみませんでしたけど、2本目のAVデビュー作はそれ以上の出来になっている自信がありますので、もっともっと注目してもらいたいです。」
──今後やってみたいプレイは?
「痴女です。藤井シェリーちゃんの痴女モノが大好きで憧れていたんです。前から勉強というか、彼氏相手に痴女ごっこしして遊んでいたくらいやりたくって仕方ないですね。興奮する言葉とか、責めるツボとか研究してきたので、できることなら痴女でシェリーちゃんに勝つのが目標です。あと、シェリー様ならレズもOKです!」
──AV女優としての抱負は?
「『神崎かおりって何でもできるよね』って言ってもらえるマルチな女優になりたいです。AVだけではなく、セックスを手助けするオリジナルグッズの販売にも興味があるんです。たとえば『神崎コンドーム』みたいな商品を開発できるといいなって思います。そういう活動を通して、エロやAVに対する偏見をなくしていきたいんですよ」
──かなりやる気がみなぎってるね!
「はい! 私自身、これまでやりたいことを貫くために突っ走ってきて、そのせいで人を傷つけてしまったこともあるんです。みんなエロやAVに対して間違った認識で、過剰に心配してしまったのが原因だと思うんですね。でも、心配して欲しくないんです。失敗したこともあるけど、失敗しないと得られないこともあると知ったし、後悔するようなことは何もしてないし。これからもいろいろあると思うけれど、私は曲げません!!」
──最後に聞いておきたいのですが、今後も振り返りポーズは見せてくれる?
「いいえ! もう私、振り返らないんで(笑)。そんなタイトルのブログもあるので見てやって下さい」
──では、読者さんにメッセージをどうぞ!
「DVDを買って最低4回はヌイて下さい。これからも、どんどん突っ込んでくれてOKなので、応援よろしくお願いします!」
振り返りポーズは封印と言いながらも、にこやかに応じてくれたかおりちゃん。過去の失敗も笑いに変えてしまうポジティブな彼女は、エロに対する情熱も人一倍! これからはネット界のみならずAV界にも衝撃と感動を振りまく話題の存在になるはずだ。
(取材・文=文月みほ)
■神崎かおりオフィシャルブログ「もう振り返らない」はこちら