──エントリーしたきっかけは?
眞田:私、いま将来が見えない状態なんです。就活もうまくいかず、半分勢いでエントリーしました(笑)。
──すごくさっぱりしてますよね。サークルは体育会競走部でしたっけ。
眞田:そうですね。腹筋が6つに割れてることが自慢です。
──(見たい気持ちを必死に抑えながら)……どうでしょう、グランプリ獲れそうですか?
眞田:なりたいけど、無理ですね(笑)。他の候補者の方がなると思います。みなさん本当にかわいいので。私は結婚して幸せな生活が送りたいです……。
──眞田さんはすぐに結婚できそうだと思いますよ。
眞田:いや、私と結婚するのは大変だと思います。付き合ったらドライなんですけど、すぐ怒っちゃう。過去に男性とお付き合いしていたときは、ちっちゃいイライラの度に怒ってました。就職も決まってルンルンな状態だったらいいんですけど……今は余裕があまりない状態かも知れませんね。
──すみませんでした。ちなみに恋愛では自分からアプローチする感じですか?
眞田:自分からアプローチするけど、そういう相手にはフラれます。ありがちですよね。ガンガン攻めるんですよ。欲しいものは絶対欲しいっていうか。今はそうでもないんですけど、昔はすぐ告白してましたねぇ。もう耐えられない、駆け引きとかいらない、もう好きー!みたいな(笑)。
──でもそういう相手がいいっていう男性もいますからね。ではちょっと質問を変えて、何かミス慶應候補らしからぬエピソードなどあれば教えてください。
眞田:私、潔癖症で電車とか外の空気に触れたワンピースとかのまま家で座りたくないんです。でも帰って見たいテレビ番組があると、ワンピースとか上の服を脱いじゃって、ついエガちゃん(江頭2:50)みたいな格好になっちゃうんです。
──上裸っていう認識でいいですかね。
眞田:いや、ブラとレギンスみたいな感じですね。家族に「それ、エガちゃんだよ」って言われて初めて気付きました。「がっぺむかつく!」ってちゃんとやりましたけどね(笑)。
──(笑)。そもそも潔癖症なんですね。
眞田:そうですね。飲み物の回し飲みもできればしたくないんです。食事中に「それちょうだい」も嫌なんですけど、それ以上にもっと嫌なのは「私のも食べて」って言われること。「あ……あとでもらうね」って一応気は遣って、結局食べません(笑)。
──ミス慶應コンテストにエントリーしてみて、何か変化はありました?
増田:ストレスが溜まって胃腸炎になりました(笑)。読モ・サロモをやったり『JJ』(光文社)とかにはちょいちょい出てたんですけど、あまり人前に出るのが得意ではないというか……。自分で自分のことを「見て見て!」っていうのが好きじゃないんです。
──女子校育ちだからですかね。
増田:そうですね。女子の批判の恐さを知っているので。女子校で12年間生きてきたので、女子にどう思われるかもわかってるんです。自己表現、しかも慶應のミスコン、ヤバいなぁ……って葛藤しました。元々胃が弱くて、年に2回くらい救急車で運ばれます。それが今回のタイミングで来たんです。私……メンタル弱いです(笑)。強そうって言われるけど、見栄張ってるだけで実際はへにょへにょ。
──そうなんですね。確かに、男ウケを狙っているというよりはむしろ女ウケの方がよさそうというか。もちろんいい意味でですが。
増田:あぁ、そうかも知れません。いわゆる女の子が着るような服装はあまり好きじゃないんですよ。ピンク、フリルとかガーリーガールな感じが嫌い。逆にジーパンは30本くらいあります。けどミスコン始まっちゃって、なかなかはきづらいです……。本当ははきたいんですけど、今は抑えてます。
──全然着ちゃっていいと思うんですけどね。女子特有のノリについてはどうですか?
増田:“ザ・女の子”には否定的なんですよね。「かわいい」は、思わなかったら言いませんから。
──男同士のようなサッパリしたかかわりの方が好きそうですね。
増田:はい。一年生のときとか最初は、女子がいう「かわいく」なろうと思ってました。けど、仲良い男友達とかできはじめると、素のキャラの方が受け入れられました。稀少種として扱ってくれる感じ?(笑)
──でも確かに、これだけルックスの奇麗な子が素でいてくれたら男はうれしいですね。
増田:こっちの方が自分もやりやすいし、じゃあこのままでいこうって思いました。「メシいこうぜ」「いい。今日帰るわ」とかいうやり取りの方が気持ちいいです。リラックスできるというか、ラクなんですよね。