【フィリピーナの魅力】セクシーな処女林・処女沼・処女土手

※イメージ画像 photo by slevidishniky from flickr

【フィリピン在住・ことぶき太郎が綴る、魅惑的なフィリピーナとの甘い体験談】
前回のお話『絶品舌技に果てた黒なまこ』はこちら

 日本女性から、色気とセクシーが失われつつあるような気がする。
 日本人は本当に性を楽しんでいるのだろうか。

 小野小町や和泉式部の時代は、現世を謳歌し性を楽しんだという。謳歌とは、褒め称えるという意味だったと記憶する。ということは、褒め称える現世が無いから、性を楽しむことができないのか……一理あるな。

 モロ出しの裏ビデオや、ネットの出会い系などには、色気もセクシーも無い。だから、事前も事後も楽しむことができない。そういったものに慣れた日本人男性が、フィリピンへ遊びに来ると、騙されたり金を盗られたりする。ビデオやネットに騙されていることには、気づかないで。

 色気もセクシーも、相手があってこそのものだ。女の色気が男の色気を引き出し、オトコのセクシーさがオンナのセクシーさを引き立てる。日本では失われ始めているものが、フィリピンにはある。

 某ホテルで2003年から数年の間、マネージメントの仕事をしたことがある。最初の一年間は、子どもの学校の関係で単身出張の形を取り、スタッフハウスで寝泊りをした。そう、オレは妻帯者であり子どももいる。

 スタッフハウスは、男4人女5人の計9人で同居。オレは一部屋を使っていたが、あとは、女部屋と男部屋に別れているだけ。ドアがあるのは、オレの部屋だけだ。日本人1人なので、特別だったのか隔離されたのか……どっちだったのかは、わからない。まあいい、独身生活を楽しもう、と思ったものだ。

 同居していた5人のフィリピーナは、20代だがそれぞれの部署のチーフだ。仕事ぶりも真面目で真剣で、てきぱきとしていた。2人は可愛い。そして、セクシーだった。それは単なる色気でも、意識して魅せるセクシーさでもない。

 わかるかなぁ……このフィーリング。

 言葉での説明は難しいが、前向きで溌剌として、自然な汗に漂う、女を感じさせる匂い……ただやりたくなるだけでなく、男として手を差し伸べてあげたくなる感覚……と言えばわかるだろうか。

 その可愛い2人のうちの一人が、オレに対して非常に(異常に?)好意的であった。食べ物から洗濯まで、面倒を見てくれるのだ。疲れているときに、マッサージをしてくれたり、熱を出したときには、寝ないで世話をしてくれたりとかいがいしい。ハウスキーピングのチーフだけに、細かいところまで気がまわる。友好的な人間関係が、一月も経たないうちに出来上がってしまった。

 肉体的外観も、性欲をそそるお姉ちゃんであったが、仕事は仕事。ほっぺたについたご飯粒を取ってくれたからといって、オレに気があるのかな、なんていう日本人的オヤジ勘違いも、オレはしない。

 いきなりであるが、彼女は処女だった。

 フィリピーナは、結構正直である。処女でも経験者でも未婚の母でも、はっきりと言う。彼女も自分でそう言っていた。処女だった、という過去形を使ったのは、オレが食べちゃって、処女ではなくなったからだ。

 それは、スタッフハウスに一緒に住むようになって3カ月後のことだった。俺の部屋で、恒例になった、週一度のマッサージをしてもらっていたときのことだ。たまたま休みが一緒で、二人だけだった。

 俺は短パン一枚。下着はつけてない。彼女も短パンだが、下着はつけているだろう。Tシャツの下にブラジャー。一年中暑い国なので、普段はこの格好が普通だ。マッサージをしてもらっているときに、背中や腕・胸におっぱいが触れるのも大して気にしない。一生懸命にマッサージしてくれているときの、ハプニングだ。

 誘っているなんて思うのは、日本人的オヤジの発想だ。

 甘酸っぱい、処女の体臭と汗のにおいにも慣れた。股下5cmもない、フィットした短パンの股間が、盛り上がっているのにも見慣れた。そこには、未開発の処女林・処女沼・処女土手が、ひっそりと隠されているのだ。

 押し付けられるような、いつもとは違うおっぱいの感触に、オレは閉じていた眼を開けた。オレの顔に、彼女の顔が潤んだ眼を持って、近づけられた。

 両手でオレの頬を、赤ん坊でも抱くようにしてキスをしてきた。オレは、軽く唇を重ねて彼女の身体を起こした。彼女は微笑んでいる。

 
(どうしたんだろう? 友好的関係は)

 
 所詮、男と女なのだろうか。身体を求め合うことでしか成り立たないのだろうか。少し小首をかしげた俺に、彼女は言った。

 
「やろうよ」

 
 結局、そうなのか。

 大胆な行動の中にも、色気を感じる。自然だからかな。

 
「あたし、愛は信じない。生きてることを楽しみたいの」

 
 どういう意味だ? と考えながらも、彼女の献身的な行動や、洗濯しているときの濡れたTシャツに肌が透けていた姿などが脳裏に浮かんできた。甘い吐息が鼻をくすぐる。

 
(処女でしょ、いいのかよ?)

 
 という言葉は、喉元から下半身へと方向を転換していった。Tシャツから覗く、ふくよかな谷間を造る乳房。フィットした短パンを張ち切らんとする、張りのあるお尻のふたつの丘と、盛り上がった処女恥丘。色白で光沢のある肌。そのひとつひとつを今、この手の平と唇で味わっている。

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