もしも突然クイズ司会者に「エロい子とエロくない子、好きなのはどっち!? 制限時間30秒で」と聞かれたら、どう答えるだろうか。おそらく8割の男性は、3秒も経たないうちに即答するだろう、「エロい子」と。
男性ならエロい子を好むのは当然のことだが、悔しいのは、外見や普段の会話だけでは「どのくらいエロいのか」がイマイチ分からないこと。まして、交際も視野に入れている女性に対して、「どのくらいエロいの?」なんて聞けないし、カモフラージュのつもりで「最初に『バ』が付くモノで一番好きなのは?」と質問した所で、相手も威勢よく「バイブ!」とは答えてはくれない。ストレートな質問で相手のエロさを明らかにするのは難しいのだ。
それならば普段の何気ない言動や仕草から、エッチレベルを浮き彫りにすることはできないだろうか。ということで、本記事では、女性の心の奥底に眠るエッチレベルを浮き彫りにする方法を提案したい。
ちなみに、ここでいう「エッチレベルが高い」とは、決して「誰とでもヤル」という意味ではないのであしからず。だから、フリーセックスの女性がレベル高になるわけではない。エッチレベルを決めるのは、あくまでベッドというリングに上がってから、女性が見せるパフォーマンスだ。
そういう意味では、最初からがんがんボディタッチをしてきたり、下ネタを放り込んでくる女性よりも、初対面の人にはガードが堅く、自分の内部をそう簡単にはさらけ出さない人の方が、ベッドに行くと豹変するパターンがある。なかでも、ある程度社交性があり、男性経験もあるのに、簡単にタメ口にならずいつまでも敬語を使う女性。これは妙に自分の奥底を隠している傾向にあるので、いざその恥部をさらすとなったら、ものすごい開放エネルギーを発揮し、ド変態に変わる可能性を秘めている。
次に、手の大きさを比べ合う展開もレベル判断に役立つ。この時の女性の手の合わし方は、エロさを知る要素となるはず。
具体的にその内容を説明すると、手を合わせる時、無造作にバチッと手を出すようではエロに無関心だろう。また、いわゆるハンコを押すように、手の全面を同時に押し付けてくるような合わせ方もダメ。エッチレベルが高いと考えられるのは、ソフトに、しかも手の一部分から徐々に、滑らかな合わせ方をするタイプだ。
エッチレベルが高い女性は、いわずもがな男性をみずからのテクニックで歓ばせたいという願望がある。そのため、日頃から男性が歓ぶ感覚というのを熱心に研究する。となると当然、男なら誰もが好きな「ソフトタッチ」を習得しているはずだ。
そんなエッチレベルの高い女性が、男性と手を合わせる場合、たとえそれが日常の何気ないコミュニケーションであれ、無意識に「男を歓ばせるソフトタッチ」が顔をのぞかせるはず。さらにいえば、手の大きさを比べ合って、その後手を離すときも、まるでカーテンのように滑らかな手つきをするはずだ。ということで、手の大きさを比べ合うくだりでは、すべての感覚を手のひらに集中させよう。
そして最後に、「腹筋チラ見せ作戦」で、相手のエッチレベル査定を終えよう。この作戦は、読んで字のごとく、飲み会などでさりげなく自分の腹筋をチラ見せするという内容だ。
たとえばみんなで喋っている時、お腹を掻くふりをして服をめくり、みずからの腹筋を見せる。ただし、みんなが気付くほど長時間見せてはいけない。本当に「チラッ」とめくるのがベストだ。
もちろんほとんどの人は気付かないだろうし、たとえ腹筋が見えたことに気付いても、大して興味を示さないだろう。そこで、もう一度、お腹を掻くふりをして腹筋をチラ見せしてみる。ここでも気付かない人はいるだろうし、気付いても特に興味を示さず、他の人たちの話に集中する人がほとんどではないだろうか。
しかし、エッチレベルの高い女性は違う1度目のチラ見せがわずかでも視界に入ったなら、無意識にその人の腹筋が気になり、2度目のチラ見せではつい相手の腹筋に目が行ってしまうはず。なぜならエッチレベルの高い女性は、人並み以上に男の体をチェックしたがっているからだ。ということで、チラ見せする際は、自分の腹筋を見た女性がいるか、女性陣の視線をよくチェックしよう。
以上の作戦で、女性のエッチレベルを浮き彫りにしてほしい。
(文=トビタシンイチ/ブログ「トビタシンイチのエロ探検記」)
トビタシンイチ(とびた・しんいち)
日夜エロネタを求めて風俗・合コン・ナンパに挑むエロ探検家であり、ライターとしてさまざまな失敗エピソードを紹介している。国内有数の早漏男子という顔も持つ。