70歳過ぎても「ポヨポヨ♪」キャバクラ嬢がこっそり見せてくれた熟年紳士の恥ずかしすぎるラブレター

loveletter0914.jpg※イメージ画像 photo by V e r e n a . from flickr

 9月10日に亡くなった松下忠洋・金融担当大臣と、20年もの付き合いがあったという女性が、発売中の「週刊新潮」に大臣との痴情を明かし、ラブレターを公開して話題となった。そのあまりにも恥ずかしい乙女チックな内容には、同じ熟年男性から同情の声が集まっている。

「早くあなたを探検したいんです」「胸キュンで思い出しています」「○○姫」「また逢って確かめ合おうネ」……。

 確かに、大臣が70歳の元愛人に向けて送ったラブレターは、純情そのもの。もともとそうした文才があったのか、それとも女性を喜ばせようと試行錯誤を重ねながら書き綴ったのかは分からないが、一般的な50~60代の熟年男性は、年下女性にラブレターを送る際、その世代の女の子に合わせようと涙ぐましい努力をしているものだという。

「雑誌の記事を読んだけど、あんなラブレターもらったら、むしろ嬉しいですよ。一生懸命文章を考えてくれているんだと思うもん」

 こう話すのは、都内某繁華街のキャバクラで働くS美ちゃん(22歳)だ。今時のキャバ嬢には珍しく、黒髪ロングストレートで切れ長の瞳という、オヤジ受けするルックスの彼女は、2年前の入店当時から年配客からの指名を多く受けている売れっ子キャバ嬢だ。

 そんな彼女に、思わず赤面してしまう団塊世代からのラブレター(メール)を見せてもらった。最初は、お客さんの個人メールは絶対に見せたくないと抵抗していた彼女だが、お店に来なくなったお客さんのだけでいいからと粘って、なんとか見せてもらったのが、これから紹介するメールの数々。とりあえず、ご覧いただこう。

『一昨日は、素晴らしい接客をありがとうございました。女性からメールアドレスをもらうなんて初めてだったので、何を書いていいのかわからないのですが、万事お気遣いいただき、小生たちが楽しく遊べるよう配慮していただいて、本当に嬉しく、また有難く存じます。御礼に、一度、食事などお誘いしたく一筆献上差し上げました。よろしければお返事いただければ幸いです』

「この方は、60代の電子機器メーカーの専務さんだった人。店にいるときは楽しいお酒の方だったから、こんな堅いメールを貰っちゃって、逆に緊張しちゃった」(S美ちゃん)

 確かにキャバ嬢にこんなメールを送るってのは、あまり遊び慣れていないまじめな人だったのだろう。彼女が思わず気を許してしまったのもわかるような気がする。

『S美ちゃん、昨日はアゲポヨー! ○ちゃん(本人名)も年甲斐もなくアゲポヨしちゃったよー。今度は二人でアフターして、まったりポヨポヨしたいにゃん♪』

「この人は、常連さんに連れてこられた人で、2対2でアフターしたの。森永卓郎さんをもう少し老けさせた感じの人なんだけど、70歳過ぎてるんだって。最初このメールを見たとき、誰からだかわかんなかった(笑)」

 70歳をすぎた男性が、「まったりポヨポヨしたいにゃん♪」……このメールが家族に見られないことをお祈りします。

 しかし、何歳であろうと、男は男。ロマンティックなメールも、若者言葉を必死で使うメールも、顔文字だらけのメールも、書いているときには、本人結構大まじめだったりします。どうか優しい目で見てあげていただきたいものですな。

 ところでS美ちゃん、二人目の人とは「まったりポヨポヨ」したの?

「あー、うん。4回目ぐらいでホテルには行ったんだけど、まったりポヨポヨっていうより、『ガッツリぺろぺろ』なHだったなー」

 うおおおおお! うらやましい!!
(文=騎士歩人)

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