「えこひいきだ!」マエアツ泥酔騒動が大島優子バッシングに発展!!

 AKB48を卒業した前田敦子(21)が俳優の佐藤健(23)らとパーティに参加し、泥酔した挙げ句にお尻丸出し状態で佐藤に抱えられた写真を週刊誌に撮られた騒動。数日が経過してもなお冷めやらない衝撃的事件の熱気が、前田以外のAKBメンバーにも飛び火している。

 このパーティは、簡易ベッドやシャワーまで付いた通称「ホテル」と呼ばれる高級カラオケ店で行われた。男女3対3の組み合わせで行われており、普通に考えれば明らかに合コンであるが、これにAKBの現メンバーである大島優子(23)や仲川遥香(20)も参加していた。AKBには“恋愛禁止”という鉄の掟があり、すでにAKBを卒業している前田は合コンしようが誰と付き合おうが問題はないが、大島や仲川はルール違反を犯したことになる。ところが、今のところ二人はおとがめなしであるため、ファンから「えこひいきだ」「大島と仲川を処分しろ」といった声が上がっているのだ。

 これに関して運営側は「事前に許可をとった卒業祝いのカラオケパーティなので問題はない」との見解を示した。だが、多くのファンは納得しておらず、AKB48劇場支配人である戸賀崎智信氏の『Google+』には「ちゃんと記事の説明をしてください」「本人にコメントくらいさせたらどうですか」「このままスルーですか?」といった批判が殺到している。

 批判が噴出するには理由がある。過去に“恋愛禁止”の掟を破ったために多くのメンバーが解雇されているが、総選挙上位の人気メンバーは軽い処分や全くおとがめなしとなっており、扱いに明らかな格差が生まれているためだ。解雇されたメンバーは合コン写真やツーショットプリクラの流出など「証拠」が漏れたことが原因だが、たとえば秋元才加(24)や指原莉乃(19)のように決定的証拠を報じられても軽い処分で済まされたメンバーもいるわけである。

 8月の東京ドーム公演での再編成までチームKのキャプテンを務めていた秋元才加は、出演舞台の脚本を担当した広井王子(58)を自宅に宿泊させたと一昨年の10月に報じられ、キャプテンを辞任。しかし、翌年2月に東京マラソンを完走したことで「みそぎが済んだ」として、プロデューサーの秋元康氏からキャプテン復帰が言い渡された。

 えこひいきが更に如実に現われたのが“さしこ”こと指原莉乃のケース。デビュー後にファンと交際していたというAKB史上最大のスキャンダルで解雇もやむなしだったが、HKT48に移籍という形で落ち着いた。おまけに選抜メンバーとしてAKBやソロの活動は継続しており、「ほとんど処分になっていない」という声が多数を占めている。

「恋愛禁止という建前上の掟はありますが、人気メンバーはよほど素行が悪くない限りは“大人の事情”で解雇できません。決定的な写真などがあれば対応しなければなりませんが、単なる熱愛報道などはスルーすればいいという風潮になっています。人気メンバーの動向には所属事務所や広告代理店、スポンサーも絡んできますから、ルール違反をしたからといって運営側が処遇を決められるわけではない」(芸能プロ関係者)

 唯一、人気メンバーでありながら素行不良で解雇されたといわれるのが、前田や大島と同じ太田プロに所属していた小野恵令奈(18)だ。彼女は「クラブで飲酒して男の家に泊まり、翌日同じ服と同じ髪型で収録現場に現れた。ジャニーズやヴィジュアル系バンドのボーカルとの交際も発覚した」(週刊誌記者)などといった情報があり、当時はAKBの人気が発展途上だったこともあって解雇されたといわれている。

 このように、メンバーによってスキャンダル発覚後の処遇に違いがあれば、ファンが納得できないのも仕方ない部分がある。大島はチームKの新キャプテンに就任が決定し、仲川はJKT48への移籍が決まった大事な時期であるだけに、このままスルーすれば禍根を残すことになりかねないだろう。

「大島に関しては、スルーするべきか何かしらの対応をするべきか、運営や代理店が今後を検討中です。処分が下るとしても、指原の時と同じく運営の仕掛けに使うだけの“茶番”でしょうけどね。ジャカルタ行きが決まっている仲川は、特に処分は検討されていないようです」(芸能関係者)

 絶対的エースだった前田からセンターを受け継いだ大島だが、スキャンダルの“もらい事故”によって、早くもサプライズの洗礼を受けるのだろうか。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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