次期衆院選への出馬が取り沙汰されている東国原英夫前宮崎県知事(54)が「知事時代に県職員を含む20人以上の女性と肉体関係を持っていた」と、12日発売の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。
同誌によると、地元の飲食店経営者の娘や東京のOL、頻繁に東国原氏の自宅を訪れていた一般女性、女性社長、水商売の女性、タレント志望の女性らと交際していたといい、知事時代だけで交際人数は20人以上にのぼるという。それも複数人と同時期に交際していたらしく、彼の性豪ぶりが明かされる内容になっている。
さらに関係者の証言として、約5年前に東国原氏が県知事に就任し並んでいた職員たちを眺めた際に「右から○番目の子かわいい。あの子、名前なんていうの?」と周りの職員に尋ね、その数カ月後に当該の女性が知事室に出入りするようになったと記されている。知事が職員に手を出しただけでも不適切といわれそうだが、なんと「知事室の中からあえぎ声のようなものが聞こえてきた」という証言も掲載されている。これがもし事実であれば、まるでAVまがいの行為を県庁内で繰り広げていたことになる。
いくら東国原氏が性豪であろうと、マスコミに追われる自分の立場をわきまえずに手当たり次第に女性と関係を持つというのは考えにくい。だが、同誌によると東国原氏は「俺は病気だ」と語ったこともあるほど性欲が強いらしい。女性と関係を持つだけでは飽き足らず、秘書に買いに行かせたエロ本が知事室に大量に並んでいたこともあるようだ。理性では押さえきれないほど性欲を持て余していたのだろうか。
同誌の取材に対し、東国原氏は20人以上と関係を持った疑惑や“知事室SEX”などについて「そういう事実はまったくない」と全面否定。しかし、東国原氏が「友達です」と言い切った女性の親族は交際していた事実を認めたうえで「本人(女性)があまり話したがらないから、別れた理由は分からないけど、おそらく女癖の悪さだろう」と証言している。
東国原氏の派手な女性遍歴は「たけし軍団」時代から有名であり、芸能界入りの3年後にフリーアナウンサーと結婚するも1989年に離婚し、翌年に女優・かとうかず子(54)と結婚。結婚中の89年には、イメクラで未成年の少女からサービスを受けたとして芸能活動自粛に追い込まれた。
気になるのは、タレントや政治家という地位があるとはいえ、世間的に見れば「元芸人のハゲたオジサン」である彼がなぜそんなにモテるのかということ。これに関して同誌は関係者の証言として、東国原氏は「(自分のイチモツは)芸能界一デカイ」と豪語しており、関係を持った女性は虜になってしまうと記している。芸能界の巨根伝説として名前が挙がるのは、ディック・ミネ(故人)や三木のり平(故人)、22センチといわれた羽賀研二(51)、最近ではモデルのJOY(27)、芸人のほっしゃん。などがいるが、それを超えるイチモツの持ち主ということなのだろうか。
東国原氏は現在独身であり恋愛は自由であるが、あまりにも乱れた女性関係は信用を失うことになりかねない。橋下徹大阪市長率いる「日本維新の会」の目玉候補とウワサされているだけに、生き馬の目を抜く国政の世界に飛び込むならば「英雄色を好む」もほどほどにしておくべきだろう。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)