【ネットナンパ】ホテルが満室のおかげで……

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Illustrate by ながおか

 フリーのライターという浮草家業のおかげで、日ごろから都内のアチコチの出版社や編集プロダクションに顔を出させてもらっている。それゆえ新宿、渋谷、池袋といった繁華街に足を運ぶ機会が非常に多い。

 新宿区の外れにある高田馬場も筆者がよく出かける場所だ。新宿駅からほど近く、JR、地下鉄、私鉄と路線が多く交わっているのでこの街もかなりの賑わいを見せている。エロ系の出版社や編集プロダクションが数多くこの街に居を構えているのだ。

 だが、全盛期の高田馬場を知っている身からすると、現在は少々寂れた感じが否めない。古くはマントル、いわゆるマンショントルコのメッカでもあった。

 また、フードルという言葉が世に誕生した際、高田馬場には可愛手翔という超有名なフードルが在籍していた性感ヘルスもあった。

 駅付近の早稲田通りには無店舗型の風俗店が軒を並べると同時に、古くからの許可店ヘルスも元気に営業していた。

 ところが、デリヘル全盛期の今日現在は風俗店らしい風俗店はわずかに数える程度までに減ってしまった。代わりに増えてしまったのが大陸系や韓国系のエステだ。マンションや貸しビルの一室で、当局の摘発なにするものぞと本番エステとして営業しているわけだ。

 なぜ、高田馬場がここまで廃れてしまったのか? 極論すれば理由は一つしか挙げられない。それは、ラブホテルの数が圧倒的に少ないからである。

 駅付近にはわずか2件しかラブホテルがなく、圧倒的に供給が追い付かない。しかも付近で営業しているホテヘルがあるので、週末の夜ともなれば常に満室状態。風営法の絡みで新規にラブホテルを建築するのが難しいのか、一向にホテルが新設される様子もないのである。

 今回はそんな高田馬場でのお話である。

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今夜高田馬場で! 
 
初めまして。
お互い都合が良い時に性欲満たせる相手が欲しくて登録してみました。 
 
見た目は真面目系というか地味な感じですが、
エッチしてる時はSになってしまいます。
昔の彼氏には、そのギャップがエロいねってよくからかわれました。 
 
今夜高田馬場で待ち合わせ出来て、
いろいろな意味で余裕のある人からのお誘い待ってます。 
 
08月2*日17時31分
受付メール数:1/5 
 
♀えり
年齢:27歳
血液型:B型
身長:150~154cm
スタイル:普通
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 筆者愛用サイトの一つである【イククル】でこんな書き込みを発見した。このえりチャンは写メを公開していたので、ポチっと確認。ハートマークのスタンプで目の辺りを隠していたが、なかなかの美形そうだ。しかも無料で確認できる詳細プロフィールによると、スリーサイズはB87W61H86のEカップとなっていた。

 27歳の器量良しの娘が、ベッドの上でSになる姿を想像しただけで愚息から先走り液がジワっと滲んできた。そんな訳で速攻アプローチ開始。

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こんばんは、えりさん。
都内の会社員のショーイチです。 
 
高田馬場は通勤途中に利用する駅なので、私にとっても都合がいいんです。 
 
ベッドの上で激しいSになるというえりさんの書き込みが気になって仕方がありません。
今日の夜でしたら何時でも都合がつけられるので、ぜひお会いしたいです。 
 
良かったら詳しい条件とか希望を教えてもらえますか?
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 5分もしないうちに返信が届き、交渉スタート。トントン拍子に話が進み、その日の夜20時に待ち合わせすることになった。

 待ち合わせ場所は高田馬場駅前交番の目の前にあるパン屋さんの前。こんな所を待ち合わせ場所に指定するとは、なかなかの通である。約束の時間5分前に到着した筆者。すると、そこには既にえりチャンが人待ち顔で待っていた。

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 ツカツカと近寄り、声をかける。「こんばんは、えりチャン。イククルで約束したショーイチです」、極めて紳士的に声をかけた。するとえりチャンは頬笑みを浮かべて筆者に向きなおる。

 
ポっ。

 
 ひと目で惚れてしまった。グラビアアイドルの山本梓を彷彿とさせるキツネ顔であったが、キュートな笑顔が愛くるしくて萌え死にそうだった。本来筆者はタヌキ顔の女性が大好きなのだが、ここまで笑顔が可愛ければ問題ナッシング。ファーストコンタクトでいきなり頂点に達してしまった。

「じゃ、早速だけどホテルに向かおうか」

 そう促すとコクンと頷くえりチャン。筆者のような冴えないオッサンがこんなにも可愛らしい女性とセックスできるとは! まさに出会える系サイトのおかげだ。本当に素晴らしい国である。否が応でも愛国心が高まってしまう。

 こんな可愛らしい娘の腰に手をまわして街を歩くことができたらさぞかし鼻が高いことであろう。そんな欲求に駆られるが、初対面でそこまで図に乗る訳にはいかない。微妙な距離を保ちつつ、ホテルのある方向へエスコート開始。

 5分弱でホテルに到着。だが、そこは既に満室だった。週末だったらいざ知らず、平日だったので油断していた。バツの悪さを感じつつ、もう1軒のホテルへ向かおうとした。しかし、えりチャンの口から予想外のセリフが飛び出した。

「よかったら、私の部屋に来ませんか?」 
 
 

 
あqwせdrftgyふじこlp!?

 

 彼女が何を言っているのか理解するまで時間がかかってしまった。筆者のとまどいをスルーして彼女が続ける。

 
「ここから歩いて5分くらいなんですけど、ショーイチさんさえ良かったらどうですか?」

 
 望外のお誘いで心拍数がレッドゾーンに突入。高速で首を縦に振りまくりたいところだが、なんとか正気を保ち尋ねてみた。

 
「え? 初対面の男を家にあげたりして怖くないの?」

「は、はい。ショーイチさん優しそうだし、プロフィールに既婚ってあったから安心できそうだし……」

 
 そうなのである。筆者はプロフィール欄で既婚と称しているのである。割り切り交際を望む女性にとって、既婚男性は安心して遊べる相手として好印象を与えるものなのだ。それを見越して、あえて「既婚」と称していたのだ。

 
「で、でもなんか悪い気がするなぁ」

「だって、もう1軒のホテルも満室かもしれないし、だとしたら移動の時間とかもったいないじゃないですか」

 
 たしかにその通りである。最悪もう1軒も満室だった場合、タクシーを拾って大久保近辺に移動するしかない。移動距離は1駅分なのでタクシー代はたかがしれているが、時間の無駄には違いない。

 
「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらうね」

 
 こうして今度はえりチャンのリードで歩を進めることになった。そして3分もしないうちに小奇麗なマンションの前に到着した。

 
「ちょっと部屋を片付けてくるんで、ここで待っててもらえますか」

「うん、いいよ」

「じゃあ、とりあえず携帯の番号を教えてくれます?」

「OK! 終わったら電話して。のんびり待ってるから慌てなくていいよ」

 
 マンションの前で待っていると、数分もしない内に筆者の携帯が鳴った。

 
「あ、ショーイチさん? 片づけ終わったんでエレベーターで3階まで来てくれますか?」

 
 言われるがままに3階に到着すると、えりチャンが待っていてくれた。

 
「あ、こっちです」

「うん」

「この部屋です」

 
 部屋の大きさはワンルームタイプ。小さなキッチンと6畳弱の居室があるだけだ。まぁ、駅から近くて新しいマンションなので、これでも上等なほうなんだろう。

 
「駅から近いし、綺麗なところだね。家賃とか結構するんじゃない?」

「はい。お給料の半分近くは家賃で消えちゃいますね」

「もう少し都心から離れれば家賃も安くなるのに」

「あ、私、満員電車とかに乗れないんですよ」

「そうなんだぁ」

「だから、家賃が高くても仕方がないんです」

 

 そんな世間話をした後、えりチャンがクローゼットの中からタオルを取りだし、先にシャワーを浴びてくるよう言ってきた。念入りにシャワーを浴び終え、常日頃から持ち歩いてる歯磨きセットで歯を磨く筆者。好印象を与えるため、わざとえりチャンの見える所でゴシゴシと歯を磨く。

 筆者と入れ替わりでえりチャンもシャワーを浴び、いよいよベッドイン。サイトの書き込みによればえりチャンはSとのことだったが、「最初は俺に攻めさせて」とおねだりして筆者のターンからプレイ開始。

 ねっとりとした唾液混じりのディープキスから始まり、乳首を弄ぶ。ただ、えりチャンの反応はイマイチだった。やはり攻められるのは好きじゃないのかなと表情を伺うと、歯を食いしばって声が漏れないように耐えている風だった。ラブホテルとは違い自室なので声が隣近所に漏れてしまうのを避けるためであろう。

 ソっと股間に手を伸ばしてみると、ベッチョリと濡れていた。うむ、感度は良さげである。山本梓似の娘が股間をビショビショにしながら、声を出すのを堪えているわけだ。

 たまらないシチュエーションに脳内がシビれる。ビチョ濡れの性器に顔を埋め、クリトリス、大陰唇、小陰唇を舐めまわす筆者。ビクビクッと不規則に身体が反応するえりチャン。

ピぃィチュア、ヌチャ、レヌロレロ、チュジュルル、ヌプァくちゅ……

 室内に響くクンニの音。その音の合間にえりチャンのくぐもった吐息が混ざる。舐めても舐めても尽きることの無いえりチャンの愛液。筆者が舌を突き出して膣に挿入すると、その舌を奥に導くかのように腰をあげて反応するえりチャン。

 もう我慢の限界である。愚息のおちょぼクチから先走り液が滲んでいるのは、見るまでもなくわかる。財布から取り出して用意しておいたゴムをスタっと装着して、「入れるよ」と一声かけてヌミュっと正常位で挿入。

 挿入と同時に、えりチャンが筆者の後頭部を両手で抱え込みディープキスを仕掛けてきた。キスをすることによってクチを塞ぎ、声が出るのを避けるためだろう。鯉が餌を求めるかのようにクチをパクパクさせながら筆者の唇と舌と唾液を貪るえりチャン。

 しつこいようだが、お相手は山本梓似の可愛い娘チャンである。こんな挿入を味わっていたらひとたまりも無い。求められるがままにキスに応じながら、ピストン運動を徐々に弱めていく筆者。

 しかし、えりチャンがそれを許してくれなかった。筆者の思惑を察したのであろう。えりチャンは両足を筆者の臀部の後ろでクロスして、グイグイとリズミカルに押し当ててきたのだ。

 正常位である。動きの主導権は筆者が握っているはずだった。いわゆるマウントポジションである。攻めるも休むも筆者がリードできるはずなのに、ガードポジションのえりチャンが巧みにそれを許してくれなかった。

 なんたる寝技師!

 筆者は抵抗することを諦めた。命じられるがままに腰を振り続けるしかない。

ふぅ。

 ディープキスをしながら「い、いぐよ」と宣言すると同時の発射であった。

 発射後も筆者の後頭部と臀部をホールドし続けるえりチャン。余韻を楽しむというより、まだまだ貪り足りないといった様子だ。なすがままにされるだけの筆者。半ば屈辱的な感覚を覚えてしまう。“ごめんね。俺が早漏なせいで物足りないんだろうね”、と思ったもののプライドが邪魔してそれをクチに出すことができない。

 
「これ以上入れているとゴムが取れちゃうかも」

 
 そう言って説得し、なんとか拘束を解いてもらう。筆者としては5分も休憩すれば復活して2回戦に臨めるのだが、この日は事情が違った。えりチャンは非喫煙者なので、室内は当然禁煙だ。灰皿なんてあるワケもない。

 そう、一服休憩ができない状況だったのだ。タバコ馬鹿の筆者としてはかなり苦しい状況だ。

「えりチャン。今日は本当にありがとうね。今日は俺が攻めちゃったけど、次は最初からえりチャンに攻めてほしいな」と終息宣言することにした。と同時に、次回への布石を打っておくことも忘れない筆者である。

 軽くシャワーを浴び、いそいそと身支度を整え終え、玄関でサヨウナラ。

 
「じゃ、また都合のいい時にメールしてくれるかな?」

「はい。ショーイチさんもメールしてくださいね」

 
 なかなか好印象の別れ際だった。えりチャンのマンションを出ると、急ぎ足で駅前の喫煙所に向かい一服。

 

ぷハぁっ。美味し!

 

 一服しながら先ほどのエッチを思いだしていると、愚息がギンギンにいきり立ってきた。煙草の火を消して、今すぐにでもえりチャンのマンションに舞い戻りたくなってしまう。だが、いくら厚顔無恥な筆者でもそこまで図々しくはできないし、ヒかれること間違いなしだろう。グっと我慢の子であった。

 それにしても初対面の男を自室に招き入れるとはいい度胸である。筆者が逆の立場だったら、いくら相手が優しそうな既婚者であっても怖くてできないだろう。

 余談だが、筆者は街を歩いているとDQNにガンを飛ばされることがままある。幸いにもカツ上げされたりオヤジ狩りにあったことはないが、DQNにしてみれば気の弱そうなカモに見えるのだろう。

 もしかしたら、このお人好しそうで気弱そうな顔のおかげで初対面の女性に安心感を与えているのかもしれない。イケメンにはほど遠く、対極の側にある筆者の不細工ヅラではあるが、この一点だけは親に感謝したいものである。

(文=所沢ショーイチ)

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