人気お笑いコンビ、ピース・綾部祐二と、若貴兄弟の母・藤田紀子さんの“年の差30歳”熱愛が話題になっています。ピース綾部といえば、人気番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の人気企画「熟女好き芸人」の常連でもある熟女マニア。この企画ではウド鈴木、オードリー春日、ロバート秋山らが常連でしたが、ウドや秋山の実際の結婚相手は同世代、もしくは年下で「本当に熟女好きなのか?」「キャラでは?」という疑惑もありました。ところが今回の熱愛発覚で「綾部こそ本当の熟女好きである」と、一部マニアからは評価がうなぎのぼりだそうです。
さて、芸人さんばかりではなく、最近になって非常に増えてきた熟女マニア。それも、50代、60代の女性が好きでたまらないというマニアさんの間で使われ始めた言葉が「アラカン」すなわち、アラウンド還暦、60歳前後の女性を指す言葉です。
今回は、この「アラカン」好きな熟女マニアさんに、熟女のよさについて聞いてきました。余談ですが、鶯谷で超熟女専門のデリヘル店を経営するAさんに言わせると、この「アラカンマニア」の男性は、20代前半の若年層と、40代の壮年層にはっきり別れる傾向があり、意外にも30代の客というのは少ないそうです。
まずお話をうかがった23歳会社員の男性は、アラカンの良さを「なんといっても肌の質感」と言い切ります。
「胸の弾力がなくて、乳房の上半分が凹んで、マシュマロのようにふわふわしているのがめちゃくちゃ気持ちいい。それでいて、乳首を刺激すると、堅くなってくるアンバランスさが最高ですね」(23歳 会社員)
そんなアラカン女性のおっぱいに魅力を感じるのは40代も同様で、
「巨乳がしぼんで垂れ下がっているのが、たまらなく“せつな(せつなくて)気持ちいい”んです。女性が騎乗位のときに、ピタッピタッって乳房が揺れてぶつかる音がするんですけど、その音を聞くと興奮しますね」(43歳 会社員)
など、ゆるんだ身体に興奮するという人が多いのですが、中にはこんな声も。
「やっぱり羞恥心ですかね。人妻ブームで30~40代の女性は、自分に自信があるっていうか、あっけらかんとしたSEXになるんですけど、アラカンあたりになると、裸になるのも恥ずかしがるし、SEXのときも『申し訳ない』とか言って、めっちゃ丁寧にフェラとかしてくるんですよ。なんかそういう思いやりみたいなものを感じると、年上なのに、すっごくかわいいって思うんですよね」(41歳 自営業)
「同世代の女性だと、こっち(男性側)ががんばって、気持ちよくさせてあげないといけないような気になって、疲れちゃうんですよ。その点、年の離れた女性は、自分のペースに合わせてくれるっていうか……すごく落ち着いてSEXできるのがいいですね」(21歳 大学生)」
というわけで、まだ自分に女性としての価値があると考え、SEXを「させてあげる」と考える女性より、SEXへの期待感が高く相手男性への気配りもできるアラカン女性がいいという意見が多数を占めました。
まあ、いかにも現代の草食男子らしい、自信のなさと軽い女性恐怖症みたいなものが見え隠れする意見であるような気もしますが、女性の持つ羞恥心に興奮するという男性にとって、熟女がもたらす精神的快感は、実は大和撫子的要素だったということでしょう。
(文=騎士歩人)