※イメージ画像：ビビる大木 オフィシャルブログ「はじめまして こんばんみ。」より7月30日発売のサンケイスポーツがお笑い芸人・ビビる大木の熱愛を報道した。気になるお相手は、沖縄アクターズスクール出身の女性5人組グループFolder5の元メンバーで、現在女優として活躍しているAKINA。記事によると、2人はキャイーンの天野ひろゆきが主催する食事会で意気投合し、数年間の友人関係を経て、昨年秋ごろから真剣交際に発展したという。
記事が出た当日、大木は自身が司会を務める『PON！』（日本テレビ系）で、「皆さんが驚くような情報は僕からは一個もない。37歳の独身男に浮いた話があった、ただそれだけです」とし、普段はドライブなどでデートをしていると語った。また、交際相手のAKINAについては、「僕よりも苦労を積んでる点が素晴らしい。僕よりも嫌な思いやつらい思いをいっぱいしてるので、逆に僕が頼りになるぐらいのちゃんとしたマジメな方です」と話した。
前身となるFolder からメンバーを厳選して2000年に新たなスタートを切ったFolder5。しかし、その活動期間もわずか2年あまりで終了。元メンバーで、現在女優として活躍している満島ひかり曰く「自然消滅？」という具合らしい。そんな状態の中にあって、AKINAは芸能界での居場所を模索。事務所を移籍した後、女優として活動を始める。しかし、当然ながらそうそううまくいくものではないのが芸能界。そんなとき、彼女を支えたのが大木だったというわけだ。
「今回、サンケイスポーツに2人の記事が出たのは、AKINAが、音楽活動を再開させることと呼応しているのではないでしょうか。Folder5の解散以降、2008年には新境地開拓の一環としてグラビア写真集にも挑戦したAKINAでしたが、結果はイマイチでした。27歳という年齢を考えれば、もう一花咲かせるにはギリギリというのが正直なところです。そこで出てきたのが、彼女の音楽活動復帰という話。AKINAは、今年の夏に“Shiny Lips”としてバンド活動を始めるようです。そこで、事務所サイドが、話題を集めるため、サンスポにネタをリークした可能性はあるでしょう。そうでもしなければ、なかなか新聞であそこまで大きくは報じてもらえないでしょうから。まあ、もちろん、2人の交際が真剣なものであることを大前提ですがね」（芸能記者）
この記者は、AKINA の交際相手が変な不倫男だったり二股男じゃなかったからこそ、事務所側も堂々とネタを提供できたのではないかという。この言葉の裏を返せば、ビビる大木というタレントの好感度を示しているともいえるだろう。事実、大木は、昨年の出演番組本数が有吉弘行に次いで2位だったほどの人気者。そしてその人気の秘密は、NHKに多く出演していることからも分かるように、彼が芸人らしからぬ常識者で、上品さを備えた人物であるという点だ。
そんな大木の熱愛といえば、女優・酒井若菜が有名だろう。当時を振り返ってみれば、彼女の場合も、数年間の友人関係を経て交際を始めている。このことからも分かるように、大木というのは、“ビビる”という芸名ながら、女性の面倒見がよく、頼りがいのある男性なのだろう。
芸人というより、今やマルチタレントとして活躍の場を広げているビビる大木。抜群の好感度と器用さを兼ね備えた彼は、今のテレビバラエティ界にとって、「とりあえずビビる入れとけば大丈夫」と言われるほどの存在になった。そんな大木のタレントとしての人気の秘密は、上記したように、芸人でありながら常識的な態度を持ち、誰にも嫌味を感じさせない上品さにあり、そして、そんな彼の性質こそ、女性にモテる最大の秘訣なのかもしれない。
（文＝峯尾／http://mineoneo.exblog.jp/）
著書『松本人志は夏目漱石である！』（宝島社新書）
