【連載】本多圭のオトコとオンナの芸能恥話

朝青龍、新恋人のおかげで温和な性格に!?

asashouryuu0711.jpg※イメージ画像:『一番、一番!真剣勝負』
著:朝青龍明徳/日本放送出版協会

芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、芸能界の裏側に横たわるオトコとオンナの深い業を掘り起こします。

 元横綱の朝青龍ことドルゴルスレン・ダグワドルジ氏。通称“ドルジ”が、先頃、母国のモンゴルの市内で酒気帯びで「警察官暴行事件」を起こしていたというニュースを聞いてびっくりした。

 というのも、筆者はドルジにタレントのはしのえみ似の銀座ホステスの新恋人ができて、性格が温和になったという話を聞いていたからだ。実際に筆者も6月中旬にドルジと偶然、銀座8丁目のクラブ『J』で遭遇した。記者魂というか、野次馬根性というか、ドルジが自分に付いたホステスを触りまくるか? それとも客席で大暴れするか? ハプニングを半ば期待したものだ。ところが、その日のドルジはそんな気配をまったく見せることなく、常時ご機嫌だった。

 クラブ関係者に聞くと「ドルジは頻繁に『G』というクラブに行ってます。お気入りのホステスのS子がいるからですよ。今日はその帰りにタニマチの一人とバッタリ会って『J』に立ち寄った。だから、ご機嫌がよかった。最近では、人が変わったようにおとなしいですよ」という。

 ドルジは2003年に母国の幼馴染だったタミルさんと結婚。一女、一男をもうけたが、09年に離婚した。原因は酒に酔ってのDVと言われている。2年前の1月には元「関東連合」リーダーだったK氏に酔ったうえで暴行を働いたのがキッカケで、引退に追い込まれた。

 引退後、K氏への示談金を用意したというウワサされたのが、石川県でパチンコチェーンを経営するA氏。A氏がドルジのために事務所を設立し、彼を引き取った。実はA氏は、“巨乳女優”の小池栄子や佐藤江梨子らを抱える「イエローキャブ」のスポンサーだったが、3年前に経営陣と亀裂が生じたために、スポンサーを降りてしまった。それ以降、経営が悪化した「イエローキャブ」の帯刀孝則社長は、この6月に自殺に追い込まれた。皮肉で不幸な話だ。

 A氏がバックについたことで、ドルジはマルチタレントして日本を拠点に活動していくこととなった。しかし、酒癖の悪さで引退に追い込まれたにもかかわらず、素行不良ぶりが改まることはなかった。昨年11月、九州の福岡で知人のパーティーに出席した際、酔って些細なことで口論になり、20代女性に殴る蹴るの暴行を働いて、全治2週間の怪我を負わせている。

 それゆえ、今年に入り夜の銀座に出没し始めたドルジに対して、クラブ関係者は酒癖・女癖の悪さを危惧していた。

「どんなホステスをつけてもドルジは強引に触りまくる。気に入らないことがあると暴れる、と要注意だったんですが、最近は気持ち悪いほど紳士的に飲んでます。原因は『G』のS子さんですよ」(親しいクラブ関係者)

 「G」は銀座では“芸能人ご用達クラブ”と言われている。ドルジは、最近「G」に仕事関係者と頻繁に通い始め、自分に付いた、はしのえみ似のS子さんにゾッコン。親密な関係になって、クラブ関係者の間ではS子さんはドルジの“新恋人”とウワサされている。モンゴルでの“警察官暴行事件”は、S子さんと親密になる前だとも言われているだけに、S子さんとの出会いがドルジの性格を変えたとしたら、女の力は偉大だ。
(文=本多圭)

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