“淫乱かつ清純”な由愛可奈(ゆめかな)ちゃん、メンズサイゾーに再び降臨です!!
「夢を叶えたい!」。2011年7月、現役女子校生グラドルとして注目を浴びながらも、より大きな夢を実現させるためにAV界へと舞い降りた18歳の美少女・由愛可奈。デビューから1年が経ち、彼女は見事、トップAVアイドルの座を手にすることとなった。しかし、その胸の内にはいまだに不安が満ち溢れているという。
そんな衝撃の告白が詰まったAVデビュー1周年記念ドキュメント作品『カンパニー松尾×由愛可奈』の撮影秘話を中心に、19歳を迎えた由愛可奈の等身大の魅力に迫る。乙女から大人へと移ろいゆく不安定な感情と言葉。トップアイドルと呼ばれることに戸惑いの笑顔を浮かべる『今』の彼女の言葉に耳を傾けていただきたい。
──振り返るとどんな1年だった?
「早かったです。いろんなことがありすぎちゃって。この間、1年ぶりに新潟にイベントに行ったんですけど、1年ぶりに会ったはずのファンの方たちの顔を見たら『あれ? この前も会ったばかりだよね?』という感覚が湧いてきて、自分でもビックリしちゃったんです。16歳、17歳の頃には1年というのは本当に長くて、小学校時代はもっと長かったはずなのに」
──AVアイドルとして走ってきたから、普通の18歳とは時間経過のスピードが違うのかも?
「そうみたいですね。友達と話しをしてると『お小遣いがなくてデートできない』とか『彼氏と上手くいってなくて』とか会話がのどかで、私とは別次元の人たちみたいだなって思ってしまうんです。同じ年のはずなのにピチピチ輝いていて、若さを謳歌してるなって。私もちょっと遊ばなくちゃダメかな、なんて反省してます(笑)」
──友人たちより精神年齢が高いのかな?
「そう、価値観が違うみたい。もし私が大学生になっていたら、みんなと同じようにバイトとか恋愛とかに夢中になっていたのかなとか、ふと考えることもありますけど、でも、今の自分以外、うまく想像できないんです。デビューから1年が経って、これからどうしたら上手く続けていけるのかなって考える方に夢中で……。この世界って、どんどん新しい子がデビューしてくるでしょ。だから、いつも不安なんです」
──不安といえば、1周年記念作品『カンパニー松尾×由愛可奈』の中でも「ぶっちゃけ1本で終わってしまうかもって思っていました」と、これまで抱えていた不安を告白していたけど、実は心配性なの?
「そうなんですよね。実はデビュー前から、『1本で終わってしまう子もいる』という現実的な話を大人たちから聞かされていたんです。私が1年間も続けてこれたのは、自分の努力とかではなく、ファンの方々やメーカーの皆さんに『次も見たい(出したい)』と望まれたからこそだと思うんですよ」
──実際、トップ人気を保持しているわけでしょ? 結果として現れたのが、今年2月に行われた【スカパー!アダルト放送大賞】での新人女優賞の獲得。それでも、私はこのままでいいんだと確証を持てない?
「確証はないですね。でも、不安な反面、この仕事に向いてるなって感じているんです。撮影も楽しいし、取材も楽しいし、ファンの方たちと接してる時間も楽しいし、全て充実してるなって。だから、『この仕事をやっていていいんだ』とは思うんです。普通に生きてきたら出会うことすらなかったかもしれない人たちとたくさん触れ合えるんですからね。それに、今はネット社会ですからね。イベントで1度しかお会いしてない方でも、ブログとかに「ずっと作品を買ってるよ」とか書きこんでくれるから、どこかで繋がっているんだという実感があるんです。必要とされているんだなって」