【週刊誌グラビアレビュー 第20回】

「香川真司AV女優と交際中!」のうわさが広まった発端は…?

neokagamiseira.jpg※イメージ画像:写真集『月刊NEO加賀美セイラ』イーネット・フロンティアより

裸でなくても、股間にズームアップしていなくても、爽やかな美女の笑顔があればそれだけでゴハンを三杯食べられる!! 美女グラビアを愛してやまないグラビアウォッチャーが週刊誌に掲載される数々の「美味すぎるオカズ」をレビューいたします。

1位:加賀美セイラ「週刊プレイボーイ」(集英社)、「週刊現代」(講談社)
2位:柏木由紀「スピリッツ」(小学館)
3位:黒川芽衣「週刊プレイボーイ」

 先週、あのマンチェスター・ユナイテッドと4年契約を交わしたばかりのスター選手・香川真司が、美人AV女優と交際中という驚きの情報が錯綜しました。なに? なんなの? みんなの香川真司じゃなかったの? 不気味に高鳴る鼓動を抑えながら読んだ「週刊新潮」(新潮社)には、「“StrettyNews”というマンUのファンによる、ファンのためのブログサイトに、6月1日付で香川選手の紹介分が載りましてね。そこに“日本のアダルト娯楽スター、一ノ瀬アメリと付き合っているにもかかわらず、静かでシャイな男のようだ”と書かれたのです」と……。さらに6月5日付の英デイリー・テレグラフ紙が「日本のグラマー・モデル、一ノ瀬アメリと関係を持っている」と報じたというではありませんか。Twitterでは海外のサッカーファンが「ポルノスターの一ノ瀬アメリは、明らかに香川真司のガールフレンドだ」とつぶやいているというし、一体なぜ……?

 一ノ瀬アメリちゃんは確かに可愛い。2006年から別名義でAV女優活動を開始し、09年に改名、167cmの長身に88cmEカップの美バスト、公表年齢は1987年生まれの24歳で香川と年も近い。しかしですよ、失礼ながら海外で名の知れているほどのポルノスターではなかったように記憶しています。しかも引退作はリリースしていないものの、2010年で実質的に活動を終了しており、香川選手と接点はなさそう。いや、もしかしたら二人は幼なじみで、香川が有名になったことで運命の再会が……。

 ほかにも悶々としている香川ファンが世界各地にいそうですが、その謎はあっさりと氷解しました。どうやら、日本で『すぽると!』(フジテレビ系)に出演した香川と、同番組リポーターのハーフ美女モデル・マギーのツーショット画像を使った「ネタ動画」をYoutubeなどを経由して閲覧したマンUファンが、ガチ交際と勘違いしたのではないか、というのが真相のようです。あらためて見比べると、確かにマギーちゃん、一ノ瀬アメリに似ています。今週の「週プレ」では、マギーちゃんが以前同誌で初水着グラビアを披露した際の反響が良かったらしく、お蔵入り写真を集めて再びグラビア掲載しております。でもこのオッパイはどう見ても88cmEカップはなく、よく見積もっても80cmCカップ。香川ファンをやきもきさせるほどのミラクルバディではございません!!

 と、そんな話は置いておいて、今週の各誌グラビアはなかなか豪華です。「ヤングマガジン」(講談社)では、せっかく制服を脱いだのにドラマ『GTO』(フジテレビ系)でまた女子高生役をやる佐山彩香ちゃんが健康的なお肉を見せてくれますし、「ヤングジャンプ」(集英社)の岡本玲ちゃんもすっかりオトナになられて、イイ感じに乳がボリュームアップしております。

 オトナになったと言えば、25歳を迎えた黒川芽衣ちゃん。「週プレ」後半ページで最新写真集から4Pグラビアを展開しているのですが、美しい曲線を描く背中から、薄い生地のパンティ越しにも肉感がアリアリと伝わる形のいいお尻にズームイン!! セクシーなレースのブラとパンティだけを身に着けた淫らな姿で、しかし真っ直ぐな瞳は曇りなき光を宿しています。ちなみに、09年に20歳にして乳頭温泉での一糸まとわぬ姿を披露した過激写真集をリリースしたのは、黒川智花ちゃんのほうですからお間違いなく。芽衣ちゃんは実力派女優・戸田恵梨香サマ似の特徴的な顔立ちです。

 総選挙という年に一度のお祭りを終えて、しばらくは息を潜めていたAKB48勢も、夏本番、これからは毎週のように水着グラビアを展開することになるでしょう。まずは総選挙3位にして尋常でない爆乳の持ち主・柏木由紀さんが「スピリッツ」(小学館)でイラストレーターの中村佑介さんとコラボ。ダックスフントのような長い胴は健在、細すぎる腕や肩に不釣り合いな垂れめの爆乳も健在です。ふろくとして「ゆきりん学習帳」なるノートがついていますので、良い子は買うしかないですね。中村佑介氏の描いたゆきりんも掲載されているのですが、そちらは本物のゆきりんよりも全体的にグラマラスで、唇やトロンとした目元の表情もエロティック。カラダはエロいのに、なぜか田舎くささが抜けない柏木さんに対する「早くここまで成長してこい」というメッセージなのでしょうか。さらにイラストの柏木さんは胸元にホクロがあるようなのですが、実物にはない……これもフォトショマジックですか?

 締めは貫録のグラマラス・ハーフモデル。加賀美セイラが、大胆にもオッパイ丸出し状態でございます。いや、出せばいいというものではないにしろ、あるなら出したほうがいい。それが彼女のように立派なモノならなおさらです。加賀美セイラは、母親が日本人、父親はポーランド系の血を引くケベック人だということで、エキゾチックな顔立ちが時にゾクゾクするほどセクシー。すでに「an・an」(マガジンハウス)にてセミヌードになった経験はあるものの、今回「月刊NEO 加賀美セイラ」(イーネット・フロンティア)のために、またも脱いだ様子です。「週プレ」と「現代」それぞれで別々のセクシーカットを掲載しており、青少年にもオジさまたちにも加賀美セイラとは何者か、という好奇心を植え付けられたのではないでしょうか。

 もともとはモデルで、「ゼクシィ」のCMで愛らしく微笑む花嫁役を演じたことで、顔だけは広く認識されるようになった彼女。山下智久のカノジョ宣言をして、ジャニヲタを敵に回したこともありました。最近では『ピカルの定理』(フジテレビ系)などバラエティ番組にも進出しており、一方で女優業、DJ、歌手、と多彩な活動を展開。マルチタレントと言ってしまえば聞こえはいいものの、迷走しているだけのような気も。ガリガリのモデルが多い中で、せっかく均整のとれたパーフェクトなスタイルと、ふっくら盛り上がった美胸を持っている彼女。裸一貫、もう一度自分を見つめ直すときなのかもしれません。
(文=まい竹城)

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