山本太郎、大麻常習者だった姉を擁護? 「放射性物質を吸い込ませている人たちが逮捕されないなんて…」

 先月末、脱原発運動に熱心な俳優・山本太郎(37)の姉でヨガ講師の山本利華容疑者(48)が大麻取締法違反の疑いで逮捕された。ヨガ講師の傍ら、経営するライブハウスで脱原発イベントなども開いていた利華容疑者は、「脱原発運動や更年期障害で疲れ、気分を和らげるために大麻を使った」と供述し、容疑を認めているという。

 姉の事件を知った山本は、自身のTwitterで「えーっ!マジか?逮捕されてたなんて知らなかった。ショック。何やってんだ、いい大人が。脱原発と彼女がやった事は、何の関係もない。全ては自己責任」とツイート。逮捕発表が脱原発の首相官邸前デモの当日であったため、脱原発派からは「デモを潰すための陰謀だ」「でっち上げ逮捕では?」「大麻は犯罪じゃない」といった声も上がった。

 また、今月1日に市民団体主催の放射能を考える講演会に参加した山本は「姉は同じ脱原発者であり、身内から逮捕者が出て大変申し訳ありませんでした」と謝罪。続けて「姉はもちろん悪いのですが、放射性物質を多くの人に吸い込ませている人たちが逮捕されないことは、もっと信じられない」と声高に主張し、会場は拍手に包まれた。

 「脱原発に疲れて……」などと魔が差したことを強調し、脱原発派からは擁護ムードすら起きている利華容疑者だが、以前から大麻を常習していた疑いが強まっている。彼女の自宅からは、ソファや食卓に置かれた大麻樹脂約1.7gと乾燥大麻約1.5gが押収されたと同時に、吸引用のパイプ20本も見つかった。さらに利華容疑者はTwitterで脱原発を主張するとともに、大麻解禁を主張する発言を頻繁にリツイートしており、「大麻を吸うとアイデアが閃く」という発言に対して「すごい!麻で覚醒?」とコメントしたこともあった。

「大麻愛好者でも、20本もパイプを持っている人間は珍しい。逮捕に関しても、家宅捜索する場合は事前に十分な証拠をつかんだ上で踏み込む。一回や二回やったくらいでは、警察にマークされませんよ。そう考えると、かなりの常習者であることは間違いない。経営していたライブハウスに出入りしていたミュージシャンや関係者も、疑いを掛けられる可能性があるでしょう」(元大麻愛好者)

 山本といえば、新妻の継父との間にトラブルが発生し、夫人が継父から虐待を受けていたことを週刊誌で暴露するなど、キナ臭さが絶えない。ネットユーザーからは「遠くの放射能より、身内の薬物の方が問題だろ」「『脱原発』より先に『脱薬物』しろよ」といった厳しい声も上がっており、風当たりが強まっている。

 脱原発で八面六臂の活躍をしながら太陽光発電会社で営業担当として働き、俳優業も継続している山本。姉の「脱原発に疲れて大麻」に続いて、「身内のトラブルに疲れて引退」なんてことにならなければいいのだが…。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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