今年1月に写真週刊誌「フライデー」(講談社)が報じた、福山雅治(43)と吹石一恵(29)の熱愛。吹石がペットのウサギを連れて、人目を避けるように福山のマンションに何度も通っている姿が写真入りで報じられた。
福山といえば、内田有紀(36)、白石美帆(33)、小西真奈美(33)らと浮名を流してきたが、いずれも結婚には至らなかった。だが、吹石は福山の理想のタイプである「大人しいお嬢様タイプ」であり、ゴールインの可能性も期待されていた。
ところが、その後は全く音沙汰がない。それもそのはずで、熱愛報道から1カ月ほど後に二人は別れていたのだ。かなり乱暴な別れ方だったらしく、福山が一方的に別れを切り出し、そのまま音信不通になったようである。発売中の「週刊新潮」(新潮社)が別れの顛末を伝えると共に、吹石の父親である元プロ野球選手・吹石徳一氏(59)が福山に激怒していると報じている。
記事によると、二人の熱愛が発覚したウラには、オセロ・中島知子(40)の洗脳騒動が関係していた。当時、福山は中島と同じマンションに住んでいたため、周辺に報道陣が詰めかけていた。交際報道がメディアに出ることを極端に恐れる福山は「マンションに報道陣が来ているから、もう来なくていい」と吹石に告げたという。それからも吹石は何度も連絡しようとしたが、福山は早々に引っ越したうえに音信不通になった。二人の仲はそれっきりとなり、吹石は大変なショックを受けたようだ。
福山は身辺の情報が漏れそうになると、その度に引っ越して女性関係も切ってしまうのだという。仕事の多忙さから「もし結婚しても家族サービスできそうにない」と漏らしたことがある福山は、しばらくは独身貴族を続けるつもりで結婚の意思もなかったようだ。
吹石側にとってみれば「遊ばれた」とも取れるような別れ方である。記事では、吹石徳一氏と親しい人物の証言として「交際が報じられていたので悪気なく『娘さん、おめでとう』と声を掛けたら、吹石さんは『おめでとうじゃないよ!』と怒りだした」というコメントが掲載されている。あまりの怒りように驚いたほどだったというが、大事な娘を傷付けられた父親からすれば当然の反応だったのかもしれない。
「福山が熱愛発覚を極端に嫌う理由は、自身の人気を支えている女性ファンを意識してのこと。とはいえ、もう彼も40歳を過ぎた。いつまでもアイドル気取りをするのはやめて、特定の女性を大切にした方がいいと思うのですが……。少なくとも、身勝手な理由で一方的に別れを告げて音信不通になるというのは、いい年した大人がやることではない」(週刊誌記者)
女性がいくらでも寄ってくる福山だからこそできる恋愛術といえるが、ポイ捨てされる相手の心の傷は計り知れない。「家族になろうよ」というヒット曲もある福山だが、彼自身はその歌詞とはかけ離れた恋愛を続けていきそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)