12歳で東宝「シンデレラ」オーディションのグランプリに輝いた長澤まさみ(25)は、あまりに小さい顔と白い肌、スラリと伸びた長い脚という「神様からの贈り物」を武器に瞬く間に売れっ子女優への階段を昇った。しかし10代にして頂点を極めた彼女は、かつての宮沢りえ(39)や広末涼子(31)よろしく、20代にさしかかる頃には思うような人気を維持できなくなっていた。
「森山未来と共演した大ヒット映画『世界の中心で、愛をさけぶ』で人気を不動のものにしたと思ったのですが、その後『タッチ』『ラフ ROUGH』といった作品では興業収入が伸び悩み、濡れ場を期待された『群青 愛が沈んだ海の色』でまったく色気のあるシーンを演じられなかったことで、どん底に落ちましたね。テレビドラマも主演作はヒットに結びつかず、ここ数年は二番手三番手。主演は地味な単発ドラマが多くなっていました」(スポーツ紙記者)
07年に当時のマネジャーが週刊誌のカメラマンと暴行事件を起こしてしまうという不運もあった。だが、「このままではいけない」というのは本人が一番よく分かっていたはずだ。担当マネジャーが変わると、心機一転、これまでひた隠しにしてきた「エロス」の封印を解いて全開にし始めたのである。11年公開の映画『モテキ』ではかつての盟友・森山未来にセクシーに迫り、乳を揉ませてディープキスを披露。美脚を意識した衣装を身にまとい、ホットパンツ姿でも陰毛がハミ出さないよう、アソコの剃毛にも余念がないという。ほとんどパイパン状態なうえに自宅では全裸で、鏡に映る自らの肢体を見ながら晩酌をしているというのだから、叶姉妹もビックリのドスケベっぷりではないか……。
そんな長澤が、6月上旬に六本木で行われた、主演ドラマ『都市伝説の女』(テレビ朝日系)の打ち上げパーティーで衝撃的な下ネタスピーチをしてくれた、という話が業界内を駆け巡った。その全容が発売中の「週刊大衆」(双葉社)に掲載されているのだが、確かにこんな恥ずかしいセリフがアノ唇からこぼれたとは、にわかには信じがたいレベルである。
「今後はもっと頑張って、さらに女優として一皮も二皮もムケて……あ、でも、男の人はもうムケているのかもしれませんが(笑)、まあ、下ネタなんですけど(笑)」
彼女の言う「下ネタ」が男性器の皮のことを指しているのは言うまでもない。その場にいた包茎スタッフたちは気まずかったかもしれないが、長澤は酒がまわっていたこともあり、自分で喋りながら大爆笑だったという。
一時期は激ヤセし目元のクマやシワも目立ったが、最近ではすっかりかつての元気と美貌を取り戻した長澤。現在は連日、7月期の木10ドラマ『東野圭吾ミステリーズ シャレードがいっぱい』(フジテレビ系)の撮影中で、充実した日々を送っているようである。前出の宮沢りえや広末涼子も、激ヤセや奇行癖から復活して以降は、女性層の支持も厚いトップ女優の地位まで昇りつめた。長澤ももうひと頑張りだ。ただ、あまりに下ネタが過ぎると、女性ファンは引いてしまうのかもしれないが……。