カネのために脱がされる…沢尻エリカはエイベックスの奴隷?

helterskelter.jpg※イメージ画像:映画『ヘルタースケルター』公式HPより

 先週、「週刊文春」(文藝春秋)に『大麻中毒』であるとスクープされた女優の沢尻エリカ(26)。2009年9月に沢尻は「重大な契約違反」を理由にスターダストプロモーションを解雇されたが、同誌が独自に入手したその通知書には、以下のような衝撃的すぎる言葉が記されていた。

「本解除は、平成21年9月10日に本人同意のもと薬物検査を実施したところ大麻について陽性反応が示され、本人は大麻使用の事実を認めた上で、今後大麻の使用を止めることはできない旨を表明したことなどが、専属契約の第9条に該当することによるものです」

 大麻を使用していた上に、止めるつもりはないと宣言したという彼女の大麻依存を証明する驚きの文書である。さらに同誌の今週号では、夫でハイパーメディアクリエイターの高城剛氏(47)が取材に応じ、一連の騒動の全真相を告白している。

 高城氏によると、沢尻の薬物依存は周知の事実であり、大麻だけでなくエクスタシー(MDMA)なども使用していたと本人から聞いているという。この事実はスターダストだけでなく、現在彼女が業務提携しているエイベックス、沢尻が降板させられた『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(2010年/山崎貴監督)の制作を手掛けたTBSなど、複数の関係先に知られていたようだ。

 この事実を知った上で、複数の関係者が彼女を食い物にしているという。高城氏は「(彼らの目的は)エリカを『脱がせてカネにすること』です。そのために、彼らは組織的にエリカの薬物問題を隠蔽し続けてきた」と語っている。事実、沢尻は主演映画『ヘルタースケルター』(7月14日公開/蜷川実花監督)でバストトップもあらわにした全裸濡れ場を解禁した。この背景には、沢尻が大手芸能プロに弱みを握られ、言いなりに動くしかなくなったという現実があるようだ。その裏側を高城氏は以下のように証言している。

「離婚騒動が始まる前に、エリカはエイベックスの松浦正人社長に会ったと言いました。松浦社長は彼女に『スターダストから、大麻の件を聞いている。ドラック検査の際のやり取りの録音も持っている』と話したそうです。(中略)弱みを握られたエリカは『エイベックスに行くしかない』と話していました」

 これが事実なら、エイベックスは沢尻の薬物問題を利用し、自分たちの意のままに動かしていたということになる。その一環が今回の「ヌード解禁」であり、高城氏によると沢尻は「いろいろあったから脱ぐしかない」と語っていたという。

 高城氏の告発の矛先は、TBSにも向けられている。沢尻が『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を降板した理由は大麻問題であるとし、「スターダストの幹部からTBSに薬物検査の結果が伝えられた」という。この事実がありながら、TBSがテレビドラマ『悪女について』で沢尻を復帰させたことについて、高城氏は「薬物問題はどうパスしたのか。理解できません」と語っている。TBSも沢尻の薬物問題を隠蔽している、エイベックスと同じ穴のムジナであるということのようだ。

 最も気になるのは、沢尻の逮捕の可能性。大麻は基本的に現行犯逮捕しかなく、09年に使用の事実があったとしても刑事事件には結び付きにくい。

「あの奇行ぶりを見る限り、現在も沢尻が薬物を使用している可能性はある。ここまでの大騒動になっていれば、警察の内偵が進んでいることは間違いない。最悪の場合、映画の公開直前に逮捕ということもあり得る。もし公開中止になれば、今作に賭けている配給会社のアスミックまで吹っ飛びかねない」(芸能関係者)

 文春の一連の告発記事は、同誌によると「エイベックスが圧力を掛けて他メディアを沈黙させた」ために、一部の夕刊紙やネットメディアを除いて、新聞やテレビで報じられることはなかった。だが、動かぬ証拠である解雇通知書や当事者である高城氏の証言など、着実に外堀は埋まりつつある。芸能プロ、テレビ局、高城氏、週刊誌による沢尻という“カネのなる木”をめぐる攻防は正念場を迎えているようだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

 

「クニミツの政(まつり)DVD-BOX」

 
「オレと一緒だな!」

amazon_associate_logo.jpg

men's Pick Up