※イメージ画像 photo by eskimo_jo from flickr他人から見ればエキセントリックな行動でも本人が個性だと言い張ればそれが受け入れられる、なんとも間口の広い世の中になった昨今。とりわけ多いのは「イタい女」と呼ばれる、見ているこちらが恥ずかしくなるような行動に出る女性たちだ。
こういったイタい女たちは、自分で「イタい」という自覚をしていないことが挙げられる。やっている本人は周りに迷惑がかかっているということに微塵も気づいていないのが大きな特徴だ。まれに、自分がイタい女だということをわかってて行動する「自虐ネタ系イタい女」も存在するので、そちらも注意が必要だ。己の感覚で「コイツはイタい女だ……」と判断できたら、その人には近づかないことが得策である。
「イタい行動＝地雷」とも言われる、「イタい女」のイタすぎる行動をまとめてみたので、周りにこんな女性がいる男性諸君は注意されたし。
◆一人称が「俺」、「僕」女
腐女子や女オタクに多く、「俺っ子」や「僕っ子」と呼ばれるのがこのタイプ。アニメやマンガの好きな男キャラを真似ている場合が多い。もうひとつは、女であることにコンプレックスがあるのか男らしさへの尋常じゃない憧れから一人称を「俺」にするパターンもある。「男になりたい」という憧れだけなので、性同一性障害というわけではない。
◆自称「ドS」女
男にもこの手のタイプは多いが、女のほうが業が深い。女の「自称ドS」の場合、セックスとは関係ないところで使われることが多く、たいがいは「毒舌」というだけで「自称ドS」を名乗る。その毒舌もただの悪口の場合が多く、話を聞くだけでもイライラすること請け合いである。このタイプに否定的な意見を言うと、ヒステリックにわめき散らすというオマケつき。
◆自称「サバサバ」女
恋愛に興味ないというスタンスを持ちながら、その実誰よりも恋愛にガッツイている自称「サバサバ」女。「女同士より男友達と遊ぶほうが性に合ってる」と言って男とつるんでは、がさつで下品な行動や発言で顰蹙を買い、男のノリにもついていけてない人をたまに見かける。モテないことへの裏返しで強がっているパターンが多いので、一度恋愛にのめり込むとドロドロとした重い女になる場合も。
◆自称「変態」女
真の変態とは自分のことを至って普通だと思っているものである。女の言う自称「変態」には、変態と言っておけば男からちやほやされるだろうという打算が見え隠れしている。人と変わったことを言えば注目される、という「かまってちゃん」体質が透けて見える。変態自慢する人ほど空気が読めない傾向がある。自分の性体験の豊富さや奇抜さをアピールする女も多いが、ヤリ捨てされているという認識を持ってほしいものだ。
◆「病んでます」アピールする女
やたらと「吐いちゃった……」や「人より体が弱いの」などの病弱アピール、「死にたい」や「手首切った」などの鬱病、メンヘラアピールをTwitterやメールで繰り返す。「病院行きなよ」というアドバイスは聞かないふりをするので、相手するのも面倒になってくる。もはやメンヘラであることがステータスになっていて、「大丈夫？」と心配されることに幸せを感じるはた迷惑なタイプ。
◆不幸自慢する女
自分の生い立ちや過去にされたひどいことでしか、他人の気を引けないかまってちゃん。深い仲の相手ならまだしも、相手との距離感を無視して誰彼構わず不幸を語る。聞いてないのに勝手に語り出しては場の空気を凍り付かせる空気の読めなさは「イタい女」界でもトップレベル。
◆かまってちゃん女
「誰でもいいから絡んで！」と必死にアピールし、誰もかまってくれないと知ると「死にたい……」とこの世の終わりのように嘆く女。「病んでます」アピール女も、不幸自慢女もかまってちゃんの一種だが、相手の迷惑度を考えるとレベルは上。アピールだけならまだしも、時に自分から「かまって！」と電話してきたりするアグレッシブなタイプもいるので注意。友達や彼氏を、自分のくだらない欲望を満たすためだけに利用する様にはドン引き。
「イタい女」に共通する「特別扱いされたい」、「かまってもらいたい」という心理は、女性ならほとんどの人が持っている感情である。他の女性はその感情をバランスよく、相手に迷惑がかからない程度に抑えているのに対して、「イタい女」は自分の欲望に忠実に感情を発露させているように感じる。相手の都合もおかまいなしに押し掛けてくる「イタい女」に捕まると、自分の人生すらも壊されかねない。地雷原には迂闊に立ち入らないよう、女性を見る観察眼を鍛えることも肝要である。
（文＝三坂稲史）
「毒女」とかマジヤメテ
