F1レーサーと入籍間近の「あびる優」 父親は“闇金の帝王”だった!?

 F1レーサーの小林可夢偉(25)と入籍間近といわれるタレント・あびる優(25)。8日付の自身のブログで小林らと休暇を楽しむ様子を報告した彼女は「パートナーのファミリーと友人と楽しい夜!」と記し、小林を“パートナー”と呼ぶ事実上の夫婦のようなアツアツぶりを見せつけた。

 あびるといえば結婚の話題だけでなく、4月にバラエティーで共演した元女優の母親・中山貴美子さんが“美人過ぎる母親”として注目された。放送後、あびるは母親と一緒に撮影した写真をブログに掲載し、これも大反響があった。続いて、今月4日に元タレントの姉とのツーショット写真も掲載し、「お姉さんも美人過ぎる」と話題になっている。

 将来の夫や家族の話題にあふれる彼女のブログだが、父親については全く触れられていない。一体どのような父親なのか気になるところであるが、9日発売の「週刊新潮」(新潮社)が、その実像に触れている。

 あびるの父親・阿比留隆仁氏は、東京都港区で歯科を経営する開業医だったが、それはあくまで表の顔だったようだ。記事によると、歯科の傍らで貸金業を営み、多重債務者を相手に10日で2割という法外な利息を取っていたという。阿比留氏は80人の部下を従えて月に数千万円の利益を上げ、その世界で『システム金融の帝王』と呼ばれていたとされる。

「阿比留氏は2002年に、貸金業のトラブルに絡んだ失踪騒ぎを起こしたこともあります。大口の融資先が倒産し、その損失を補填するためにエステをオープンさせた。しかし、方々から集めた運用資金の数千万円が返済できなくなり、貸金も自身の歯科もほっぽり出して失踪した」(週刊誌記者)

 程なく姿を現した阿比留氏だが、その翌年には国税調査官に納税データの改ざんを持ちかけたとして東京地検特捜部に逮捕され、贈賄などの罪で有罪が確定。判決を受けて05年に厚生労働省から「歯科医業停止2年」の処分を下されている。事件の影響もあってか、あびるの両親はすでに離婚しているようだ。

 あびるファミリーとして父親が登場しないのは、このような深いワケがあったということか。それにしても、05年にテレビ番組で少女時代に集団で窃盗を繰り返したというエピソードを披露し、芸能活動自粛に追い込まれた彼女の父親が“闇金の帝王”で犯罪歴もあるとは…。あびるは沢尻エリカや紗栄子と親友であることが知られているが、何とも微妙な気持ちになる交遊関係である。この親にしてこの子あり、類は友を呼ぶ、といった言葉が浮かんでくるが、幸せいっぱいの彼女にとっては今回の記事も雑音程度にしか聞こえないのかもしれない。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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