たぷたぷと揺れる豊かな“ワカパイ”で人気を博した井上和香が、自身の32歳の誕生日に結婚するという。お相手は気鋭の映画監督で、舞台の脚本・演出、小説の執筆などマルチな活動を展開するクリエーターの飯塚健氏(33)。二人は、飯塚氏が監督し、ワカパイが主人公の秘書役で出演した映画『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』の現場で出会い、意気投合。およそ一年間の交際を経ての結婚となった。
これに淋しい思いをしているのは、全国のワカパイを愛するオジサマたちだけではあるまい。一時期、ワカパイとの交際情報も飛び交った大御所芸人・志村けんである。
「特に2005~06年頃、志村さんが井上和香の実家で両親が営む割烹料理屋に足しげく通っていましたね。志村さんは肉感的な女性が好みで、井上のボディはまさにどストライク。彼女は『志村けんのだいじょうぶだぁ』や『バカ殿様』などの番組にも出演しており、共演を重ねて親しくなったんじゃないでしょうか」(芸能記者)
しかしここ数年は、ワカパイがバラエティーやグラビアよりも演技の仕事中心にシフトし、共演の機会も減っていた。志村の寵愛対象も優香やみひろに移り変わっていたように見える。だが、その優香にも“路線変更”に伴い、結婚のウワサが浮上している。
9年にわたりMCを務めてきた『王様のブランチ』(TBS系)を降板し、女優業へ専念することを表明した優香。さっそく、ドラマ『パパドル!』(同)で主人公の新妻で3人の子を持つ母親役を演じている。グラビア出身ながら頭の回転が速くバラエティーで使える“バラドル”という立場での活動がメインだった彼女が、遅すぎる路線変更をした理由の一つが、交際中のベテランバンドマン、the pillowsの山中さわおとの結婚を意識してのことだと言われている。
「彼女は32歳で、お相手も43歳とイイ歳。週に何本もバラエティーのレギュラーを抱える生活を終わらせて、プライベートも充実させたいようです。このタイミングで12年ぶりの水着写真集を発表したのも、事務所に対する“ケジメ”だという見方があります」(前同)
ワカパイ、優香だけではない。彼女たち同様に、かつて志村の寵愛を受けていた安めぐみも、昨年12月にかねてから交際していた東貴博と結婚してしまった。さらに、ほしのあき、若槻千夏も昨年結婚。ほしのは先日第1子となる女児を出産し、若槻は妊娠中だ。こうして、殿の周りで愛らしい微笑みを振りまいていた側近美女たちが続々と幸せになっていくことは祝福すべきことであるが、残された殿・志村の孤独は深まるばかりではないか……。
「そんなこともないですよ。5月末から始まる志村けん一座の舞台公演『志村魂』には、毎年お馴染のみひろ、磯山さやかも変わらず出演して殿を盛り上げます。しかも今回の舞台にはなんと、かつての恋人であるいしのようこがカムバックするのです。昔のオンナといえども、焼けぼっくいに火、となる可能性もあるのでは? 二人の関係に注目が集まっていますよ。また、バラエティーからは段階的に引き上げる予定の優香も、4月からリニューアルされた『志村劇場』(フジテレビ系)に引き続き登板。森下悠里が降板し、森田涼花らフレッシュな若手が投入されるので、優香も当然去るものと思われましたが、本人の続投を希望する声があったそうです」(前同)
『志村劇場』の優香続投については、発売中の「週刊大衆」(双葉社)にも詳しい。同誌によれば、優香は3月に終了したレギュラー番組『グータンヌーボ』(フジテレビ系)の打ち上げの席で、「私が本当にやりたいのは志村さんとのコント。志村さんにコントの本当の面白さを教えてもらったの」と漏らしたという。女優がやりたいのか、コントがやりたいのか、優香の本音は不明瞭だが、尊敬する志村との仲はこじらせたくないようだ。
かつて愛した姫たちが結婚・妊娠ラッシュに湧くなかで、みひろ、磯山さやか、優香ら現役の取り巻きガールズをこれまで通り可愛がっていくのか。それとも、カムバックした元恋人いしのようこと復活愛となるのか。以前志村はワイドショー番組で、「人を好きになることはあるけど、幸せにすることはできない。1人の女性を一生好きでいることはできない。だから結婚には向かない」と発言していたと元交際相手に暴露されたことがある。その言葉が本当ならば、やはり復活愛ではなく、のほほんと美女たちをはべらす日々を選ぶのかもしれない。しかし彼女たちはいつか、他の女性たちと同じように「真実の愛」を求めて旅立ってしまう。最後に残される殿の孤独は、いかばかりか……。
志村さんとの相性は確かにいいかも