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筆者トコショーがこよなく愛する”出会える系サイト”。ヤりたくなった時にアクセスすれば、簡単に相手が見つかるという素ン晴らしいシステム。しかもテレクラ時代と違い、写メのおかげで会う前から相手の容姿がわかっていることもしばしば。さらに、携帯アドレスや電話番号の交換を経ていればスッポカされる心配もナシときたもんだ!!
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そんな現在の出会える系サイトで、女性陣は少しでも多くの男性から声をかけてもらえるよう自己アピールに懸命だ。若くて可愛い娘なら写メの一枚でも掲載しておけば引く手あまただが、容姿に恵まれていない女性の場合はそうもいかない。それゆえ、あの手この手で男性の気を引こうとしているのである。
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新宿でイマから!
新宿住みだから、気軽に誘ってね。
ちょっと前まで泡姫してました。
そういうのに抵抗がなくて、色々と余裕のある男性からのメール待ってます。
内容具体的にメールくれたら話が早いです!
書込み日時:3/2* 19:50
受付メール数 :0/5
♀ミポりん
20代半ば
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【元・泡姫】アピール、つまり以前ソープランドで働いていたってことだ。筆者のようなスケベ男性にはたまらん自己アピールである。上記の書き込みは筆者愛用の【ワクワクメール】で発見したもの。
このミポりんの書き込みを見るや否や、脊髄で反射してファーストメールを送信したのは言うまでもないだろう。この【ワクワクメール】では、【受付メール数 :0/5】と記されているように他の男性がどれだけ彼女にアピールしているかが丸わかりなのだ。それゆえ、今回のように一番最初にアピールできれば返事は確実となる。
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はじめまして。都内の会社員ショーイチです。
以前はソープにハマっていたのですが、ここ数年はすっかりご無沙汰でした。
泡姫だったというミポりんさんと是非楽しくお会いしたいです。
当方ちょっとMよりのノーマル男子なので、その辺は安心してくださいね。
詳しい条件とか聞かせてもらいたいです。
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こんなファーストメールを送信すると、数分もしないうちに返信が届いた。
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さっそくのお誘いアリガトウ。
お願いありなんですけど、その辺は大丈夫ですか?
Mよりなんですネ。私、攻めるほうが得意なので相性あうかもですね。
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こちらの思惑通りの展開だ。あえてMアピールをすることによって、女性に”楽な相手”と思わせる作戦だったのである。とくに元風俗嬢あたりには効果的なのだ。
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うわっ! 早速のお返事ありがとうデス。
こんなに早くお返事貰えてうれしいですよ。
ミポりんさんは、攻めるのが得意なんですね。
歌舞伎町のホテルで、浴室が綺麗で広くてソープマットがある所を知っています。
ちょっと高めのホテルなんですが、良かったらそこで遊びませんか?
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すかさず、調子に乗ってメールしてみたところスグに色よい返事が届いて交渉成立! この楽勝さ加減はクセになってしまう。
ルンルン気分で待ち合わせ場所に到着。ミポりんちゃんは写メを公開していなかったので、容姿は一切不明。「芸能人でいうと誰に似てますか?」と探りを入れることもできたのだが、今回は【元・泡姫】というその一点に勝負をかけているのだ。
とは言っても念のため街行くブサイクやおデブちゃんを脳裡に焼きつけて、少々の不美人がやってきても心が揺れないようにイメージトレーニングする筆者。
約束の時間通りにミポりんちゃんがやってきた。身長155センチ前後で中肉中背のムッチリ体型。顔はというと、元おニャン子クラブの演歌歌手である城之内早苗を少しだけ華やかにしたって感じ。まぁ、ベストというわけではないがベターなほうだろう。
そしてなによりむっちり体型に比例した巨乳がブラウス越しでも手に取るように主張していたのである。
ムハっ!
やっぱりマットプレイは肉感的な女性のほうが楽しめるよな、ウヒ!
こうしてルンルン気分継続のまま予定通りのホテルへエスコート開始。
「ね、ね、なんて呼べばいいかな? ミポりんちゃん、でいいのかな?」
「フフフ、ミポりんでいいですよ。」
ミポりんだなんてビーバップハイスクールを思い出してしまいそうで、なんとも色気が感じられない。だが、今さらここにきて他の呼び方では呼べない。気恥かしさをこらえて「ミポりん」と呼ぶことにした。
ホテルに到着すると、いそいそと浴室に向かい湯船にお湯を貯め始める筆者。
「フフ、もうヤる気まんまんですね」
そんな筆者の様子を冷やかすミポりん。だが筆者は一刻も早くマットプレイを堪能したかったのだからしょうがあるまい。
お湯が溜まるまで、一服しながらしばしおしゃべり。ミポりんは20歳の時からソープで働き始め、3年ほど勤めていたとのことだった。
うむ、3年もいたのならテクニックには期待できそうだ、ウヒ
今は友達のバーを手伝いながら簿記の勉強中らしい。
「へぇ、凄いなぁ。そうやって手に職をつけようとするなんて偉いね!」
「そ、そうですかね。」
「うん、今どきのコにしては珍しいよ。凄く自分のことを大事に考えてるんだね。」
などとどうでもいいような会話をしているうちに、浴槽の準備が整った。
「マットかぁ。久しぶりなんで上手くできるかどうか心配だなぁ。」と不安がるミポりん。
「だ、大丈夫だよ。なにも本格的なプレイをお願いしてるんじゃないからさ。ミポりんが得意だったプレイとかをしてくれるだけで十分だよ。」となだめすかす筆者。
マットの枕もとに、バスローブをタオル代わりに広げて準備万端。そこにうつぶせになって寝そべる筆者。ミポりんは馴れた感じで筆者の背中から足元にかけてローションを垂らしてきた。その後、自分の胸や腹部、太ももにもローションを垂らす。
ムハっ。マットプレイが始まるまでの待ち時間もたまんねぇな、ウヒ!
まだ何もされていないのにも関わらず、筆者のジュニアはカッチンコッチンだ。
「じゃ、始めますね。」
「お、お願いします」
いよいよプレイ開始。まずは体を密着させながら筆者の背中を舐めまわすミポりん。うーん、これこれ、このゾクゾク感がたまんないんだよなぁ。時々彼女の陰毛がジョリリと筆者の臀部を刺激してくるのも最高だ。
一通り背中と臀部を舐めまわした後に、グニニっと体位を替えるミポりん。筆者の足元に頭をおいてうつ伏せになり、両の足を筆者の下に潜りこませてきた。いわゆる【かえるキック】というマット技だ。実はコレ、筆者がマットプレイの中で一番大好きな技でもある。
ドピュピュルルルっ
一瞬頭の中が真っ白になってしまって、なにが起こったのか理解できなかった。かえるキックの気持ち良さにうっとりしたと思ったら、次の瞬間には大量のザーメンが吐き出されていたのである。
ミポりんはまだ気づいておらず、かえるキックを継続中。このまましらばっくれようとも考えたのだが、仮にも相手は元ソープ嬢である。黙っていてもバレるのは時間の問題なので、筆者からゲロった。
「ご、ごめん。ミポりん」
「え、どうかしました?」
「あんまり気持ちイイもんだから、発射しちゃった。」
「えぇ! もう出しちゃったんですか!」
「う、うん」
マットの上に発射されたザーメンはローションに紛れてしまい判別不可能。このままマットの上でプレイするのは筆者にとってもあまり気持ちのいいものではない。それに妊娠の可能性もないワケじゃない。
なんとも中途半端で情けなくなるが、こうしてマットプレイはあえなく終了。ある程度関係を重ねていれば、仕切り直すこともできただろうが、初顔相手にそこまで強欲にはなれない。まさにショボーンである。あれだけワクワクしながら準備したのに、こんな幕切れとは……。
「いやぁ、1週間もヌいていなかったから我慢できなかったんだ!」と言い訳する筆者。本当は2日前にがっつりオナニーしていたのであるが、こんな風に釈明するしかなかった。
ベッドルームに戻り、一服休憩。
「ね、ミポりん。ベッドの上でもミポりんに攻められたらまたスグにイっちゃうかも。」
「えー、そうなんですか。」
「うん、だってミポりんが上手すぎるんだもん。だから次は俺に攻めさせてくれる?」
「まぁ、別にいいですよ」
こうして2回戦目(?)は筆者が主導権を握る形でスタート。さきほどの汚名返上とばかりに、ねっとりと攻めまくる筆者。ミポりんの全身の穴という穴を舐めまくり、トロっとろになったところでズブっと挿入。
発射直後だったゆえ、それなりに長持ちできそうだ。途中で体位を変えつつ、なんとか無事に発射。ミポりんも感じまくってくれた様子だが、元ソープ嬢に「演技だったの? 本気だったの?」とは聞けない筆者であった。
帰り際、「良かったらまた遊びましょうネ」とミポりんのほうからアドレス交換を提案してきれくれた。きっと早漏で与し易い相手とみたのであろう。「うん、あんまり溜めないようにしておくから次こそはマットプレイをお願いね!」と虚勢をはって答える筆者であった。
と、ここまで原稿を書いたところで思い出した! フェラチオさえしてもらってねえじゃん!!
せっかくテクニシャンであろう元ソープ嬢が相手だったというのに、なんて情けないんだトコショー! こうなればリベンジを果たすしかない。待ち合わせの5分前に公衆便所に駆け込みオナっておけば、必ずや雪辱を果たすことができるだろう。いや、多分できるかもしれない。
それにしても、早漏で小振りなイチモツってまさに風俗嬢にウけるタイプなんだよなぁ。
「スグにイってくれるし、咥えやすいからアゴも疲れないし……」
と風俗嬢の本音を何度聞かされたことか。
まぁ、めげてもしょうがない。筆者には人並み以上の回復力があるので、今後も回数勝負で行くしかないだろう!
あ、でもやたらと回数をこなしたがるのは風俗嬢に嫌われるんだっけ。南無~。
(文=所沢ショーイチ)
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