黒柳徹子を撃破した最強ハーフタレント・ローラに「レディー・ガガ級の度胸」の声

rola_tetuko0330.jpg※イメージ画像:左『ViVi増刊 109 BOOK vol.4 2011年 11月号』の表紙を飾ったローラとタジタジだった徹子さん

 27日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演したモデル・ローラ(23)の評価が急上昇中だ。ローラといえば、バングラデシュ人の父親と日本人とロシア人のクォーターである母親の間に生まれたゆえのエキゾチックな容姿と、誰に対してもタメ口で物怖じしない奔放なキャラによってバラエティーでも人気を博している。

 だが、同番組は『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「徹子の部屋芸人」でも紹介されたように、ゲストの持ち味が完全に殺されて黒柳徹子(78)の独壇場になることから、業界で恐れられている恐怖の番組。これまで雨上がり決死隊、くりぃむしちゅー、ガレッジセール、チュートリアル、ハリセンボン、バナナマンらそうそうたるメンバーが徹子に挑み、心を折られて大惨敗してきた。相手が子どもであっても容赦はなく、「仮面ライダーになりたい!」という人気子役・鈴木福くん(7)の可愛らしい発言に、興味なさげに「ふーん…」と冷たく返すキラーぶりは視聴者を戦慄させたほどだ。

 さすがのローラも、徹子のペースに巻き込まれて大ケガするのでは……とファンからは心配の声が上がっていた。しかし、ローラは徹子に何を言われても、ほおを膨らませる得意のポーズで「そうなの!」「OK-!」「ありがとー」と返答し、会話が成立するかしないかギリギリのラインを保ちながら自分のペースを崩そうとしない。扱いに困った徹子が「あなた可愛いわね」と無難に褒めると、ローラは「徹子さんの方がかわいい! パンダさんみたい」「39歳に見える!」などと逆に褒めまくって撹乱。さらに、手描きの似顔絵をプレゼントし、あからさまに徹子が迷惑そうな顔をするという事態まで起きた。

 普段ならばゲストが徹子に合わせるところだが、最後までキャラを貫いたローラの勇気に「ここまでやれば立派、見直した」「芸人よりも度胸あるんだな」「徹子に勝てる人間がいるとは」といった声が上がっている。しかも、収録日に徹子からイヤリングを貰ったローラは、29日付の自身のブログで「黒柳徹子さんからもらったイヤリング とってもかわいい~!」「どこにしまおうかな~♪」と書き込み、ネットユーザーから「つけろよ」「しまうのかい!」と突っ込まれるというオマケつきだ。これはローラの完全勝利といっていいだろう。

「これまで徹子が喫した唯一の敗北は、米人気歌手のレディー・ガガが、徹子の髪型を意識した”玉ねぎ衣装”で出演した回だけといわれていました。徹子の”対日本人無敗”の記録に土をつけたローラの偉業は、テレビ史に残る快挙といえます」(テレビ誌ライター)

 ハーフタレントは飽和状態となっていたが、レディー・ガガ級の度胸があるローラは他とは一線を画した存在に成長しそうだ。

 その一方、番組の最初に敬語を使っていて思わずタメ口が出たローラに、「いいわよ、それで」とタメ口を笑顔で許し、彼女のキャラを生かしてくれた徹子の度量にも賞賛の声が集まっている。鉄壁のマイペースで次なる大物司会者との対決が注目されるローラ、負けてなお強しの徹子、リベンジマッチも期待したいところである。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

『ザ・モンスター・ボール・ツアー・アット・マディソン・スクエア・ガーデン』

 
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