震災がれき受け入れ問題で、たむけん炎上! 焼肉店への営業妨害も!?

tamuken0229.jpg※イメージ画像:『たむらけんじの東京で売れてる芸人 犬に噛まれろ!!』
著:たむらけんじ/竹書房

 東日本大震災で発生した震災がれきの受け入れをめぐって、各地で賛否両論が巻き起こっている。原発事故による放射能汚染やアスベスト被害を危惧しての議論だが、その余波が意外なところにも波及している。

 焼肉店の経営者としても知られるタレント・たむらけんじ(38)のTwitterが、がれき受け入れ反対派からの批判コメントによって炎上したのだ。

 27日に放送された関西の情報番組『ちちんぷいぷい』(毎日放送)において、たむらは「『絆』とか言ってね、みんなやってますけど。ここでやっぱり日本が全員で痛みを分かち合って、せなあきませんよね。不安な気持ちは、みんなあるじゃないですか。日本人全員でやらないと」と発言。大阪でもがれき受け入れをめぐって反対論が起こっているが、たむらは受け入れ支持の立場を明らかにした。

 この発言をテレビで視聴した受け入れ反対派のユーザーたちが、以下のようなコメントをTwitterに書きこんだ。

「オーナーの方針がそんなんやったら彼の経営する焼肉屋の肉の仕入れの安全性は問題無いのだろうか? と懐疑的になるのは当然」
「たむけん『ウチの焼肉はセシウム検査なんかしてないけど、安全です』みたいな」
「焼肉たむらも汚染牛使われてる可能性高いと今日思ったし、もう一切行くのはやめよーっと。過去に食中毒とかもあったしなんか怖いお店やね。お金払って内部被曝させられるんだけはホンマごめんやわ!」
「こんなヤツが食品を扱う経営者だとは!お金儲けの為だけですね」

 たむら本人宛ての批判ツイートも殺到し、たむらは「世の中に流通してる安全と判断されたものしかうちでは提供しておりません!」「安全な食品使ってるに決まってるやないですか!仕入れの値段が安くなるから危険ものを仕入れる?考えた事なあかし、そんな話初めて聞いたわ」と反論。さらに「調べたんですか?うちが危ないって?完全な営業妨害ですよね?覚悟しての発言ですよね?」と注意喚起した。

 しかし、批判的なユーザーの攻撃は一向にやまず、たむらは「ご心配なら他のお店でご飲食なさってください」と突き放すような発言をした。これが火に油を注ぐ結果となり、「毒を売ってまで儲けたいのか」「うわ、たむらけんじの店!超危険!!」といった批判とも中傷ともとれるツイートが拡散し続けている。

 冷静に考えてみれば、がれき受け入れに賛成することと焼肉店の安全性に直接の関係はないのだが、誰もがナーバスになりがちな問題なだけに炎上事件にまで発展してしまったようだ。大きく見れば、国や公的機関が判断した「安全」という基準が信じられなくなったために起こった悲劇ともいえるが、根拠のない誹謗中傷は風説の流布による業務妨害に問われる可能性もある。
冷静になって受け入れの賛否を議論し、無関係な批判をしないようにしてほしいものだ。

(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

『炭火焼肉たむらのカレー(中辛)10食セット』

 
どうなる、たむけん!

amazon_associate_logo.jpg

men's Pick Up