AKB48の高橋みなみ(20)が16日、自身が所属するユニット「ノースリーブス」のブログを更新し、謝罪コメントを発表した。
高橋は「この度は ご心配をお掛けしてしまった事 そして 大変お騒がせさせてしまった事 本当に申し訳ありませんでした、本当にごめんなさい」と記し、はっきりとは触れていないものの、母親が15歳の少年相手に淫行事件を起こした件について謝罪している。
自身の去就についてもコメントし、「色々な意見があることも知っています AKBに居ない方が良いんじゃないかと思われても仕方がない事だと思います でも 続けさせてほしいです コメントを読ませていただいてお手紙を読ませていただいて 劇場に立たせていただいて 私はやっぱり ここに居たいと思いました」「夢を叶える姿を見てもらう それが 支えて下さった皆さんへの 恩返しだと思っています」と記述。
事件後も応援してくれたファンや関係者に感謝の言葉を述べながら、AKBでの活動を今後も続けていうという決意を表明している。
各局ワイドショーやスポーツ新聞などは、AKBに配慮して高橋の母親逮捕の件を黙殺するという対応をとったが、一部週刊誌やネット経由で事件の詳細は誰もが知るところになっていた。
「AKBの運営サイドが事件を取り上げないように各メディアに働きかけたことで報道見送りになったといわれていますが、『事件の実質的な被害者は母親』という見方もあったため、デリケートな事件として各社が及び腰になった面が強かった」(週刊誌記者)
このまま「なかったこと」にして活動を続けるかとも思われていたが、高橋が公式に事件について触れたということは大きな意味を持つだろう。
「ネットのない時代であれば『なかったこと』にもできましたが、この事件は今やファンでなくとも誰でも知っている。高橋自身に非はないものの、このまま黙っていればAKBのイメージにかかわりますし、家族に対する世間の目も厳しくなる一方ですから、公式に謝罪することで事件に区切りをつけようとしたのでしょう。本人が事件について触れたとなれば、週刊誌もこれ以上の追及はしないでしょうが、事件の存在を公式に認めてしまったというリスクもある」(前同)
AKBのイメージと家族を守るために、自身に非のないことで謝罪コメントを発表することになった高橋。責任感とリーダーシップの強さでAKBの精神的支柱になっている彼女らしい行動ともいえるが、『身内に犯罪者』という烙印を認めてしまったことが今後どう影響するのか。今回の突然の謝罪は、先行きに影を落とす危険性もある”賭け”だったといえるだろう。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)
確かに、たかみなは何も悪くない!