「好き?」とささやきかける「ソウルマッコリ」のCMで一躍大ブレイクしたチャン・グンソク。その甘い微笑みで「新韓流王子」とも呼ばれる彼は日本語が流暢なことでも知られ、すっかり日本女性のハートをつかんでいる。そんな”グンちゃん”がなんとAV女優である「蒼井そらのお○まこが食べたい」という仰天発言をしていたと、現在発売中の「週刊アサヒ芸能」(徳間書店)が報じている。
記事によると、爆弾発言が飛び出したのは昨年8月に来日したときのこと。到着した羽田空港のロビーはファン800人が出迎えるという騒ぎだったが、グンソクはファンや報道陣に終始愛想よくふるまってタクシーに乗り込んだ。そして、移動中に突如ニヤリとしたと思ったら「蒼井そらのお○まんこを食べたい」とつぶやいたというのだ。
言うまでもなく、蒼井そらとは、ロリータフェイスとそれに似つかわしくないGカップの爆乳で大人気のカリスマAV女優のこと。日本ではドラマやバラエティにも進出して活動を広げ、最近では中国での人気も急上昇中。中国のネットユーザーから「膜拝(女神様)」「性の師匠・蒼井空老師(蒼井そら先生)」と呼ばれるなど”崇拝”されている。
記事では「喧騒に疲れて、周囲の人をからかってやれという気持ちが出たか、意外に本音がポロリと出たのかも」という旨の、韓流スターに詳しい芸能レポーターのコメントを載せているが、なんの脈絡もないわりには過激すぎる発言の真意は不明。そのため、グンソクと蒼井の接点について触れている。
それによると、発言のあったとされる昨年夏に、グンソクは中国版Twitterの「新浪微博」をスタート。アカウント開設から1時間半でフォロワーは約5万人になったという。しかし、そのグンソクよりも前に外国人ユーザーとして抜群の人気を誇っていたのが蒼井だった。つまり、ともに中国での人気スターであり、ライバルという意識もあってグンソクの頭の中に記憶されたのではないか、という内容だ。さらに、韓国では蒼井が人気で、日本のAVが現地の男性社会を席巻しているという事情にも触れている。
「ファンを”うなぎ”と表現するように、グンソク特有の意味が含まれているのかもしれず、そのままの意味で言ったとはちょっと考えにくいですね。誰かのいたずらで本当の意味を教えられないまま覚えてしまったのかもしれません。だって『……食べたい』ですからね。『(何かを)一緒に食べたい』と言いたかったのかもしれないし、ライバル意識から『(日本に来たので)会ってみたい』という意味だったのかもしれない。もしくは、この言葉を聞いた人が、「蒼井そら」=「下ネタ」と勝手に結びつけて解釈してしまったのかもしれませんね」(芸能ライター)
ちなみに、2億5000万人のユーザーがいるといわれる新浪微博で、蒼井そらのフォロワーは約954万人。中田英寿や浜崎あゆみを抑えて日本人では第1位だ。一方のチャンは約188万人で、こちらも外国人としてはトップレベルの人気である。
いずれにしても、800人の異国のファンに手を振った後、ポツリと放送禁止用語をつぶやくというシュールな展開となっているが、CMで聞かせてくれるような美声で「おま○こを食べたい」と発したのかと思うと、そのギャップには潔ささえ感じる。発言の真意はともかく、ぜひ、日本や中国で対面を果たすシーンを期待したいものである。
(文=小嶋トモユキ)
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