【タイプ別】合コンにおける強敵女の攻略法 ~結婚前提の付き合いがしたいヘビーな女~

※イメージ画像 photo by Sterrennieuw from flickr

 「この娘かわいい」「なんとか付き合いたい」と思って合コンでシャカリキに喋っていたのに、その女性が「早く結婚したいなあ。次の彼氏とは結婚前提の付き合いがしたいよお」と言った途端に、思わず5メートルくらい後ずさりしてしまった、という経験はないだろうか?

 この女性と同じように、「自分も結婚前提で付き合いたい」というのなら何の問題もないが、筆者トビタの経験上、そういう男性はあまり見ない。もっとライトに交際をスタートしたい男が多いはず。だから、「いいな」と思っていた女性がヘビーな恋愛観を吐露した瞬間に、「ちょっと今回は遠慮します」と、デリヘルでいうチェンジに走ってしまう。

 だけど、ちょっと待とう。それって、何だかもったいない気がする。毎日新たな恋愛対象の女性が現れる”花びら大回転”な毎日ならいいけれど、やっと出会えたストライクな女性のケースだってある。それなら、攻略法を考えたほうがいい。僕たちはこのようなタイプにどう立ち向かうべきか。

 まず「決してうろたえてはいけない」と、全身に力を込めて言いたい! そもそも結婚を焦る女性に、なぜ僕たちは後ずさりするのか。まだ結婚する気がないから? 気楽な恋愛を楽しみたいから? 理由はいろいろあるだろう。でもそれらは、目の前のナイスな女性をアッサリあきらめるほど深刻なものではない気がする。口に出さないだけで、交際の延長線上に結婚を考えている女性は山ほどいるし、反対に、結婚前提の付き合いをしたからといって必ずゴールインしなければいけないわけではない。結婚するかどうかはあくまで付き合ってからの相性次第。それって、一般的な男女交際とそう大差ないのではないか。

 だからこそ、うろたえず堂々と迎え撃とう。ちなみにヘビー女は、少しでも男が「重たいのはちょっと…」というオーラを出すとすぐに見抜く。だから、まずは結婚前提の付き合いが特別なものではないと、自分自身の意識改革をしておきたい。
 
 トークのなかで、ヘビー女からは必ず「結婚願望ある?」という質問が飛んでくる。そこで鉄壁の防御態勢をとって跳ね返してはダメ。そこは「もちろんあるよ。子どもも欲しいしさ。いつ頃するかは考えてないけど、良い人が見つかれば」と精一杯のソフトな笑顔で答えよう。「すぐに結婚したい」とか「何歳までに」という具体的なフレーズさえ避ければ、あとは結婚前向きなコメントで大丈夫。気が引ける人もいるかもしれないが、決してウソをついているわけではない。あくまで心の中の理想として述べる。そんなイメージで積極的に結婚や家族計画の理想を前向きに答えよう。

 ただし、注意点がある。相手の理想に同意しすぎてはいけない。本当に明確な結婚への理想を持っている男なら心配ないが、場あたり的に結婚願望アリ男を演じようとすると、ついつい相手の意見に乗っかり過ぎる。しかしそれよりも、「それもいいねえ。でも俺は、あんまり塾とか行かせたくないんだよなあ」と、ときどき相手と違う主張をしたほうがいい。それが「この人、真剣に将来を考えてるんだ」という信頼に繋がる。

 とはいえ、どこで違う主張をするのか、そのチョイスも慎重に。例えば「親と同居するかどうか」または「結婚式の形式」など、ヘビー中のヘビーな話題については自分の意見を言わず、相手の言葉にうなずき続けよう。それと、念のためだが「結婚したらゴムなしエッチが出来るもんね!」みたいな結婚軽視の発言も控えよう。

 しかし、これだけでは落としきれない。どうも決め手に欠ける。ただ、ヘビー女との対戦はある意味目的もハッキリしているので攻めやすい。結婚相手に必要な要素をさりげなくひけらかしていけばいいのだから。

 まずは、やはり経済力。でも別に実際の年収を言う必要はない。例えば「最近、満員電車が嫌で、帰りにタクシー使っちゃうんだよね」みたいなエピソードでいい。「そこにそんなお金かけるの?」というリアクションを頂ければこれ幸い。

 次に誠実さ。女遊びをしてないことをアピールしたいが、あまり言いすぎると「ただのモテない人」になる。だからそこは、とにかく仕事人間であることをアピールしよう。コンパの途中で仕事の電話を装うのも良い。「誠実で仕事一筋」なイメージが効果的。

 ちなみに女性のなかには「アッチのサイズや相性」もしくは「アッチの元気具合」を重視する人もいる。長い結婚生活をエンジョイするには欠かせない部分だからだ。その場合、あっちのサイズは大きすぎず小さすぎない、ノーマルアピールが無難。例えば「俺、温泉ではいつも中堅選手なんだよね」など。また、元気具合アピールについては、朝のエピソードを話すときに「基本、寝起きは腰引けてるからさあ」と現役朝勃ちプレイヤーであることを表明しよう。これでヘビー女はセックスライフへの安心を感じるはずだ。

 とにかくうろたえず、堂々と対処すること。それがヘビーな雰囲気を軽減させる。
(文=トビタシンイチ/ブログ「トビタシンイチのエロ探検記」

トビタシンイチ(とびた・しんいち)
日夜エロネタを求めて風俗・合コン・ナンパに挑むエロ探検家であり、ライターとしてさまざまな失敗エピソードを紹介している。国内有数の早漏男子という顔も持つ。

『私、結婚します。その前にあなたに会いたかった……』

 
僕もだよハニー!!

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