「芸能人と付き合ってみたい」なんて大マジメにいったら「いい加減に大人になれよ、ピーターパン」と軽くあしらわれるかもしれない。だけど聞いてほしい、ティンカーベル。一般人でも万に1つか億に1つの確率で、超人気女優と知り合うことだってあり得る。そのときにアタフタしてチャンスを逃したら一生後悔するわけで、それなら念のため超人気女優を落とすシミュレーションをしておいた方がいい。ということで、超人気女優と知り合った場合、どうすれば落とせるのか考えてみた。今回のターゲットは佐々木希。
佐々木希といえば、米映画専門サイトTC Candlerが発表した「最も美しい顔100人」にも選ばれた日本を代表する美女。顔立ちはまさに”完璧”で人形のよう。眼力が強くテンションも低めなため、ジャイアン並みの自信家以外はつい相手の機嫌を伺ってしまうだろう。でもそれは、おそらく逆効果。というのも、彼女が『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に出演した際「中学時代はいつも男友達と遊んでいた」といっており、案外”男ノリ”な性格である可能性が高い。
また、別番組では「静かなのは人見知りのせい」とも発言。「緊張するとカミカミになる」とも言っており、確かに『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のコーナーで司会をやったときなどは、現場に行ってサポートしたくなるほどの状況だった。つまり、クールな雰囲気は人見知りや緊張から来るもので、本来は断然男ノリの可能性がある。だから、弱気は厳禁でどんどん攻めるべき。男らしくガンガン勝負すると、それが彼女の心をくすぐるかも。
とはいえ問題は攻め方。まずファーストアプローチに使うのは漬物だ。彼女はブログで「漬物好き」を公言。であれば、知り合ったところで「そういえば漬物好きですよね。俺、家にぬか床あるんですよ。今度、自作の漬物持ってきますね」と、ぬかを掻き回す手つきを見せながらアピールだ。漬物の話をする男なんてほとんどいないから、たぶん一歩リードできる。「実家の味には及ばないだろうけどさ」なんて、はにかんでおくのもいい。
漬物きっかけで話す機会が増えてきたら禁断の作戦「いつの間にかガン見させてるプロジェクト」を決行だ。佐々木希は『おしゃれイズム』にて「恋したらその人をひたすらガン見してアピールする」と大胆発言。ここにも”男ノリ”な一面が見え隠れするのだが、これを逆手にとったのがこのプロジェクト。一般ピープルな僕たちが佐々木希からのガン見を待っていたら、いつの間にか新年を迎えるので、それならこちらがワザと相手の視界に入りまくって、佐々木希がガン見しているかのような状況を作り出そう。
「好きになるとガン見する」という佐々木希の行動パターンを利用し、こちらから「佐々木希が自分をガン見している」ような形にしてしまう。そうすれば、もしかすると本人も「あれ、私あの人のことまた見てる。これってもしかして…例のやつ?」なんて、恋と勘違いするかもしれない。
それと、佐々木希にアプローチする場合、いわゆる「恋の駆け引き」はNGと考える。やや猫的な顔立ちから「小悪魔な一面を持っているかも」なんて気もしてしまうが、おそらくその心配は不要。それを証明するのが通称『ぐるナイ』(日本テレビ系)の人気コーナー「グルメチキンレース・ゴチになります!」でのワンシーンだ。
昨年末、レギュラーとして頑張っていたのぞみんはクビ宣告を受けてしまった。美しきのぞみんがクビ。悲しみにくれる。となると当然、視聴者が期待するのはのぞみんの涙。ここで泣けば最高の映像が手に入る。だけど泣かない。なかなか泣かない。田山涼成が泣いてるのに、なぜか羽鳥アナまで泣いてるのに、のぞみんは泣かない。田山涼成がワンワン泣いたときはのぞみんもかなりキテたけど、それでも泣かない。だから、田山涼成の号泣というそれほど求めていない映像ばかりになってしまった。
あそこで泣けば完璧なのに、泣かない。むしろ我慢しているかのよう。これが恋の駆け引き不要の理由。のぞみんは計算で行動しないのだ。美系の女性芸能人にとって、あんなにオイシイ泣き場面はない。好感度アップする最高のシーン。だけどのぞみんは無理に泣かないのだ。
それなら、恋でも計算ずくの行動や駆け引きは求めないはず。実際、BS-TBSの『non-noTV』でも「小悪魔っぽい」といわれることを露骨に嫌がっている。もしかすると、ゴチで共演した江角マキコと似ているのかもしれない。江角マキコも、のぞみんのクビには妙に落ち込んでいたし。
ところで皆さん、いつの間にか筆者トビタが佐々木希のことを「のぞみん」と呼んでいることに気付いただろうか。これについては謝るしかない。だって彼女のことを調べるうちに、好きになっちゃったんだもん。クビ宣告のシーンを見てたら、田山涼成に負けないくらい泣いちゃった。田山涼成を「たーさん、たーさん」と呼ぶのぞみんを見て、なんて良い娘なんだと。こういう計算のない女性こそ必要なのだと。
その美貌やクールな印象からどうも近寄りがたい雰囲気はあるけど、そこは勇気を振り絞ろう。のぞみんを落とすには、幕末の武士並みに正々堂々と告白することだ!
(文=トビタシンイチ/ブログ「トビタシンイチのエロ探検記」)
トビタシンイチ(とびた・しんいち)
日夜エロネタを求めて風俗・合コン・ナンパに挑むエロ探検家であり、ライターとしてさまざまな失敗エピソードを紹介している。国内有数の早漏男子という顔も持つ。