世界的作家パウロ・コエーリョ作の大ベストセラー『ベロニカは死ぬことにした』が舞台化され、1月31日から2月5日まで六本木の俳優座で上演される。
この作品は、うつ病と診断されて、残り1週間しかない命の中、精神病院に入れられ、患者たちと過ごすうちに、誰しもが人生を必死に生きようとしていることに気付いたベロニカが、どこまで自分を変えることができるか、というのがテーマだ。
日本において『ベロニカは死ぬことにした』といえば、真木よう子が大胆なオナニーシーンで爆乳を披露した映画として有名だ。その後の彼女の活躍は周知の通り。2005年に映画化されたこの作品は、真木本人は納得のいくものではなかった部分もあるようだが、事実として、真木よう子にとってスターダムへの鍵でもあり、ターニングポイントともなる作品であった。
今回の舞台版『ベロニカは死ぬことにした』の主演は、初主演映画で堂々とヌードを披露した『白日夢』や、人形になりきった写真集『人形鏡』など、常に新しいことにチャレンジし続ける女優・西条美咲。映画・舞台など確実に経験を積み、女優としての輝きを増し続ける西条にとって今回の舞台は、ヌードになることが挑戦なのではなく、舞台という空間を生かし、いかに下品にならずに、かつエロティックに観客を魅了するのか、が課題になるだろう。ベロニカが死の直前に行う「最大限の自己解放の象徴」としての全裸でのオナニーと絶頂。西条の”女優力”が試される舞台ともいえる。
演出は、『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』、『大切なことはすべて君が教えてくれた』(共にフジテレビ系)など、テレビドラマの売れっ子演出家・西浦正記氏が手掛け、エド・はるみ、酒井敏也、高樹澪など、テレビでも活躍する豪華でユニークな顔ぶれが揃っている。
本舞台は15歳以下入場禁止となっており、「リアル以上にリアルな全裸オナニーシーン」が上演される可能性が高い。関係者いわく、30人ほどのキャストとスタッフが見守る中で、西条美咲の全裸のオナニーシーンの特訓が繰り返され、オナニーシーンの歴史に輝く、見応えのある激しくも幻想的な仕上がりになっているという。
メンズサイゾーが関係者への取材を通して入手した台本を以下に抜粋引用する。
ベロニカは自分の乳房を掴む。
ゆっくりと、揉み始める。(中略)
ベロニカは微笑む。
ベロニカの手の動きが、次第に激しくなる。
ベロニカは性器に手を伸ばす。
ベロニカは衣服をはぎ取り、全裸になる。
ベロニカは乳房を揺らしながら、性器をかきまわす。
ベロニカは一度目の絶頂を迎え、叫ぶ。(中略)
ベロニカは再び、性器に手を伸ばす。
患者たちが集まって来る。
一度目よりも激しく、ベロニカは快楽を追求する。
ベロニカは全ての患者に見つめられながら、圧倒的な絶頂に至る。
ベロニカの胸が上下する。
「一生懸命に生きていく力、それは自らの中にある」という真面目なテーマを、生々しい全裸オナニーシーンで表現する異色舞台『ベロニカは死ぬことにした』。真面目な芸術作品に触れながら、生で女優のフルヌードを堪能できるのも、まさに舞台芸術の醍醐味。しかし、本当に「全裸オナニーシーン」は可能なのだろうか?詳細は公式サイト(http://etoile-film.jp/)で確認してもらいたい。
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