マルモリからマルサへ!? ”芦田マネー”に送られるコワい視線

稼ぎすぎて、まいっちゃった?

 2011年に大ブレイクした子役の芦田愛菜。一部ではその殺人的なスケジュールも心配されたが、見事に2011年の「顔」として日本中を魅力し続けた。その疲れからなのか、大みそかの『NHK紅白歌合戦』では転びそうになる場面もあったが、マルモリダンスを披露して1年の最後の日まで元気に活躍する姿を見せてくれた。

 昨年は、大ブレイクのきっかけとなったドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)に『南極大陸』(TBS系)、バラエティでは『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)で”史上最年少MC”に抜擢されるなど、まさに引っ張りダコ。CMも「アデランス」や「ブルボン」など10数本に出演し、テレビ界を席巻した。さらに、映画でも主演を務めた『うさぎドロップ』など3本に出演。その多忙ぶりはいまや芸能界でもトップクラスだろう。

 しかし、一年中引っ張りダコだったということは、それだけ収入が増え、高額納税者になったということだ。現在発売中の「週刊新潮」(新潮社)に「2億円は稼いだ芦田愛菜ちゃん きっと”マルサ”が狙ってる!?」という記事が出ている。

 記事によると、CMのギャラは1本2,000万円近く、期間限定などの単発モノでも500万円程度にまで跳ね上がる。ドラマやバラエティへの出演はいずれも1本100万円の大台を超えており、ざっと概算して、彼女の稼ぎ出した数字は2億をゆうに上回るというのだ。もちろんその全てが懐に入るわけではなく、それぞれ事務所と配分することになるが、納税額はゆうに数千万円にのぼるはず。そうなると、当然目をつけてくるのが「マルサ」と呼ばれる国税専門官だ。

「露出が多くなれば同時に大きなお金が動くのはこの世界の常。それが人気のバロメーターでもありますからね。ただ、芸能界のギャラの流れはプロダクションや代理店が中間にあるので複雑になりがちです。ギャラの上がり幅も大きいので、所得隠しなどの可能性がないかどうか、目を光らせているのではないでしょうか」(芸能界ライター)

 本人にその意識がないのは当然だとしても、7歳にして所得隠しなどの疑惑が報じられれば、イメージダウンは必至だろう。折りしも、子役といえば驚異的な視聴率を記録した『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で次女役を演じた本田望結が注目され、芦田のライバル候補として急浮上している。奇しくも芦田とは同じ年齢、7歳だ。

「芦田は典型的な美少女タイプではないので、成長しても子役のイメージをひきずっていくのではないでしょうか。そうなると、大人になっていくにつれてシビアな状況になってくるのは目に見えています。しかし、ここで大事なのは、芦田の両親がいわゆる”ステージママ”ではないこと。父親は某メガバンク勤務だし、行き詰まった親側が子供の収入頼みで生活しているというケースではありません。そこまで芸能界に執着もないのだとすると、引き際もちゃんとわきまえていると思いますよ」(芸能ライター)

 2012年も映画『LIAR GAME -再生-』『のぼうの城』の公開を控えている芦田。今年もその過密日程を愚痴一つこぼさず、愛くるしい笑顔でこなしてくれるだろう。大人たちの思惑の中で”マルモリからマルサへ”という急転直下の展開にならなければいいのだが……。
(文=小嶋トモユキ)

『突然マルサがやって来た!~FXで10億円稼いだ元ヒルズ族社長の絶頂と貧民転落~』

 
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