今年2012年の干支は、神秘的な力を持ち天に昇るといわれる伝説の動物・辰。芸能界での24歳、36歳、48歳の「年女」にはどんな顔ぶれが揃っているのだろうか。
まず1988年生まれの24歳だが、ここには今をときめく美女が勢ぞろい。まさに絶頂期の美貌&ボディを備えた佐々木希は2月公開の映画『アフロ田中』で映画オリジナルのヒロインを演じるなど、今ノリにノッている。同じくモデル出身では榮倉奈々と黒木メイサも映画、ドラマ、CMにと活躍著しい。抜群の透明感で人気の堀北真希、個性派女優になりつつある吉高由里子、清純派の代表・新垣結衣の3人は、今年も映画やドラマでその魅力を存分に発揮してくれるだろう。国民的アイドルとなったAKB48からは大島優子と秋元才加が年女になった。中心メンバーとして、過熱するAKB人気をさらに盛り上げてくれるに違いない。
「榮倉はドラマ『最高の人生の終り方~エンディングプランナー~』(TBS系)に出演中で歴史映画『のぼうの城』も今秋公開予定。映画『麒麟の翼~劇場版・新参者~』に出演する新垣とともに、着実に演技の幅を広げています。その『麒麟の翼~劇場版・新参者~』に友情出演する黒木は歌手活動も好調。黒木と同じ事務所で親友としても知られる堀北は、ブレイクのきっかけとなった映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの第三弾『ALWAYS 三丁目の夕日’64』が今月公開されます。4月からはNHKの朝ドラ『梅ちゃん先生』にも主演が決まっていて、同世代の中でもその清楚な美貌と演技力は頭一つ抜けている。もしかしたら、今年は堀北イヤーになるかもしれませんね。吉高も映画『ロボジー』『僕等がいた』の2本が公開予定など、この世代は確実に日本の女優界を引っ張っていく層ですよ」(芸能ライター)。
1976年生まれの36歳になると、色気漂うお姉さん方が並ぶ。年明けに第一子を出産した小雪、癒し系フェロモンにさらに磨きがかかった井川遥、出産後もまったく変わらない美しさの木村佳乃など、どこをとっても主役級の顔ぶれだ。さらに、ドラマ、映画、舞台とそれぞれに活躍する中谷美紀と観月ありさの2大独身美女も同年齢。林家三平と結婚した国分佐智子も忘れてはならないだろう。
「他には、内田恭子、山本モナ(現・中西モナ)、政井マヤ、大橋マキなど女子アナの当たり年でもあるのが特徴です。結婚、出産を経てさらに艶っぽくなり、セカンドブレイクを果たした井川遥はこれからアラフォー女性の憧れになるでしょう。現在公開中の映画『源氏物語 千年の謎』で紫式部役を演じる中谷美紀も同様で、独身女性たちからの支持がさらに強くなりそうです」(同)
1964年生まれの48歳の熟女たちからは、その色香がムンムンと匂い立ってくるようだ。元気できれいな40代の筆頭である真矢みき、いつまでも高い好感度を誇る山口智子に、1981年公開の映画『セーラー服と機関銃』の「快感……」から早31年が経過した薬師丸ひろ子はいまだに映画やドラマで健在だ。高島礼子と杉田かおるの2人からは、えも言われぬ熟女エロスがにじみ出ているし、石原真理とYOUはもはや”こわいものなし”の領域に到達した感がある。
「他にも、参議院議員となった三原じゅん子や荻野目慶子など、濃いメンバーが揃っています。衰えないルックスもさることながら、昭和の時代を生き抜いてきた肝っ玉と数多くの恋を経験してきた色香がミックスされているのがこの世代の醍醐味。なんといっても、24歳組とは2倍の年齢差がありますからね(笑)」(同)。
ちなみに……60歳で年女になったのは中島みゆき、夏木マリ、風吹ジュン、小柳ルミ子、松坂慶子など、こちらも濃すぎるくらいのボリューム感がある面々だ。皆その生き方だけで映画が1本できそうだが、”とても還暦とは思えない”という点は共通している。とにかく、12年に一度のめぐり合わせにハマった彼女たちがどんな輝きを見せるのか、辰年美女たちから一瞬たりとも目が離せない!
(文=小嶋トモユキ)
紗央莉ちゃんも辰年生まれでした