AVデビューは昨年8月。話題沸騰中の国民的アイドルからまさかのAV転身を果たしたやまぐちりこ。デビュー作は奇跡の10万本セールスを記録し、今年1月にSODstar専属となってからもトップクラスの人気を保持し続けている。通常、元大物芸能人のAV活動は数ヵ月間でフェイドアウトしてしまうケースがほとんどで、ここまでの長期間の活動、および人気の保持は非常に稀。ここまでの人気が続いた理由として考えられるのは、一流AV女優にもひけを取らないほどに磨きがかかってきたリアルセックスの魅力に他ならない。特に、『国民的アイドル、性欲、覚醒 やまぐちりこ』(同社)で魅せた肉欲に満ちたまぐわいは、アイドルを超えた魔性のエロスが立ち込める作品としてファンの人気も高い。
その後、5カ月の沈黙を経て、12月8日に発売された作品で、やまぐちりこはとんでもないミラクルを起こすこととなった。なんと、実妹で同メーカー専属女優のやまぐちりくとのセックス姉妹競演を実現。誰にもまねのできない快挙を成し遂げ、スターの貫録を見せつけたのだった。その作品こそ、『やまぐちりこ やまぐちりく 最初で最後の姉妹共演』だ。
気になる内容をレポートしよう。
純白の羽根に包まれて登場した2人は、天使のような微笑を浮かべそっと胸を露わにしていく。その後は、ファンタスティックかつエロティックなイメージシーンが続く。大量の羽根の中でゆっくり横たわり手を取り合ってこちらを見つめるりこりく。その瞳は、観る者を妄想の世界へと無言のままで誘っていくかのよう。他にもイメージシーンが満載で、姉妹仲良くケーキを手作りしていく裸エプロンプレイは、微笑ましくもエッチなフェチショットが満載。鼻先にクリームをつけた2人がふざけあううちに、エプロンの横から乳首がしっかりハミだしていたりする心憎いシーン。
その中で織り込まれた2つのエローシーンはかなりのインパクト。まずは、セックスから始まるのだが、これが1万本以上のAVを鑑賞してきた筆者でも、みたことも感じたこともない独特の興奮に包まれた最高の4Pだったりする。
2つ並んだベッドの上で、それぞれのお相手と抱き合う姉妹。姉のりこは、横目で妹の姿が確認できる位置でしっとりとセックスし、一方、妹のりくは姉にしっかりと背を向けたまま男の目だけを見つめてひたすら羞恥に耐えていく。
一見すると、2人で同時にセックスしているだけのようにも見える。しかし、そうではない。例えばこれが仲良し2人組同士のセックスなら、最後は必ず絶叫合戦に発展していくもの。ところが、実の姉妹ゆえに、最後まで羞恥心を拭うことができず、喘ぎ声すら噛み殺し派手なアクメすらできない。ただ「はぁはぁ」と喉から洩れる吐息の重ね合い、目を反らしたままで終焉を迎えていく。そんな中、よく見ると妹のりくは潮を漏らし、姉のりこはザーメンの一滴まで吸い上げている。緊張と羞恥と背徳感の満ちた空間で、彼女達は静かに興奮したのだ。なんたるスケベな姉妹!!
主観手コキは、姉のりくが妹のりこにチ●ポの扱い方を優しく指導する超妄想プレイ。
りこ「もっと優しく!!」
りく「ん~、こんな感じ?」
りこ「こうやってこうやるの。やってみる?」
りく「うん♪」
剥き出しになった極太チ●ポにローションを垂らして、くすくすと笑いながら秘密の遊びにふけっていく姉妹。テレながらも真剣に指を絡ませるりこと、恥ずかしすぎてふにゃふにゃになってるりくの対照的な姿をじっくり楽しんで欲しいシーンだ。
さて、この貴重な作品はなんと写真集としても楽しめる。
『rico-riku やまぐちりこ×やまぐちりく写真集』(イースト・プレス刊)では、2人共に笑いっぱなしだったという撮影現場の雰囲気が丸々詰まったヌード写真集。動画作品が姉妹ならではの羞恥心が生み出す独特の雰囲気が伝わる傑作なのに対して、写真集は純粋に美形姉妹の無邪気な笑顔を味わえる萌える仕様となっている。
最後の挨拶で「一番楽しい撮影だった」と感想を述べた2人。メイキング映像の中でも本当に仲の良い2人の姿を垣間見ることができるのだが、こんなに仲がいいのなら第2弾では、ぜひレズに挑戦して欲しい願ってしまう。しかし、それを実現させるのは夢の中ということになりそうだ。最初で最後だからこそできた、最強の姉妹競演。果てしなく広がる妄想こそが本作の旨味のひとつなのだから。
(文=文月みほ)
『やまぐちりこ やまぐちりく 最初で最後の姉妹共演』ソフト・オン・デマンド
歴史的な快挙だと思うのです
『rico-riku やまぐちりこ×やまぐちりく写真集』イーストプレス
仲の良さがうかがえます!