ハーフタレントのベッキーの今後を危ぶむ声が、業界内で出始めているそうだ。一時は、レギュラー番組とCMをそれぞれ10本抱えるほど超多忙だったのだが、最近はCMが6本と若干仕事が減少しているようだ。
ベッキーといえば、かつてお笑い芸人の有吉弘行から「元気の押し売り」とアダ名を付けられたように、ポジティブな言動が魅力だ。今年夏に発表された「テレビタレントイメージ調査」(ビデオリサーチ社調べ)では、2年ぶりに女性1位に返り咲いているため、人気も健在のはずなのだが……。
そんな中、バラエティー番組における彼女のポジションも脅かされつつあると「週刊実話」(日本ジャーナル出版)で報じられた。それは、ローラやトリンドル玲奈、シェリーなど新たな美人ハーフタレントが続々と登場しているためだという。バラエティー番組には、快活なハーフの女の子がいたほうが賑やかになるし、画面的に見栄えもいい。ベッキーが仕事量を減らし、マリエがニューヨークの美大に留学したため、バラエティー番組には”ハーフ枠”に空きができ、そこに新人ハーフタレントが入り込んできたと同誌では分析している。
新進気鋭のハーフモデルたちの勢いに、押される形になっているベッキー。彼女は09年から『ベッキー♪#』という名前でミュージシャン活動を開始しており、微妙にキャラを変えたがっている様子もうかがえるが、イマイチ成功しているとは言いがたい。ならば、女優かとも思いきや、目鼻立ちがはっきりしている顔をしているだけに、『のだめカンタービレ』の留学生役ははまり役だったが、日本人を演じる際には違和感が出てしまうため敬遠されやすいだろう。このままでは、マズイと考えたベッキーが、思い切ったイメチェンを図るのではないかと芸能ライターは話す。
「今まで、浮いた話もほとんどなかったベッキーですが、9月には色黒イケメンとジムのプールのジャグジーで親密そうにしているところを『週刊ポスト』(小学館)で報じられました。彼女はタレント活動を開始してから、自ら恋愛を禁止しているとイベントなどで公言するほど、仕事にうちこんできました。スキャンダル処女の彼女だけに、マスコミは初ロマンスかと色めきたっていたわけですが、今後はこれをきっかけに、”オトナの女”としての仕事に重きを置くつもりなのかもしれません」(芸能ライター)
ベッキーも27歳のお年頃であり、彼氏がいたとしても不思議ではない。恋愛して一皮向けた姿も見てみたい気がするのだが……。
(文=上条泡介)
彼女の胸中やいかに?