※イメージ画像 photo by Erik Nardini from flickr20代前半ならまだしも、20代後半あるいは30代の男性にとって、ピチピチの大学生ギャルとの合コンはなかなか緊張するもの。
もちろん、若くてツヤツヤな女の子を落とせば、翌日オフィスに貼り紙をして報告したいほどの大金星だけど、とはいえ自分との年齢差や外見的な若さの違い、また、OLのような社交性や場の空気に合わせる気遣いを持ち合わせていない可能性のある大学生と対決するのは、どこか気後れするという人もいるはず。何より彼女らに「オジサン」と思われるのだけは絶対に避けたい。
勝てば武勇伝、負ければ自らの年齢に哀愁を感じる一人ぼっちの夜。そんな、ピチピチでノリノリな大学生ギャル（ただし20歳以上限定）との合コンに挑む場合、男たち（特に僕たちアラサー男子）はどう戦うべきか。
対策を考えるにあたり、筆者トビタが今年合コンで出会ったピチピチ大学生ギャル32名に緊急アンケートを実施した。彼女らは皆、毎週のように合コンに繰り出している精鋭だ。その結果をもとに攻略法を打ち出していきたい。
まずは合コンに挑む服装だが、予想通り女子大生からは「スーツ必須」の意見が寄せられた。社会人になるとスーツに見慣れて、むしろ私服にドキッとするものだが、そこはあくまで大学生。セオリー通り攻めるべきだ。
ということはつまり、男性陣のスーツスタイルをかなり細かく見られるわけで、合コン当日は結婚式に行くくらいオシャレに配慮したスーツスタイルで臨もう。もし仕事柄、派手なスーツがNGならば、バッグに忍ばせておいて、会場に向かう途中で着替えても良い。
そして場所。アンケートでは、半数以上の女子大生から「新宿・渋谷NG」の声が上がった。ピチピチ大学生ギャルにとって、社会人との合コンの魅力は「大人の雰囲気を感じる」ことらしく、だからこそ、銀座や有楽町付近を望むようだ。ちなみに筆者トビタは、彼女らと渋谷で合コンを連発しており、この意見を聞いたときは、顔を赤らめるくらい恥ずかしくなってしまった。
なお、お店も当然チェーン店はダメ。落ち着いた個室で、かといって高級感が出すぎない、女子大生が気を遣わない程度のお店を選ぼう。
さて、メンツが揃ったら、いざファーストオーダー。ここで男性陣は必ずワインかシャンパンのボトルを入れる。もちろん女の子にも飲むか聞いてみよう。誰か一人くらいは飲む子がいるかもしれないし、「じゃあ、最初の乾杯だけみんなで」という感じでも良い。もっといえば、女の子が飲まなくても、男だけでボトルを入れてほしい。
別に高いものを頼む必要はない。アンケートによると、「いつもボトルを入れてる」という雰囲気だけあれば良いとのことだ。
そして不思議なことに、盛り上がってくると、最初はワインを飲みそうもなかった子が急に手を伸ばしてくる。だから、飲む飲まないにかかわらず、グラスは最初から人数分用意しておいてほしい。
ここまでは徹底的に社会人オーラを出しまくること。いかに”社会人の世界”を感じさせるかが勝負だ。でも、いざ合コンがスタートしたら、社会人的な話題や自慢はゼッタイNG。ピチピチ女子大生にとって一番興味がないのは、仕事の話。また、「本当若いね！」とか「WANDSって知ってる？」みたいな年齢差を感じさせる話題も厳禁。反対に、若さに合わせようと無理にハッスルするのもダメ。ちなみに「ハッスル」という単語も大学生には使用禁止だ。とにかく、トークの内容を大学生仕様に変えるのが一番マズイのである。
例を挙げると、「きゃりーぱみゅぱみゅって何者なの？」は年齢差を感じさせるからダメで、反対に「きゃりーってメチャクチャぱみゅってるよね」というのは若さを演出しようとしてダサくなるパターン。それなら「好きなタイプ？ ああ、最近はね、きゃりーぱみゅぱみゅ。性格は分からないんだけど顔が好み」という感じで、さりげなく出すのが良い。
トークではとにかく「大学生だから」という感覚を捨て、ニュートラルなトーンを目指すのが良さそうだ。
そしてお会計。アンケートに答えた女子大生ギャルたちからは、「おごりは当然で、男からお金を徴収する姿も見たくない。誰かがカードで一括払いするのがベスト」なんて意見が多数。お金のやり取りは合コン前に済ますか、後でコソコソ行うか、そのどちらかだ。
「結局金かよ！」と突っ込まれてしまうかもしれないが、しかし女子大生ギャルの99％は「社会人＝リッチ」という付加価値を期待している。であれば、そこを避けるより、他を節約してでもリッチさを利用したほうが、同年代を合コンで落とすよりイージーとも言える。そう、”リッチさ”さえ演出できれば、ピチピチ大学生ギャルとの合コンは大チャンスなのだ！
（文＝トビタシンイチ／ブログ「トビタシンイチのエロ探検記」）
トビタシンイチ（とびた・しんいち）
日夜エロネタを求めて風俗・合コン・ナンパに挑むエロ探検家であり、ライターとしてさまざまな失敗エピソードを紹介している。国内有数の早漏男子という顔も持つ。
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