【連載】本多圭のオトコとオンナの芸能恥話

竹内結子、また共演者と交際の噂 離婚で本当に許せなかった女優は……

芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、芸能界の裏側に横たわるオトコとオンナの深い業を掘り起こします。

 堺雅人と竹内結子の交際が噂されているが、昨年1月に二人が共演した映画『ゴールデンスランバー』を見た時から、筆者は交際に発展すると予感していた。というのも、これまでの竹内の男性遍歴は非常に分かりやすく、共演者絡みが多かったからだ。

 1999年に、竹内はNHK連続小説『あすか』のヒロインに抜てきされて注目を浴びたが、共演者の藤木直人ではなく、藤木のマネジャーで18歳年上の男性との”不倫同棲”が発覚。所属のスターダストプロモーションを慌てさせた。そのマネジャーと破局後、TBSドラマ『白い影』で共演した上川隆也とバリ旅行が発覚。その後、竹内のマンションから上川が朝帰りする現場を撮られて、熱愛と騒がれた。しかし、上川とも破局。破局した年には、フジテレビの『ランチの女王』で共演した堤真一と食事デートが目撃されたが、熱愛には発展しなかった。

 その後、映画『いま、会いにゆきます』(2004年)で共演した中村獅童と”できちゃった婚”して、長男が誕生したが、06年7月に獅童が起こした酒気帯び運転がキッカケで浮気がばれ、”泥沼離婚騒動”に発展。不倫相手として名前が挙がったのが、酒気帯び運転中に助手席に座っていた岡本綾だった。だが、それ以外にも、獅童の元カノの篠原ともえや鈴木砂羽、そして高岡早紀の名前も挙がったものだ。

 当時、筆者はスターダストの幹部に頻繁に接触していた。幹部は「竹内が本当に許せないのは、高岡早紀との関係ですよ。離婚を決意させたのは、高岡の存在です」と語っていた。筆者が「余計なことかもしれないが、夫婦仲がこじれるというのは亭主だけでなく、女房にも問題がある。竹内は家事を一切やらないらしいですね」と言ったら、この幹部は沈黙したのを記憶している。どっちもどっちの夫婦だったのだ。

 離婚後の竹内は、子育てと女優の仕事を両立させている。一方、筆者が堺を知ったのは遅まきながら、04年に放送されたNHK大河ドラマ『新選組!』で山南敬助を演じた時で、なんと個性的で演技力のある役者だと感動した。その後、堺の所属事務所が田辺エージェンシーで、しかも、オーナーの田辺昭知自身が彼を見初めて所属させたと聞き、さらに興味を持った。

 田辺社長は一世を風靡したザ・スパイダースのドラムでリーダー。グループ解散後、田辺エージェンシーを設立。芸能プロの業界団体である日本音楽事業者協会の理事長にも就任したが、歴代の理事長の中では、故・渡辺晋さんに継ぐ、人望のある人物だ。その彼のメガネに狂いはない。田辺の幹部は筆者に「こんな逸材は今まで見たことがない」と太鼓判を押して、「『ゴールデンスランバー』の堺は、最高の演技をしている」と絶賛していた。そのアピールにつられて、映画を見た。

 だが、仕事柄、映画の出来よりも堺と竹内の関係が気になった。竹内は、いい芝居をする共演者にことごく惚れている。一方、堺は富田靖子と交際していたものの、すでに破局していたからだ。

 二人は付き合ってもおかしくない――そんな予感から1年半。堺と竹内との交際が発覚した。筆者の最新情報では、竹内は堺に5歳の長男を会わせたという。中村獅童と違って、堺を知る映画関係者によれば、演技だけではなく、女性に対してもマジメな男だという。竹内のワガママを許せる男かもしれない。二人が幸せになることを期待したい。
(文=本多圭)

『ゴールデンスランバー』

 
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