エロ業界の鉄人・所沢ショーイチのハメ歴史 30回

【ネットナンパ】韓国人女性に対する幻想

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Illustrate by ながおか

 韓国デリヘルの写真修正のひどさについてご存じだろうか?

 もしご存じでなければ「韓デリ」とでもググってもらい、韓国デリヘルのサイトをのぞいてみていただきたい。だいたいどの店も在籍している女性の顔写真をプロフィールとともに掲載しているのだが、みんな見事に同じような顔をしているのだ。小顔でおメメがパッチリで、巨乳でウエストがくびれていて透き通るような白い肌……。

 髪形や服装の違いこそあれ、遠目にはみんな同じ人物に見えてしまうこともしばしば。これはひと昔前の風俗店で言うところのパネルマジックというヤツだ。

 在籍している女性の写真をPhotoshopなどのレタッチソフトで加工修正して本物の300%増しの美人に仕立て上げ、ネット指名や写真指名で客を呼び込むという半ば詐欺みたいな行為である。

 この詐欺行為は世間に知れ渡ってきているが、まだまだだまされてしまう人が後を絶たないようだ。まぁ、安くて気持ち良くヌければそれで良し! という筆者みたいなタイプにとって、だまされることはさほど重要ではないのだが……。

 筆者が韓デリにハマっていたのは2002年の日韓ワールドカップの前後数年間ほどだった。当時はPhotoshopによる写真の詐欺行為ではなく、韓国のタレントやモデルの写真を掲載して在籍を装うという手段が横行していた。現在の写真詐欺は元の素材が本人であるだけ、まだマシだと言えよう。あのころはまったくの別人が振り替えられてやって来るというのが当たり前の世界だったのである。

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 しかし、それでもなお筆者が韓デリにハマっていたのにはワケがあった。それは、「生中出し」の一点。当時の韓デリ嬢の多くは生挿入OK、生中出しOKというケースが実に多かったのだ。若くてスリムでそこそこ見られるレベルの娘にリーズナブルな料金で生中出しできるという点が、他の日本発の風俗業界をはるかに凌駕していたのである。

 新宿、大久保、鴬谷それぞれになじみの店を見つけて足しげく通ったものだった。

 そして現在。風俗遊びよりも出会い系で遊ぶ回数が増えてしまった筆者が、いつものように愛用の出会える系サイト【PC★MAX】をめぐっていると、あっさりとデートの約束を取り付けることに成功した。

 お相手は韓国からの留学生で20歳のミナちゃん。故郷を離れて寂しいから、余裕のあるステキなおじさんを探しているとのことだった。

 久しぶりに韓国女性とエッチできる! と期待で胸を膨らませて待ち合わせ場所に向かった。約束の時間ちょうどに筆者の携帯電話にミナちゃんから連絡がきた。待ち合わせしやすいようにとあらかじめお互いの電話番号を教え合っていたのだ。

 まだ日本語にあまり慣れていないのか、たどたどしい感じで筆者の服装を聞いてくるミナちゃん。聞き取りやすいようにゆっくりと服装を伝えると、「アっ、ワカリマシタ!」と突然電話が切られた。

 その直後、スタスタと小走りで筆者に駆け寄ってくる娘を発見した。パっと見た感じは『冬のソナタ』のヒロイン役であるチェ・ジウを一回り細くして小さくした感じのかわいらしい、娘だ。

 どうかこの娘がミナちゃんでありますように! と神に祈る筆者。ミナちゃんは写メを公開していなかったので、どんな容姿なのかまったく分かっていなかったのだ。

 その娘は真っすぐ筆者に近づいてきて、「ショーイチさん、お待たせしました。ミナです。」と語り掛けてきた。ビンゴ!! である。ニヤけてしまいそうな顔を必死に取り繕い、「うん、今日はよろしくね!」とお返事。

 するとミナちゃんはニコっとほほ笑んで筆者の手を取り腕を組んできたのである。こ、こいつかわいいなチクショーってなもんである。

 身長は150センチちょっとで小柄でスリムな体形。Tシャツにミニスカートという格好だったので、肌の露出量がかなり多めのミナちゃん。

 筆者のジュニアは最初に話し掛けられた時からギンギンにいきり立っていたので、腕を組んで歩くという動作だけで射精しかねない勢いだ。なんとか気をそらそうと歩きながら会話に集中することにした。

 「日本語上手だね」と褒めると、「ううん、まだまだ勉強中です。日本語ムズカシイです」と照れながら謙遜するミナちゃん。またこの照れる様子がかわいくてたまらない! 「それに日本の女の子よりもずっとかわいいよ」と畳み掛けてみた。

 すると「アリガトウございます。でもショーイチさんも優しそうな人なのでワタシうれしいです」とコチラを持ち上げてきたのである。

 くぅーっ、こいつマジでかわいいな! ますますボルテージが上がってしまった。

 こうしてラブラブ感満載でホテルに到着。ウキウキの筆者は、ちょっと見えを張ってグレードの高いホテルを選択してしまった。

 部屋の広さとキレイさに喜ぶミナちゃん。筆者は紳士ぶってそんなミナちゃんを見守っていたのだが、ミニスカートからチラチラとのぞく白いパンティーがまぶしすぎて凶器のようだった。

 そんなお預け状態のまましばらく会話を続けた後、別々にシャワーを浴びていよいよベッドイン。

 「ワタシ、クリトリス舐められるの大好き」というミナちゃんの要望に応えるべく、一心不乱に陰核を舐め回す筆者。ミナちゃんの女性器は無味無臭だったおかげで、飽きることなくねっとりと舐めることができた。

 数十分は舐め回していただろうか、ミナちゃんの陰部は筆者の唾液と彼女自身の愛液でビチャビチャのズブ濡れ状態。

 するとミナちゃんは「ワタシもショーイチさんの舐めてあげますね」と提案してきてくれた。しかし、うれしい申し出ではあるが「ありがとね。でも、もう我慢できないからそろそろ入れたいな」とフェラチオを断る。

 早漏という宿あを抱えてしまっている己を呪いたくもなるが、まぁその分回数をこなせるスタミナを持ち合わせているので良しとするべきか?

 仰向け状態でベッドに横たわるミナちゃんにディープキスをしながら、ズブ濡れの膣に肉棒を挿入しようとした。

 その時である。

 「ダメ、ダメ、ダメー! ゴム着けて!!!!」といきなり大声を上げるミナちゃん。

 ああ、条件反射ってヤツである。韓デリでさんざん韓国女性に中出しをキメてきた筆者にとって、韓国女性相手に生挿入するのは当たり前の行為となっていたのだ。

 なんの悪気もなかったのだが、ミナちゃんにしてみれば「いきなり生で挿入しようとする最低なヤツ」に思えてしまっても不思議ではないだろう。

 言われるがままにゴムを装着して挿入したのだが、せっかくココまで盛り上がってきた気分がフっ飛んでしまった。そして尻すぼみのままフィニッシュ。

 うーん、なんとも後味の悪いSEXであった。事が終わるとミナちゃんは股間部分をティッシュでふき取りパンティーを穿きだした。どうやらシャワーも浴びずに、このまま帰る様子だ。

 もちろん筆者は生で挿入しようとしたことを謝罪したのだが、機嫌を損ねたミナちゃんは聞く耳を持ってくれなかった。

 ホテルを出ると、無言で駅に向かい始めるミナちゃん。ついて来るなと言わんばかりのオーラを放っていたので、追い掛けることができなかった。筆者はその場で携帯電話を取り出しミナちゃんあてに謝罪のメールを送ったのだが、もちろん返信はナシ。

 いやぁ、失敗したなぁ。同じ過ちを繰り返さないようにせねばと反省しきりである。

 まぁ、賠償を求められなかっただけラッキーだったと言えるのかもしれない。

(文=所沢ショーイチ)

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